表21-6は、この項で説明している任意データ・セット・インタフェース関数を示しています。
表21-6 任意データ・セット関数
| 関数 | 用途 |
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新規のスケルトン・インスタンスを |
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指定の継続時間に対して |
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現行の位置にあるインスタンスに対応する |
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構文
sword OCIAnyDataSetAddInstance ( OCISvcCtx *svchp,
OCIError *errhp,
OCIAnyDataSet *data_set,
OCIAnyData **data );
パラメータ
OCIサービス・コンテキストです。
OCIエラー・ハンドルです。エラーがある場合は、errに記録され、OCI_ERRORが戻されます。OCIErrorGet()をコールして診断情報を取得します。
新規インスタンスを追加するOCIAnyDataSetです。
新規に追加するインスタンスに対応するOCIAnyDataです。(*data)がNULLの場合、新規のOCIAnyDataはOCIAnyDataSetと同じ継続時間の間割り当てられます。(*data)がNULL以外の場合は再使用されます。このOCIAnyDataは、後でOCIAnyDataConvert()コールを使用して構成したり、OCIAnyDataAttrSet()コールまたはOCIAnyDataCollAddElem()コールを使用してピース単位で構成することができます。
コメント
このコールは、このスケルトン・インスタンスをOCIAnyDataパラメータを介して戻します。このインスタンスは、後でOCIAnyData APIを呼び出して構成できます。
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注意: 古い値は破棄されません。一連のコールを開始する前に、(*data)が指し示す古い値を破棄し、(*data)をNULLポインタに設定する必要があります。戻されたOCIAnyDataでは、(OCIType情報またはデータ部分の)ディープ・コピーは行われません。このOCIAnyDataは、OCIAnyDataSetの割当て時間を超えて使用することはできません(OCIAnyDataSetへの参照と同様です)。戻されたOCIAnyDataをこの関数に対する後続のコールで再使用すると、新規のデータ・インスタンスをOCIAnyDataSetに後で追加できます。 |
構文
sword OCIAnyDataSetBeginCreate ( OCISvcCtx *svchp,
OCIError *errhp,
OCITypeCode typecode,
const OCIType *type,
OCIDuration dur,
OCIAnyDataSet **data_set );
パラメータ
OCIサービス・コンテキストです。
OCIエラー・ハンドルです。エラーがある場合は、errに記録され、OCI_ERRORが戻されます。OCIErrorGet()をコールして診断情報を取得します。
OCIAnyDataSetに対応する型コードです。
OCIAnyDataSetに対応する型です。型コードが組込みの型(OCI_TYPECODE_NUMBERなど)に対応している場合、このパラメータはNULLにできます。また、ユーザー定義型(OCI_TYPECODE_OBJECT、OCI_TYPECODE_REF、コレクション型など)の場合は、NULL以外になります。
OCIAnyDataSetが割り当てられる継続時間です。次のいずれかです。
初期化済のOCIAnyDataSetです。
パラメータ
OCIサービス・コンテキストです。
OCIエラー・ハンドルです。エラーがある場合は、errに記録され、OCI_ERRORが戻されます。OCIErrorGet()をコールして診断情報を取得します。
解放されるOCIAnyDataSetです。
パラメータ
OCIサービス・コンテキストです。
OCIエラー・ハンドルです。エラーがある場合は、errに記録され、OCI_ERRORが戻されます。OCIErrorGet()をコールして診断情報を取得します。
初期化済のOCIAnyDataSetです。
構文
sword OCIAnyDataSetGetCount( OCISvcCtx *svchp,
OCIError *errhp,
OCIAnyDataSet *data_set,
ub4 *count );
パラメータ
OCIサービス・コンテキストです。
OCIエラー・ハンドルです。エラーがある場合は、errに記録され、OCI_ERRORが戻されます。OCIErrorGet()をコールして診断情報を取得します。
正しい形式のOCIAnyDataSetです。
OCIAnyDataSet内のインスタンス数です。
構文
sword OCIAnyDataSetGetInstance ( OCISvcCtx *svchp,
OCIError *errhp,
OCIAnyDataSet *data_set,
OCIAnyData **data );
パラメータ
OCIサービス・コンテキストです。
OCIエラー・ハンドルです。エラーがある場合は、errに記録され、OCI_ERRORが戻されます。OCIErrorGet()をコールして診断情報を取得します。
正しい形式のOCIAnyDataSetです。
インスタンスに対応するOCIAnyDataです。(*data)がNULLの場合、新規のOCIAnyDataはOCIAnyDataSetと同じ継続時間の間割り当てられます。(*data)がNULL以外の場合は再使用されます。
構文
sword OCIAnyDataSetGetType ( OCISvcCtx *svchp,
OCIError *errhp,
OCIAnyDataSet *data_set,
OCITypeCode *tc,
OCIType **type );
パラメータ
OCIサービス・コンテキストです。
OCIエラー・ハンドルです。エラーがある場合は、errに記録され、OCI_ERRORが戻されます。OCIErrorGet()をコールして診断情報を取得します。
初期化済のOCIAnyDataSetです。
OCIAnyDataSetの型に対応する型コードです。
OCIAnyDataSetに対応する型です。OCIAnyDataが組込みの型に対応している場合は、NULLになります。