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Oracle® Call Interfaceプログラマーズ・ガイド
11g リリース2 (11.2)
E50264-03
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OCIロケールマッピング関数

表22-3 は、この項で説明しているOCIロケールマッピング関数を示しています。

OCIロケールマッピング関数は、キャラクタ・セット名、言語名および地域名に対して、Oracle Database、Internet Assigned Numbers Authority (IANA)および国際標準化機構(ISO)の名前との間で、名前マッピングを実行します。

表22-3 OCIロケールマッピング関数

関数 用途

「OCINlsNameMap()」


Oracle Databaseキャラクタ・セット名、言語名および地域名をInternet Assigned Numbers Authority (IANA)および国際標準化機構(ISO)の名前との間でマップします。


OCINlsNameMap()

用途

Oracle Databaseキャラクタ・セット名、言語名および地域名をInternet Assigned Numbers Authority (IANA)および国際標準化機構(ISO)の名前との間でマップします。

構文

sword OCINlsNameMap ( void             *hndl, 
                      OraText          *buf, 
                      size_t           buflen, 
                      const OraText    *srcbuf, 
                      uword            flag );

パラメータ

hndl (IN/OUT)

OCI環境ハンドルまたはユーザー・セッション・ハンドルです。ハンドルが無効の場合、関数はOCI_INVALID_HANDLEを戻します。

buf (OUT)

宛先バッファを指します。関数がOCI_SUCCESSを戻す場合、パラメータには要求された名前にNULLで終了する文字列が含まれています。

buflen (IN)

宛先バッファのサイズです。グローバリゼーション・サポート名の格納を保証するには、OCI_NLS_MAXBUFSZのサイズをお薦めします。宛先バッファのサイズが名前の長さより小さい場合、関数はOCI_ERRORを戻します。

srcbuf (IN)

NULLで終了するグローバリゼーション・サポート名へのポインタ。無効な名前の場合、OCI_ERRORが戻されます。

flag (IN)

名前マッピングの方向を指定します。次のいずれかの値です。


OCI_NLS_CS_IANA_TO_ORA: キャラクタ・セット名をIANAからOracle Databaseにマップします。
OCI_NLS_CS_ORA_TO_IANA: キャラクタ・セット名をOracle DatabaseからIANAにマップします。
OCI_NLS_LANG_ISO_TO_ORA: 言語名をISOからOracle Databaseにマップします。
OCI_NLS_LANG_ORA_TO_ISO: 言語名をOracle DatabaseからISOにマップします。
OCI_NLS_LOCALE_A2_ISO_TO_ORA: ロケール名をA2 ISOからOracle Databaseにマップします。
OCI_NLS_LOCALE_ORA_TO_A2_ISO: ロケール名をOracle DatabaseからA2 ISOにマップします。
OCI_NLS_TERR_ISO_TO_ORA: 地域名をISOからOracle Databaseにマップします。
OCI_NLS_TERR_ORA_TO_ISO: 地域名をOracle DatabaseからISOにマップします。
OCI_NLS_TERR_ISO3_TO_ORA: 地域名を3文字のISO略称からOracle Databaseにマップします。
OCI_NLS_TERR_ORA_TO_ISO3: 地域名をOracle Databaseから3文字のISO略称にマップします。

戻り値

OCI_SUCCESSOCI_INVALID_HANDLEまたはOCI_ERROR