表23-2は、この章で説明しているOCI XML DB関数を示しています。
表23-2 OCI XML DB関数
関数 | 用途 |
---|---|
「OCIBinXmlCreateReposCtxFromConn()」 |
メタデータ接続コンテキストを作成します。 |
「OCIBinXmlCreateReposCtxFromCPool()」 |
メタデータ接続コンテキストの接続プールを作成します。 |
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転送されるイメージがバイナリのXMLフォーマットであることを指定します。 |
「OCIBinXmlSetReposCtxForConn()」 |
データ接続をメタデータ接続に関連付けます。 |
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XMLコンテキストを解放します。 |
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データベースからのXMLデータのXMLコンテキストを初期化します。 |
構文
sword OCIBinXmlCreateReposCtxFromConn ( OCIEnv *env, OCISvcCtx *svcctx, OCIError *err, OCIBinXmlReposCtx **ctx);
構文
sword OCIBinXmlCreateReposCtxFromCPool ( OCIEnv *env, OCICPool *cpool, OCIError *err, OCIBinXmlReposCtx **ctx);
用途
XML文書についてクライアントとサーバーの間で転送されるイメージが、バイナリのXMLフォーマットであることを指定します。将来は、すべての通信にバイナリのXMLフォーマットが使用されます。このフォーマットを設定できるのは、バイナリXML対応アプリケーションのみです。
構文
xmlctx *OCIXmlDbInitXmlCtx ( OCIEnv *envhp, OCISvcCtx *svchp, OCIError *errhp, ocixmldbparam *params, ub4 num_params );
パラメータ
OCI環境ハンドルです。
OCIサービス・ハンドルです。
OCIエラー・ハンドルです。
オプションで使用可能なこの配列の値は、OCIの継続時間(デフォルト値はOCI_DURATION_SESSION
)または次のプロトタイプのユーザー登録コールバックであるエラー・ハンドラのいずれかに対するポインタです。
void (*err_handler) (sword errcode, (const OraText *) errmsg);
err_handler
の2つのパラメータは次のとおりです。
数値のエラー値です。
エラー・メッセージ・テキストです。
params
から読み取られるパラメータ数です。 num_params
の値が配列params
のサイズより大きい場合、予期しない結果が発生します。