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Oracle® Call Interfaceプログラマーズ・ガイド
11g リリース2 (11.2)
E50264-03
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非推奨の文関数

表E-3は、この項で説明している非推奨の文関数を示しています。

表E-3 非推奨の文関数

関数 用途

OCIStmtFetch()


問合せから行をフェッチします。


OCIStmtFetch()

用途

問合せから行をフェッチします。この関数は非推奨です。OCIStmtFetch2()を使用してください。

構文

sword OCIStmtFetch ( OCIStmt     *stmtp,
                     OCIError    *errhp, 
                     ub4         nrows,
                     ub2         orientation,
                     ub4         mode );

パラメータ

stmtp (IN)

文(アプリケーション要求)ハンドルです。

errhp (IN)

エラー発生時の診断情報のためにOCIErrorGet()に渡すエラー・ハンドルです。

nrows (IN)

現行の位置からフェッチされる行数です。

orientation (IN)

リリース9.0より前で使用可能な値は、OCI_FETCH_NEXT (デフォルト値)のみです。

mode (IN)

OCI_DEFAULTを渡します。

コメント

プリフェッチされた行で間に合う場合、フェッチ・コールはローカル・コールになります。ただしこれは、アプリケーションに対して透過的に行われます。

LOB列が読み取られる場合、LOBロケータに対して実行される後続のLOB操作のために、それらのロケータがフェッチされます。LONG列の場合、プリフェッチはオフになります。

この関数は、次のエラーのいずれかが発生するとEOFOCI_NO_DATAおよびOCI_SUCCESS_WITH_INFOを戻します。

  • ORA-24344 - 正常に終了しましたが、コンパイル・エラーがあります。

  • ORA-24345 - 切捨てまたはNULLフェッチ・エラーが発生しました。

  • ORA-24347 - 警告: グループ関数にNULL列があります。

nrowsパラメータに0 (ゼロ)を設定してOCIStmtFetch()をコールした場合は、カーソルが取り消されます。

OCI_ATTR_ROWS_FETCHEDを使用して、最後のフェッチ・コールでユーザーのバッファに正常にフェッチされた行数を検索します。