この項では、Oracle Data Mining APIの新機能について説明します。次の項が含まれます:
| 関連項目:新しい機能と、Oracle Data Mining 11gリリース1で非推奨となった機能については、Oracle Data Mining概要を参照してください。 | 
Oracle Data Mining Java APIは、このリリースでは非推奨です。
| 注意:新しいアプリケーションでは、非推奨となった機能を使用しないことをお薦めします。推奨されない機能は、下位互換性を維持する目的のみでサポートされています。 | 
この項では、Oracle Data Mining 11.2のPL/SQL APIで導入された変更のリストを示します。
相関ルールによるネイティブ・トランザクショナル・データのサポート
Oracle Data Mining 11gリリース2 (11.2)では、先にトランザクショナル・データを変換しなくても、相関ルール・モデルを作成することができます。
SVMクラスの重みをCLAS_WEIGHTS_TABLE_NAMEで指定
以前は、SVMクラスの重みは事前確率表で指定していました(CLAS_PRIORS_TABLE_NAME設定)。このリリースでは、SVMクラスの重みとGLMクラスの重みのどちらも、クラスの重みの表で指定します。(CLAS_WEIGHTS_TABLE_NAME設定)。
| 関連項目:『Oracle Database PL/SQLパッケージ・プロシージャおよびタイプ・リファレンス』で、 DBMS_DATA_MINING設定CLAS_WEIGHTS_TABLE_NAMEを参照してください。 | 
DROP_MODELのFORCE引数
重大なシステム・エラーによってモデル作成プロセスが中段された場合、強制的にモデル削除操作を実行できるようになりました。
| 関連項目:『Oracle Database PL/SQLパッケージ・プロシージャおよびタイプ・リファレンス』で、 DBMS_DATA_MINING.DROP_MODELプロシージャを参照してください。 | 
GET_MODEL_DETAILS_SVMに新しいREVERSE_COEFパラメータを追加
モデルの透明性を保つために、モデル作成中に、ADPによって生成される変換をGET_MODEL_DETAILSファンクションが自動的に元に戻します。内部的に使用される変換後の属性の係数は、新しいreverse_coefパラメータを1に設定することによって、SVMモデルで取得できます。これによって、正規化シフトを使用して係数とバイアスが返され、ADPによってスケールが適用されます。
| 関連項目:『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』の DBMS_DATA_MINING.GET_MODEL_DETAILS_SVMに関する説明 |