Oracle Airlines Data Modelの論理データ・モデルは、ビジネス・エンティティとそのリレーションシップを定義し、ビジネスおよびOracle Airlines Data Modelデータ・ウェアハウスのデータ要件への理解を提供します。
この章の内容は次のとおりです。
注意: 属性およびエンティティを使用した完全なダイアグラムを示す図は、Oracle Airlines Data Model IPパッチとともに利用可能です。IPパッチは、追加ドキュメントを含みます。IPパッチの取得の詳細は『Oracle Airlines Data Modelリリース・ノート』を参照し、Oracle Airlines Data Modelパッチ・セットの最新情報はhttps://support.oracle.com のMy Oracle Supportにアクセスしてください。 |
参照エンティティは、データが記録および分析される航空組織内のエンティティや、この組織に関連付けられるエンティティを定義します。参照エンティティは、組織構造の定義に役立ちます。
表2-1に、参照エンティティのリストを示します。
Oracle Airlines Data Modelの検索エンティティは、データ・ウェアハウスの比較的静的なデータまたは記述的なデータの説明です。検索エンティティでは、頻繁に使用される属性の説明を定義します。検索エンティティによって領域が節約されます。これは、参照が行われるファクト表に保持されるのが、小さいキーまたはコードおよび外部キーのみであるためです。Oracle Airlines Data Modelでは、領域を消費する説明を検索表に格納し、参照される各取引の行で説明を繰り返さないようにしています。
表2-2に、検索エンティティのリストを示します。
ベース・エンティティでは、微小レベルの取引データを定義します。ベース表のデータは、導出レイヤーと集計レイヤーをサポートし、高度な分析のデータ・マイニングのソースとして機能します。
表2-3に、ベース・エンティティのリストを示します。
集計表は、異なる次元階層にまたがる異なるレベルでベース・エンティティまたは導出エンティティからロールアップされたデータを保持します。
表2-5に、集計エンティティのリストを示します。
表2-6から表2-8に、論理データ・モデル・エンティティをアルファベット順にリストします。
表2-6 エンティティの説明(AからG)
エンティティ名 | 型 | 説明 |
---|---|---|
リファレンス |
アカウント番号と、各BOOKINGに関連付けられたコスト・センターを指定します。 |
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検索 |
報酬プログラム内で達成可能なアカウント・レベルのドメインの参照。次に例を示します。
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ベース |
ACCOUNT LEVELの変更履歴を指定します。 |
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ベース |
アカウントを対象に転送された収益を表します。 |
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検索 |
顧客がポイントを転送した理由の参照。 |
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検索 |
アカウントのタイプの参照。次に例を示します。
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検索 |
航空機のタイプの参照。たとえば、ボーイング737です。 |
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リファレンス |
AIRCRAFT TYPEに関する情報を指定します。たとえば、AIRCRAFT TYPEがボーイング737の場合、航空機バージョンは800になります。 |
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リファレンス |
1つ以上のフライトの出発地または目的地として機能するIATAが認識する場所を指定します(空港の詳細を含む)。次に例を示します。
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ベース |
補足情報を表します。 |
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リファレンス |
航空会社によって付与されるアワード・バウチャを指定します。 |
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リファレンス |
銀行またはクレジット会社によって発行されたバンク・カード。 |
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検索 |
BANK CARDのタイプの参照。次に例を示します。
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ベース |
乗客ごとの予約を取得します(乗客ごとのセグメント方式)。 予約と乗客の組合せを使用して個別の表にDOCO、DOCS、DOCAが保持されます。乗客に明示的にリンクされたクライアント・インジケータおよび他のサービスを確認してください。 |
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リファレンス |
予約に関連するキャンペーンの詳細を定義します。1つの予約は1つのキャンペーンに関連付けることができます。 |
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リファレンス |
CARRIERの予約クラスとその対応サービス・クラスに関する情報。たとえば、サービス・クラスはエコノミで、予約クラスはA、B、CおよびDになります。この予約クラスは、異なる時点で異なるサービスに分類できます。 |
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集計 |
将来の出発日における予約、キャンセル、確認のステータス(翌日開始)。このファクトの分析の主なディメンションは次のとおりです。
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導出 |
各予約に添付されているBOOKING SPECIAL SERVICE REQUEST、BOOKING REMARK、OPTIONおよびBOOKING OTHER SERVICEの粒度で定義します。 |
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リファレンス |
IATA、グローバル予約システム(GDS)または航空会社によって指定される旅行代理店または航空会社オフィスの指定子。 |
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リファレンス |
代理店ユーザーIDを表します。 |
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リファレンス |
CARRIERの予約の自由形式テキスト。 |
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リファレンス |
予約の乗客情報。次に例を示します。
注意: 座席のない幼児がいる場合のみ、1つの予約に2人の乗客を割り当てることができます。 |
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リファレンス |
乗客の個人情報詳細。次に例を示します。
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リファレンス |
主にキャンペーンの予約に関連付けられた製品情報。 |
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リファレンス |
BOOKINGおよびPASSENGER NAME RECORDの異なる注釈。 |
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リファレンス |
BOOKING時に指定された乗客による座席の指定を表します。1つの座席に複数の指定を割り当てることができます。たとえば、通路側です。 |
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リファレンス |
添乗員(またはかわりに販売担当者/グループ・アナリスト)が次のシーズンのためにシステムにシリーズ・リクエストを入力します。 各シリーズ・リクエストは、一定の座席数、一定のSEGMENTでの片道、一定期間の一定の平日を対象とします。シリーズ自体はBOOKINGとして入力され、そのシリーズの一部であるすべてのBOOKINGも同様の識別シリーズOSI行を持つBOOKINGとして入力されます。特定のシリーズに属するすべての予約は、それがシリーズ自体であるか、そのシリーズに属する実際のBOOKINGであるかを問わず、シリーズ・コンテナにまとめてグループ化する必要があります。 |
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リファレンス |
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リファレンス |
BOOKINGで使用される特別サービス・リクエスト(SSR)に関する情報を格納するために使用されるブリッジ表を表します。 |
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リファレンス |
BOOKINGで生成されるトランジション・ストア・チケット(TST)を定義します。TSTは、同様のパラメータを持つ他のBOOKINGで再利用できます。これにより、予約料金が決定されます。乗客に座席のない幼児がいる場合のみ、1つのBOOKINGに2つのTSTを割り当てることができます。 |
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リファレンス |
トランジション・ストア・チケット(TST)の価格情報の詳細。 |
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リファレンス |
運賃ベースおよびストップ・オーバー・インジケータ情報を含むトランジション・ストア・チケット(TST)のセグメント詳細。 |
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導出 |
コール・センターの日次パフォーマンス・サマリー・データを指定します。 |
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ベース |
カー・レンタル関連の情報を表します。 |
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リファレンス |
このエンティティでは、キャリア・コードや説明などのキャリアに関する詳細を格納します。 |
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リファレンス |
キャリア・タイプの詳細。次に例を示します。
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ベース |
エンティティでは、LEGレベルでのチェックイン情報を指定します。TICKET、フライトID、乗客IDは、PDIレコードの予約IDから導出できます。PDIのLEGによるPDIの出発および到着空港を提供します。PDIのLEGは、予約IDと搭乗地点および降機地点を使用して取得されます。 |
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リファレンス |
チェックインされた荷物の数、荷物グループの一部、グループのチェックインされた荷物の重量、荷物グループに含まれる手荷物の数などの情報を定義します。 |
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集計 |
ビジネス・ユーザーがデータを翌日使用できるように、1日の終わりにデータが1回アップロードされる日次ファクト。次に例を示します。 他のメジャーを含みます。たとえば、特定の日にチェックインした乗客の合計数であり、それは他のディメンションにも基づきます。 |
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導出 |
LEGレベルでのチェックイン情報。 |
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リファレンス |
チェックイン・プロセス時の個々の荷物に関する情報。この情報は、主に荷物タグ、荷物ソース、荷物タグ番号、荷物タグ最終目的地および航空コードです。 |
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リファレンス |
2つ以上の航空会社がマーケティング目的で共有することに合意したマーケティング活動。旅行代理店が使用するコンピュータ予約システムでCARRIERを識別するために使用される同じ2文字のコード。コード共有の詳細を格納します。 |
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リファレンス |
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ベース |
航空会社が付与するもの(荷物の紛失または苦情に対する補償としての顧客に対するポイント)を指定します。 |
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検索 |
補償ポイントが顧客に付与された理由の参照。 |
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ベース |
顧客からの苦情またはアドバイスを定義します(これはPARTY INTERACTION THREADのサブタイプです)。 |
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検索 |
苦情のレベルの参照。次に例を示します。
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検索 |
苦情タイプの参照。次に例を示します。
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導出 |
顧客生涯価値のサポート・ベクター・マシンのマイニング・モデルから導出された、顧客の属性のサポート・ベクター・マシン(SVM)係数を表します。 |
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導出 |
顧客ロイヤルティ・ディシジョン・ツリーのマイニング・モデルから導出された、ディシジョン・ツリー・ルールを表します。 |
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導出 |
顧客ロイヤルティのサポート・ベクター・マシンのマイニング・モデルから導出された、顧客の属性のサポート・ベクター・マシン(SVM)係数を表します。 |
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導出 |
最新の顧客データに対する顧客関連のマイニング・モデルの結果を表します。 |
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導出 |
顧客の月次レベルでの新規性、頻度、金銭および収益性のスコアを表します。 |
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リファレンス |
プロファイル、サポート・レコード数、分散などの顧客セグメントの詳細を表します。 |
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リファレンス |
セグメント内での顧客の属性やその値などの顧客セグメントの詳細を提供します。セグメントは、セグメンテーション・マイニング・モデルから取得されます。 |
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導出 |
顧客調査結果の日次サマリー・データを指定します。 |
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集計 |
顧客調査結果の日次サマリー・データを指定します。 |
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集計 |
特定のBOOKING日およびSEGMENT出発日に確認、キャンセル、チケット発行などが行われたBOOKINGの数を定義します。ファクトの粒度は現在の日付に基づきます。すべての予約、確認、待機リスト情報は、現在の日付で実行されるという事実に基づいて計算されます。 |
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集計 |
コール・センターの日次パフォーマンス・サマリー・データを指定します。 |
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集計 |
ロイヤルティ・アカウントの日次サマリー・データを指定します(FREQUENT FLYER用)。 |
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集計 |
ロイヤルティ・アカウント予約の日次サマリー・データを指定します(FREQUENT FLYER用)。 |
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集計 |
FLIGHTの詳細の日次サマリー・データを指定します。 |
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ベース |
この航空会社のフライトによる飛行で付与されるポイント。 |
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ベース |
このイベントは、ロイヤルティ・アカウントのすべてのポイント付与を記録します。 |
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リファレンス |
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リファレンス |
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ベース |
フライトの変更またはキャンセルに関するPARTY INTERACTION THREADのサブタイプ。 |
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導出 |
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ベース |
FLDシステムによるフライトのスケジュールの情報。日次ベースでFLIGHTの内容、各FLIGHT、SEGMENT、LEGの状況、およびLEGレベルでの予定出発時刻と到着時刻を提供します。 |
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マイニング |
過去の一定期間の月数における顧客の予約関連のファクトを表します。 |
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マイニング |
過去の一定期間の月数における顧客の予約関連のファクトを表します。 |
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マイニング |
顧客生涯価値予測のマイニング・モデルを表します。 |
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マイニング |
顧客生涯価値予測のマイニング・モデルが顧客の生涯価値を予測するために適用できることを表します。 |
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マイニング |
顧客ロイヤルティ予測のマイニング・モデルが顧客のロイヤルティを予測するために適用できることを指定します。 |
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マイニング |
顧客ロイヤルティ予測のマイニング・モデルのソース情報を提供します。 |
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マイニング |
顧客セグメンテーションのマイニング・モデルが適用できることを表します。 |
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マイニング |
顧客セグメンテーションのマイニング・モデルのソースを表します。 |
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マイニング |
月の最後の顧客ロイヤルティ・アカウント収支の詳細を表します。 |
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マイニング |
過去の一定期間の月数における顧客ロイヤルティ・アカウント収支の詳細を表します。 |
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マイニング |
搭乗頻度の低い乗客層およびBOOKINGの詳細を表します。FFP以外のマイニング・モデル内の搭乗頻度の高い乗客の予測は、搭乗頻度の低い乗客内で搭乗頻度の高い乗客を予測するために適用できます。 |
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導出 |
搭乗頻度の高い乗客の予測のディシジョン・ツリーのマイニング・モデルから導出された、ディシジョン・ツリー(DT)・ルールを表します。 |
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マイニング |
一定の月数における搭乗頻度の低い乗客層およびBOOKINGの詳細を表します。搭乗頻度の低い乗客内で搭乗頻度の高い乗客を予測するマイニング・モデルを表します。 |
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導出 |
搭乗頻度の低い乗客の属性のSVM係数を提供します。これらのSVM係数は、搭乗頻度の高い乗客の予測のサポート・ベクター・マシンのマイニング・モデルから導出できます。SVM係数は、ターゲットの予測で属性の重要度を定量化する数値です。 |
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リファレンス |
搭乗頻度の高い乗客は、航空会社の利用頻度が通常の乗客よりも高い個人です。エンティティは、搭乗頻度の高い乗客の情報を表します。次に例を示します。
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リファレンス |
接続便を決定するために必要なグルーピング情報。グルーピング・タイプは、マリッジまたは物理接続です。 |
表2-7 エンティティの説明(HからP)
エンティティ名 | 型 | 説明 |
---|---|---|
ベース |
ホテル予約情報を表します。 |
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リファレンス |
フライト中に提供される食事のタイプ。次に例を示します。
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検索 |
対話スレッドの理由の参照。次に例を示します。
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検索 |
顧客対話から受け取った応答の結果の参照。次に例を示します。
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検索 |
顧客対話から受け取った応答のタイプの参照。次に例を示します。
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リファレンス |
LEGは、運行用語で、出発ステーションと次の到着ステーションの間の物理的な運行を意味します。CARRIERは、LEGに基づいて航空機を運行します。このエンティティは、LEGの属性を表します。次に例を示します。
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検索 |
内容と目的に応じて顧客に送付される書簡のタイプの参照。次に例を示します。
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リファレンス |
通常、プログラムに登録されている航空会社の顧客は、その航空会社や提携会社で飛行した距離に対応する、搭乗頻度の高い乗客用のマイル(キロメートル、ポイント、セグメント)を貯めています。顧客は、フライトまたは他の方法でポイントを獲得できます。獲得されたポイントは、無料の航空旅行、他の商品やサービス、またはサービスの向上(トラベル・クラスのアップグレード、空港ラウンジへのアクセス、優先予約など)と引き換えることができます。 |
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ベース |
1つのアカウントのすべての変更履歴。付与、引換えおよび期限切れを含みます。エンティティには、アカウントの現在および過去の収支が含まれます。 |
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導出 |
LOYALTY ACCOUNTの詳細の日次サマリー。 |
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導出 |
1つのLOYALTY ACCOUNTのレベルの変更履歴。 |
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ベース |
1つのLOYALTY ACCOUNTのレベルの変更履歴。 |
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ベース |
1つの航空会社は複数のロイヤルティ・プログラムを持つことが可能で、顧客は変更できます。 (あるプログラムから別のプログラムに) |
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リファレンス |
1つのロイヤルティ・プログラムには異なるレベルがあります。次に例を示します。
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ベース |
航空会社によってはポイントの期限切れポリシーがあります。アカウントのポイントの期限が切れる一定期間が経過すると、ポイントは期限切れになります。 |
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ベース |
報償を得られるように計画されたマーケティング活動によって、ロイヤルティに基づく購買行動が促されます。 |
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導出 |
報償を得られるように計画されたマーケティング活動によって、導出レイヤーでロイヤルティに基づく購買行動が促されます。 |
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導出 |
搭乗頻度の低い乗客の最新データに対する搭乗頻度の低い乗客に関連するマイニング・モデルの適用結果を表します。 |
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リファレンス |
ODTアカウントは、顧客と航空会社との金銭またはサービスに関する対話を追跡します。設定が完了すると、顧客はアカウントを使用して、航空会社のWebサイトまたはターミナルでセルフ・サービスを実行できます。この場合、通常、ODTアカウントはパスワードで保護されます。 |
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リファレンス |
BOOKINGに関する異なる情報を保持する異なるオフィスに送信されたメッセージ・キューの情報。 |
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ベース |
提携会社から付与されるポイント。 |
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リファレンス |
企業が関心を寄せる任意の個人または組織。 |
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ベース |
顧客とのすべての対話またはコミュニケーションを指定します。対話には次のものが含まれます。
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ベース |
顧客から受けた電話でのすべての対話と、保留、キューイング、対話時間、自動音声応答(AVR)で実行されたかどうかなどの詳細情報を表すPARTY INTERACTIONのサブタイプ。 |
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ベース |
顧客との電子メール対話を表すPARTY INTERACTIONのサブタイプ。 |
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ベース |
顧客とのFAX対話を表すPARTY INTERACTIONのサブタイプ。 |
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ベース |
各PARTY INTERACTIONイベントの対話アイテム。たとえば、あるパーティ対話イベントで、顧客がコール・センターに電話した場合、複数のパーティ対話アイテムが存在する可能性があります。
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検索 |
顧客との対話で発生する可能性のある様々な状態を記述します。次に例を示します。
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ベース |
書面を通じた顧客との対話を表すPARTY INTERACTIONのサブタイプ。 |
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ベース |
顧客とのSMS対話を表すPARTY INTERACTIONのサブタイプ。 |
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ベース |
顧客が同じ問題について苦情の電話を複数回かけてきた場合、それらの電話は1つのスレッドにグルーピングされます。 |
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ベース |
顧客との訪問対話を表すPARTY INTERACTIONのサブタイプ。 |
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検索 |
異なるタイプのパーティのステータス。 |
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リファレンス |
これは、BOOKINGに乗客の連絡先情報を格納する運行レイヤーのエンティティです。 |
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リファレンス |
乗客に関する必須ドキュメント。次に例を示します。
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ベース |
旅程、連絡先の詳細、特別なリクエストなどの乗客のBOOKINGの完全な詳細。PASSENGER NAME RECORDは、レコード・ロケータによって一意に識別されます。これは、RLOCと、PASSENGER NAME RECORDを発行、所有および更新するオフィスを格納します。 |
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導出 |
旅程、連絡先の詳細、特別なリクエストなどの乗客のBOOKINGの完全な詳細。乗客予約記録(PNR)は、レコード・ロケータによって一意に識別されます。これは、RLOCと、PASSENGER NAME RECORDを発行、所有および更新するオフィスを格納します。 |
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検索 |
PASSENGER NAME RECORDのタイプの参照。 |
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リファレンス |
乗客のビザの詳細。 |
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ベース |
乗客の出発情報。 |
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リファレンス |
チェックイン・チャネルの起点。使用可能なチャネル・タイプは、フロントエンド、KSK (キオスク)、MBL (モバイル)のチェックイン・チャネルの起点です。次に例を示します。
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リファレンス |
PDIの特性。 |
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リファレンス |
このエンティティは、オフィスを解釈するために使用される特定の条件を満たすために格納します。 |
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リファレンス |
PASSENGER NAME RECORDの親子関係と、分割されたPASSENGER NAME RECORDの詳細の指定。 |
表2-8 エンティティの説明(RからZ)
エンティティ名 | 型 | 説明 |
---|---|---|
リファレンス |
販売チャネルまたは別の呼び方で予約チャネルは、BOOKINGが実行されるチャネルを提供するBOOKING OFFICEから導出されます。 |
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リファレンス |
BOOKINGの座席番号と座席ステータスの乗客名。 |
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リファレンス |
セグメントは、商業用語で、搭乗地点と降機地点の間の旅程部分を意味します。セグメントは、1つ以上のLEGを対象とすることがあります。CARRIERは、セグメントのスケジュールを公開し、各セグメントの可用性を公開します。乗客は、BOOKINGでセグメントを予約します。セグメントは、搭乗地点の空港や降機地点の空港などの詳細を提供します。 |
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ベース |
CARRIERがマーケットにスケジュールされている日時の詳細を格納します。 |
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リファレンス |
郵便サービスのタイプ。次に例を示します。
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マイニング・サポート |
ディシジョン・ツリー・アルゴリズムの設定を表します。 |
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マイニング・サポート |
サポート・ベクター・マシン(SVM)・アルゴリズムの設定を表します。 |
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マイニング・サポート |
K-meansクラスタリング・アルゴリズムの設定を表します。 |
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マイニング・サポート |
ユーザー設定を表します。 |
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リファレンス |
企業顧客情報を格納します。 |
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リファレンス |
企業顧客情報を格納します。 |
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リファレンス |
このエンティティは、(地域の階層での)都市の座標を格納します。次に例を示します。
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ベース |
旅行代理店関連の情報を表します。 |
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ベース |
チケットは、「乗客チケットと荷物チェック」というドキュメントがCARRIERによって、またはそのかわりに発行されることを意味し、そこに契約条件と注意点、およびフライト・クーポンと乗客クーポンが含まれます。チケットには、チケット番号とチケットの発行オフィスが格納されます。 |
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導出 |
チケットは、「乗客チケットと荷物チェック」というドキュメントがCARRIERによって、またはそのかわりに発行されることを意味し、そこに契約条件と注意点、およびフライト・クーポンと乗客クーポンが含まれます。これには、チケット番号とチケットの発行オフィスが格納されます。 |
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リファレンス |
クーポンは、フライト・クーポンまたは乗客クーポンのいずれかを意味します。単独で使用される場合、通常はフライト・クーポンを示します。クーポンの詳細を格納します。 |
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ベース |
TICKETのチケット配達の手配。次に例を示します。
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ベース |
ツアーおよびツアー関連の情報を表します。 |
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リファレンス |
交通カテゴリは、航路収益性の分類およびレポート目的で使用される用語で、フライトを次のように分類します。
交通カテゴリは、この目的で交通領域/交通タイプと組み合せて使用します。CADSでは、これは交通フライト・タイプと航路階層レベル1という2つのカテゴリに分類されます。これは、交通カテゴリの詳細情報を格納します。 |
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ベース |
ポイントは、あるアカウントから別のアカウントに転送されます。 |
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リファレンス |
TSMは、1人の乗客のみ(MD PASSENGER NAME RECORD要素が関連付けられた乗客)に関連付けられた価格レコードです。MD PASSENGER NAME RECORD要素のタイプごとにTSMがあり、共通のTSM属性で構成され、このクラスおよび特定クラスで提示されます(クラスTSMMCO、TSMSVCおよびTSMXSBで提示されます)。TSMの詳細を格納します。 |
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リファレンス |
これは、TSMの乗客の超過荷物料金の詳細を格納するTSMのサブセットです。これは、超過荷物料金の説明に対応します。超過荷物の価格キャリア、航路価格部門、重量値、重量単位通貨の情報を格納します。 |
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リファレンス |
これは、TSMの様々な課金注文を格納するTSMのサブセットです。MCOの詳細を格納します。次に例を示します。
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リファレンス |
TSMに関連付けられた乗客の個人情報。 |
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リファレンス |
TSMタイプに応じた料金および税金の情報。 |
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リファレンス |
||
リファレンス |
TSMのサービス料金を格納するTSMのサブセットです。サービス無料の詳細を格納します(SVC)。次に例を示します。
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リファレンス |
航空機、バス、船舶、鉄道などの乗り物の詳細。 |
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リファレンス |
BOOKINGの乗客がVIP乗客であるかどうかに関する情報。 |
表2-9に、論理データ・モデル・ディメンション・エンティティをアルファベット順にリストします。
表2-9 論理データ・モデルのディメンション
エンティティ名 | 型 | 説明 |
---|---|---|
ディメンション |
アカウント番号と、各BOOKINGに関連付けられたコスト・センター。 |
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ディメンション |
航空機タイプのタイプ。たとえば、ボーイング737です。 |
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ディメンション |
航空機タイプの情報。たとえば、航空機タイプはボーイング737です。ボーイング737の航空機バージョンは800です。 |
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ディメンション |
空港は、1つ以上のフライトの出発地または目的地として機能するIATAが認識する場所を意味します。空港の詳細。次に例を示します。
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ディメンション |
BOOKINGの予約クラス階層情報。予約クラスの値は、AからZです(合計26個)。 |
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ディメンション |
IATA、グローバル予約システム(GDS)または航空会社によって指定される旅行代理店または航空会社オフィスの指定子。 |
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ディメンション |
BOOKINGの乗客情報。次に例を示します。
座席のない幼児がいる場合のみ、1つの予約に2人の乗客を割り当てることができます。 |
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ディメンション |
これは、予約が完了したときに生成されるトランジション・ストア・チケット(TST)です。このTSTは、同様のパラメータを持つ他の予約で再利用できます。これにより、予約料金が決定されます。乗客に座席のない幼児がいる場合のみ、1つの予約に2つのTSTを割り当てることができます。 |
|
ディメンション |
これは、日付としての粒度を持つ日付階層を格納し、週、月、四半期および年を提供するグローバル・エンティティです。 |
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ディメンション |
このエンティティでは、キャリア・コードや説明などのキャリアに関する詳細を格納します。 |
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ディメンション |
ソース・システムによって提供される都市ペアを指定します。 |
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ディメンション |
企業顧客の詳細。次に例を示します。
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ディメンション |
これは、異なる国とそれらの関連属性を格納するグローバル・エンティティです。 |
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ディメンション |
異なる国で取引に使用される通貨。 |
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ディメンション |
料金タイプは、料金の分類に使用される指定子を意味します。次に例を示します。
これは、予約クラスの料金タイプを格納します。 |
|
ディメンション |
フライトの情報が格納されます。たとえば、それが属するキャリアや、関連付けられたアルファ接尾辞が存在するかどうかです。各フライトは、関連付けられた番号とキャリアを持っており、添付された特定のスケジュールで飛行するように指定されます。 |
|
ディメンション |
搭乗頻度の高い乗客は、航空会社の利用頻度が通常の乗客よりも高い個人です。これは、搭乗頻度の高い乗客の情報を格納します。次に例を示します。
|
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ディメンション |
ビジネスによって割り当てられたGEOAREASを指定します。 |
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ディメンション |
これは、都市の粒度を持つディメンションのタイプです。これには、他のレベルの階層として、国や大陸などが含まれます。 |
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ディメンション |
対話スレッドの理由。次に例を示します。
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ディメンション |
顧客対話から受け取った応答の結果。次に例を示します。
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ディメンション |
LEGは、運行用語で、出発ステーションと次の到着ステーションの間の物理的な運行を意味します。CARRIERは、LEGに基づいて航空機を運行します。これは、LEGの属性を格納します。次に例を示します。
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|
ディメンション |
ロイヤルティ・プログラムの異なるレベル。 |
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ディメンション |
マーケット領域は、REKAレポートの運行都市ペアのグルーピングに使用される用語です。これは、マーケット領域に関連する属性を格納します。 |
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ディメンション |
チェックイン・チャネルの起点。使用可能なチャネル・タイプは、フロントエンド、KSK (キオスク)、MBL (モバイル)のチェックイン・チャネルの起点です。次に例を示します。
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|
ディメンション |
航路は、同じフライト番号を持つ複数のフライトを意味します。たとえば、831 HEL-LHRです。ただ1つのフライトのみが、特定の日の1つの航路で運行します。 直行便の場合、各航路は、ただ1つのLEGを対象とします(発着便または到着便)。複数LEGの出発および帰還フライトでは、各航路は、各方角のすべてのLEGを対象とします(HEL-BKK-SINなど)。三角フライトでは、各ルートは、三角形全体(HEL-TXL-HAM-HELなど)またはその一部を対象にできます。 たとえば、HEL-OUL-RVN-HELのHEL-OUL-RVN部分 |
|
ディメンション |
航路ペアは、航路のグルーピングを意味します。これは、航路階層レベル5の同義語です。 通常、航路ペアは、両方の方角の2つの航路番号の組合せですが、そうでないこともあります。たとえば、航路ペア0152/0157/0158 MOWには、航路0152、0157および0158が含まれます。複数LEGの出発および帰還フライトでは、航路ペアの名前は、フライトの最後の寄航地に基づきます(0097 HEL-BKK-SINの場合は0097/0098 SIN)。 三角フライトでは、航路ペアの名前は、旅程全体か(0439 HEL-OUL-RVNの場合は0439/0440 OUL/RVN)、最初の寄航地のみ(0911 HEL-TXL-HAM-HELの場合は0911/0912 BER)に基づきます。 |
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ディメンション |
販売チャネルまたは別の呼び方で予約チャネルは、予約が実行されるチャネルを提供するオフィスから導出されます。 |
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ディメンション |
セグメントは、商業用語で、搭乗地点と降機地点の間の旅程部分を意味します。1つのセグメントは、1つ以上のLEGを対象にでき、CARRIERは、セグメントのスケジュールを公開し、それらの可用性を公開します。乗客は、Bookingでセグメントを予約します。これは、搭乗地点の空港や降機地点の空港などのセグメント詳細を格納します。 |
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ディメンション |
セグメント・ペアは、ビジネスによって識別される搭乗地点と降機地点を意味する特定の用語で、それらの地点間の予約の分析のために論理的にグループ化されて使用されます。たとえば、HELBOMVV、つまり、ヘルシンキ・ボンベイです(逆も同じ)。 |
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ディメンション |
航空会社によって提供されるサービス(サービスはサービス・タイプによってグループ化されます)。次に例を示します。
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ディメンション |
特別サービス・リクエスト(SSR)は、航空会社に対する標準とは異なるサービスまたはアメニティのリクエストです(車いすの使用や特別食の食事など)。特別サービス・リクエストは、ソース・システムを対象に追加または削除された過去および現在のサービス・リクエストの情報を取得します。 |
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ディメンション |
これは、時間にロールアップされる分の粒度で詳細を格納するグローバル・ディメンションです。 |
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ディメンション |
交通カテゴリは、航路収益性の分類およびレポート目的で使用される用語で、フライトを次のように分類します。
これは、この目的で交通領域/交通タイプと組み合せて使用します。CADSでは、これは交通フライト・タイプと航路階層レベル1という2つのカテゴリに分類されます。これは、交通カテゴリの詳細情報を格納します。 |