Oracle® Database Clientクイック・インストレーション・ガイド 11gリリース2 (11.2) for IBM AIX on POWER Systems (64-Bit) B57786-07 |
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Clientクイック・インストレーション・ガイド
11gリリース2(11.2) for IBM AIX on POWER Systems(64-Bit)
B57786-07(原本部品番号:E24334-04)
2016年12月
このガイドでは、Oracle Database Client 11gリリース2(11.2)をIBM AIX on POWER Systems(64-Bit)で簡単にインストールする方法について説明します。内容は次のとおりです。
注意: このガイドでは、OracleソフトウェアがインストールされていないシステムでOracle Clientをインストールする方法について説明します。Oracleソフトウェアがこのシステムにすでにインストールされている場合、インストール手順の詳細は、Oracle Database Clientのインストレーション・ガイドを参照してください。 |
このガイドでは、OracleソフトウェアがインストールされていないシステムでOracle Database Clientのデフォルトのインストールを実行する方法について説明します。次のいずれかのインストール・タイプをインストールする方法を説明します。
管理者: ローカル・システムまたはリモート・システム上のOracle Databaseインスタンスにアプリケーションを接続できます。Oracle Databaseを管理できるツールも提供されます。
ランタイム: アプリケーションでローカル・システムまたはリモート・システムのOracleデータベース・インスタンスに接続できます。
InstantClient: Oracle Call Interface(OCI)、Oracle C++ Call Interface(OCCI)、Pro*CまたはJava Database Connectivity(JDBC)OCIの各アプリケーションで要求される共有ライブラリのみをインストールできます。このインストール・タイプは、他のOracle Database Clientインストール・タイプよりディスク領域が少なくてすみます。
関連項目: Instant Clientの機能の詳細は、『Oracle Call Interfaceプログラマーズ・ガイド』を参照してください。 |
このガイドでは、「カスタム」インストール・タイプのインストール方法については説明しません。
その他のインストール情報の参照先
Oracle Database Clientのインストールの詳細は、『Oracle Database Clientインストレーション・ガイドfor IBM AIX on POWER Systems (64-Bit)』を参照してください。
これらのガイドはすべて、製品ディスクに含まれています。アクセスするには、Webブラウザを使用して、メディアの最上位ディレクトリにあるwelcome.htmファイルを開きます。プラットフォーム固有のドキュメントは、PDF形式およびHTML形式で「ドキュメント」セクションに用意されています。
Oracleソフトウェアをインストールする前に、root
ユーザーとしていくつかのタスクを完了しておく必要があります。root
ユーザーとしてログインするには、次の手順のいずれかを実行します。
注意: X Window Systemワークステーション、Xターミナル、またはXサーバー・ソフトウェアがインストールされているPCやその他システムからソフトウェアをインストールする必要があります。 |
X Window SystemワークステーションまたはXターミナルからソフトウェアをインストールする手順は、次のとおりです。
Xターミナル(xterm
)など、ローカル・ターミナル・セッションを開始します。
ローカル・システムにソフトウェアをインストールしない場合は、次のコマンドを入力して、リモート・ホストでのローカルのXサーバーのXアプリケーションの表示を可能にします。
$ xhost fully_qualified_remote_host_name
次に例を示します。
$ xhost somehost.us.example.com
ローカル・システムにソフトウェアをインストールしない場合は、ssh
、rlogin
、またはtelnet
コマンドを使用して、ソフトウェアをインストールするシステムに接続します。
$ telnet fully_qualified_remote_host_name
root
ユーザーとしてログインしていない場合は、次のコマンドを入力し、ユーザーをroot
に切り替えます。
$ su - root password: #
Xサーバー・ソフトウェアがインストールされているPCやその他システムからソフトウェアをインストールする場合の手順は、次のとおりです。
注意: この手順の実行方法の詳細は、必要に応じて、Xサーバーのドキュメントを参照するか、Xサーバーのベンダーまたはシステム管理者に問い合せてください。使用しているXサーバーのソフトウェアによっては、別の順序でタスクを実行する必要がある場合があります。 |
Xサーバー・ソフトウェアを開始します。
Xサーバー・ソフトウェアのセキュリティ設定を、リモート・ホストでローカル・システムのXアプリケーションを表示できるように構成にします。
ソフトウェアをインストールするリモート・システムに接続し、そのシステム上でXターミナル(xterm
)などのターミナル・セッションを開始します。
root
ユーザーとしてリモート・システムにログインしていない場合は、次のコマンドを入力し、ユーザーをroot
に切り替えます。
$ su - root password: #
システムは次の最小ハードウェア要件を満たしている必要があります。
Oracle Database Client 11gリリース2(11.2)のインストールのメモリー要件は次のとおりです。
256MB以上のRAM
物理RAMサイズを確認するには、次のコマンドを入力します。
# /usr/sbin/lsattr -E -l sys0 -a realmem
RAMのサイズが必要サイズより小さい場合は、先に進む前にメモリーを増設する必要があります。
次の表では、インストールされているRAMと構成済スワップ領域要件の関連を示します。
使用可能なRAM | 必要なスワップ領域 |
---|---|
256MB | RAMのサイズの3倍 |
256MBから512MB | RAMのサイズの2倍 |
512MBから2GB | RAMのサイズの1.5倍 |
2GBから16GB | RAMのサイズと同じ |
16GB超 | 16GB |
構成済スワップ領域のサイズを確認するには、次のコマンドを入力します。
# /usr/sbin/lsps -a
必要に応じて、オペレーティング・システムのドキュメントを参照して追加のスワップ領域の構成方法を確認してください。
注意:
|
システム・アーキテクチャでソフトウェアを実行できるかどうかを確認するには、次のコマンドを入力します。
# /usr/bin/getconf HARDWARE_BITMODE
注意: このコマンドでプロセッサ・タイプが表示されます。プロセッサ・アーキテクチャが、インストールするOracleソフトウェア・リリースと合致することを確認してください。想定される出力でない場合は、このシステムにソフトウェアをインストールできません。 |
このコマンドで想定される出力は64です。想定される出力でない場合は、このシステムにソフトウェアをインストールできません。
システムが64ビット・モードで起動されているかどうかを確認するには、次のコマンドを入力します。
# bootinfo -K
このコマンドの結果に、64ビット・カーネルが有効であることを示す64と表示される必要があります。
AIXについては、Oracle Database 11gでは、64ビット・カーネルがサポートされます。32ビット・カーネル・アプリケーションはサポートされません。
Oracle Database Client 11gリリース2(11.2)のインストールのディスク領域要件は次のとおりです。
/tmp
ディレクトリでのクライアント・インストールの最低領域要件は、130MBです。
/tmp
ディレクトリ内の使用可能なディスク領域の量を確認するには、次のコマンドを入力します。
# df -k /tmp
/tmp
ディレクトリの使用可能な空きディスク領域が要件未満の場合は、次のいずれかの手順を実行します。
ディスク領域の要件が満たされるように、/tmp
ディレクトリから不要なファイルを削除します。
oracle
ユーザーの環境を設定するときに、TMP
およびTMPDIR
環境変数を設定します。
/tmp
ディレクトリを含むファイル・システムを拡張します。ファイル・システムの拡張については、必要に応じて、システム管理者に連絡してください。
次のコマンドを入力して、システムの空きディスク領域のサイズを確認します。
# df -k
次の表に、AIXの各インストール・タイプでのソフトウェア・ファイルのディスク領域要件を示します。
インストール・タイプ | ソフトウェア・ファイルの要件 |
---|---|
InstantClient | 400MB |
管理者 | 4.0GB |
ランタイム | 2.1GB |
インストールする製品に応じて、次のソフトウェアがシステムにインストールされているかどうかを確認します。
注意: このマニュアルに記載されているプラットフォーム固有のハードウェア要件とソフトウェア要件は、このマニュアルの発行時点での最新情報です。ただし、このマニュアルの発行後にプラットフォームおよびオペレーティング・システム・ソフトウェアの新しいバージョンが動作保証されている場合があるため、My Oracle SupportのWebサイトの動作保証マトリックスで、動作保証済のハードウェア・プラットフォームおよびオペレーティング・システムのバージョンの最新リストを参照してください。 |
Oracle Client 11gリリース2(11.2)のオペレーティング・システム要件は次のとおりです。
AIX 5L V5.3 TL 09 SP1("5300-09-01")、64ビット・カーネル
AIX 6.1 TL 02 SP1 ("6100-02-01")、64ビット・カーネル
AIX 7.1 TL 0 SP1 ("7100-00-01")、64ビット・カーネル
AIX 7.2 TL 0 SP1("7200-00-01")、64ビット・カーネル
AIX 5Lの場合、次のオペレーティング・システム・ファイルセットが必要です。
bos.adt.base
bos.adt.lib
bos.adt.libm
bos.perf.libperfstat 5.3.9.0
以上
bos.perf.perfstat
bos.perf.proctools
xlC.aix50.rte.10.1.0.0
以上
xlC.rte.10.1.0.0
以上
gpfs.base 3.2.1.8
以上
AIX 6.1の場合、次のオペレーティング・システム・ファイルセットが必要です。
bos.adt.base
bos.adt.lib
bos.adt.libm
bos.perf.libperfstat 6.1.2.1
以上
bos.perf.perfstat
bos.perf.proctools
xlC.aix61.rte.10.1.0.0
以上
xlC.rte.10.1.0.0
以上
gpfs.base 3.2.1.8
以上
AIX 7.1の場合、次のオペレーティング・システム・ファイルセットが必要です。
bos.adt.base
bos.adt.lib
bos.adt.libm
bos.perf.libperfstat
bos.perf.perfstat
bos.perf.proctools
xlC.rte.11.1.0.2
以上
gpfs.base 3.3.0.11
以上
AIX 7.2の場合、次のオペレーティング・システム・ファイルセットが必要です。
bos.adt.base
bos.adt.lib
bos.adt.libm
bos.perf.libperfstat
bos.perf.perfstat
bos.perf.proctools
xlC.aix61.rte.13.1.2.0
以上
xlc.rte.13.1.2.0
以上
注意:
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インストールされているAIXのディストリビューションおよびバージョンを確認するには、次のコマンドを入力します。
# oslevel -s
AIX 5Lの場合: オペレーティング・システムのバージョンがAIX 5.3 TL 9 SP1より前の場合は、オペレーティング・システムをこのレベル以上にアップグレードします。
AIX 6.1の場合: オペレーティング・システムのバージョンがAIX 6.1 TL 2 SP1より前の場合は、オペレーティング・システムをこのレベル以上にアップグレードします。
AIX 7.1の場合: オペレーティング・システムのバージョンがAIX 7.1 TL 0 SP1より前の場合は、オペレーティング・システムをこのレベル以上にアップグレードします。
AIX 7.2の場合: オペレーティング・システムのバージョンがAIX 7.2 TL 0 SP1より前の場合は、オペレーティング・システムをこのレベル以上にアップグレードします。
AIXのメンテナンス・パッケージは次のWebサイトから入手できます。
必要なファイルセットがインストールされ、コミットされているかどうか確認するには、次のようなコマンドを入力します。
# lslpp -l bos.adt.base bos.adt.lib bos.adt.libm bos.perf.perfstat \ bos.perf.libperfstat bos.perf.proctools
サポートされているカーネル・モードかどうかを確認するには、次のようなコマンドを入力します。
# getconf KERNEL_BITMODE
注意:
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次に、Oracle Database 11gリリース2(11.2)でのPro*C/C++、Oracle Call Interface、Oracle C++ Call InterfaceおよびOracle XML Developer's Kit(XDK)の最小のコンパイラ要件を示します。
IBM XL C/C++ Enterprise Edition for AIX, V9.0 April 2008 PTF:
このソフトウェアは、次のリンクからダウンロードできます。
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg24019055
IBM XL C/C++コンパイラをインストールしない場合でも、AIX Runtime Environment Componentにコンパイラが必要です。ランタイム環境のファイルセットは、ライセンス要件なしにダウンロードすることができます。AIX 5.3およびAIX 6.1の最小推奨ランタイム環境は、次のURLから入手できます。
AIX 5.3およびAIX 6.1の場合:
IBM XL C/C++ for AIX, V10.1 Runtime Environment
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?rs=2239&uid=swg24019829
AIX 7.1の場合:
2010年9月版のRuntime for XL C/C++ for AIX (V11.1)
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg24028034
AIX 7.2の場合:
2015年11月版のRuntime for XL C/C++ for AIX (V13.1)
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg24041340
AIX Based Systems用のOracle Database 11gリリース2(11.2)には、次に示す以上のパッチが必要です。
注意:
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インストール・タイプまたは製品 | 要件 |
---|---|
すべてのインストール | AIX 5LのAuthorized Problem Analysis Report(APAR):
前述のAIX 5Lの最小オペレーティング・システムのTLレベルを使用している場合、次のAIX 5L V5.3 TL 09 SP1のAuthorized Problem Analysis Reports(APARs)をインストールします。
これらの5.3修正は、次のTLレベルにあります。
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すべてのインストール | AIX 6.1のAuthorized Problem Analysis Report (APAR):
前述のAIX 6.1の最小オペレーティング・システムのTLレベルを使用している場合、次のAIX 6.1 TL 02 SP1のAuthorized Problem Analysis Reports (APARs)をインストールします。
これらの6.3修正は、次のTLレベルにあります。
このリリースに対してリストされている最小レベルより新しいTLレベルを使用している場合、問題の修正のために、次のオペレーティング・システムの追加パッチを適用します。 BIND64 CORES WITH -BLAZY OPTION 次のAPAR番号を使用して、オペレーティング・システムのTLレベルに適切なパッチをダウンロードします。
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すべてのインストール | AIX 7.1のAuthorized Problem Analysis Report (APAR)
前述のAIX 7.1の最小オペレーティング・システムのTLレベルを使用している場合、次のAIX 7.1 TL 0 SP1のAuthorized Problem Analysis Reports (APARs)をインストールします。
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すべてのインストール | AIX 7.2のAuthorized Problem Analysis Report (APAR):
前述のAIX 7.2にオペレーティング・システムの最小TLレベルを使用している場合は、次のAIX 7.2 TL 0 SP1用のAuthorized Problem Analysis Report(APAR)をインストールします。
注意: IV79441用の必須修正を含んでいるのでIV80412m1aをインストールします。 |
次の手順に、これらの要件を確認する方法を示します。
APARがインストールされているかどうかを確認するには、次のようなコマンドを入力します。
# /usr/sbin/instfix -i -k "IZ42940 IZ49516 IZ52331 IZ41855 IZ52319"
APARがインストールされていない場合は、次のWebサイトからダウンロードしてインストールします。
WebSphere MQのCSDが必要な場合は、次のWebサイトでダウンロードおよびインストールの情報を参照してください。
使用するコンポーネントに応じて、次のソフトウェアがインストールされていることを確認する必要があります。
AIXでは、Oracle ODBCドライバはODBCドライバ・マネージャ2.2.12について動作保証されています。ドライバ・マネージャは次のリンクからダウンロードしてインストールできます。
Oracle Databaseのインストールには、ODBCドライバ・マネージャは必須ではありません。
ODBCを使用するには、gcc 3.4.5
をインストールします。
Oracle Java Database ConnectivityおよびOracle Call InterfaceのドライバとJNDI拡張機能付きJDK 6(Java 6 64-bit 6.0.0.50 IZ30726(SR2)
)またはJDK 5(Java 5 64-bit 5.0.0.250 IZ55274(SR10)
)を併用できます。ただし、データベースのインストールに必須のものではありません。このリリースではJDK 1.5がインストールされます。
次の製品の組合せが動作保証されています。
Pro* COBOL
IBM COBOL for AIXバージョン4.1 (September 2010 PTF)
IBM COBOL for AIXバージョン3.1
Micro Focus Server Express 5.1
Pro* FORTRAN
IBM XL Fortran Enterprise Edition for AIX, V11.1 April 2008 PTF
Ada
OC Systems PowerAda 5.5
OC SystemsおよびPowerAdaの詳細は、次のURLを参照してください。
Oracle Database 11gリリース2(11.2)以降、64ビット・クライアント・ソフトウェアに32ビット・クライアント・バイナリは含まれません。64ビット・プラットフォーム上で32ビット・クライアント・バイナリが必要な場合は、それぞれの32ビット・クライアント・ソフトウェアから32ビット・バイナリを別々のOracleホーム内にインストールします。
関連項目: 詳細は、My Oracle Supportノート883702.1を参照してください。
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Oracle Databaseのインストールには、Webブラウザは必須ではありません。ドキュメントにアクセスしたり、Oracle Enterprise Manager Database ControlおよびOracle Application Expressを使用する場合は、JavaScript、HTML 4.0標準およびCSS 1.0標準をサポートしているWebブラウザが必要です。
Oracle Enterprise Manager Database Controlでは次のブラウザをサポートしています。
Microsoft Internet Explorer 10.0 (Oracle Enterprise Manager Database Control 11.2.0.3以上でサポート)
Microsoft Internet Explorer 9.0
Microsoft Internet Explorer 8.0
Microsoft Internet Explorer 7.0 SP1
Microsoft Internet Explorer 6.0 SP2
Firefox 21.0 (Oracle Enterprise Manager Database Control 11.2.0.4でサポート)
Firefox 17.0.6 ESR (Oracle Enterprise Manager Database Control 11.2.0.4でサポート)
Firefox 3.6
Firefox 3.5
Firefox 3.0.7
Firefox 2.0
Safari 4.0.x
Safari 3.2
Safari 3.1
Google Chrome 27.0 (Oracle Enterprise Manager Database Control 11.2.0.4でサポート)
Google Chrome 4.0
Google Chrome 3.0
Netscape Navigator 9.0
Netscape Navigator 8.1
関連項目: 『Oracle Application Expressインストレーション・ガイド』 |
Oracle Database Clientをインストールする場合、次のローカル・オペレーティング・システム・グループおよびユーザーが必要です。
Oracleインベントリ・グループ(oinstall
)
Oracleソフトウェア所有者(oracle
)
これらのグループおよびユーザーが存在するかを確認し、必要に応じて作成するには、次の手順を実行します。
次のコマンドを入力して、oinstall
グループが存在するかどうか確認します。
# more /etc/oraInst.loc
このコマンドの出力にoinstall
グループ名が表示される場合、グループは存在します。
oraInst.loc
ファイルが存在する場合、このコマンドの出力は次のようになります。
inventory_loc=/u01/app/oraInventory inst_group=oinstall
inst_group
パラメータは、Oracleインベントリ・グループの名前oinstall
を示します。
必要に応じて、次の手順でoinstall
グループを作成します。
次のコマンドを入力します。
# smit security
適切なメニュー・アイテムを選択してoinstall
グループを作成します。
[F10]を押して終了します。
次のコマンドを入力して、oracle
ユーザーが存在するかどうか、適切なグループに属しているかどうかを確認します。
# id oracle
oracle
ユーザーが存在する場合、このコマンドでユーザーが属するグループの情報が表示されます。出力は次のようになり、oinstall
はプライマリ・グループ、dba
はセカンダリ・グループであることを示します。
uid=440(oracle) gid=200(oinstall) groups=201(dba),202(oper)
oracle
ユーザーが存在しない場合、またはoracle
ユーザーを作成する場合は、次の手順を実行します。
次のコマンドを入力します。
# smit security
次の情報を指定し、適切なメニュー・アイテムを選択してoracle
ユーザーを作成します。
「Primary GROUP」フィールドに、Oracle Inventoryグループを指定します。たとえば、oinstall
です。
「Group SET」フィールドで、OSDBAグループとOSOPERグループ(必要な場合)を指定します。たとえばdba
です。
[F10]を押して終了します。
oracle
ユーザーは存在するが、そのプライマリ・グループがoinstall
でない場合、またはdba
グループのメンバーでない場合は、次の手順でoracle
ユーザーを変更します。
次のコマンドを入力します。
# smit security
適切なメニュー項目を選択し、次の情報を指定してoracle
ユーザーを変更します。
「Primary GROUP」フィールドに、Oracle Inventoryグループを指定します。たとえば、oinstall
です。
「Group SET」フィールドで、OSDBAグループとOSOPERグループ(必要な場合)を指定します。たとえばdba
です。
[F10]を押して終了します。
次のコマンドを入力して、oracle
ユーザーのパスワードを設定します。
# passwd oracle
注意: 別にOracleデータファイル・ディレクトリを作成しない場合、データファイルをOracleベース・ディレクトリのサブディレクトリにインストールできます。ただし、本番データベースでは推奨しません。 |
Oracleベース・ディレクトリを作成するには、次の手順を実行します。
次のコマンドを入力して、マウントされたすべてのファイル・システムの情報を表示します。
# df -k
このコマンドにより、次のものも含め、システムにマウントされたすべてのファイル・システムの情報が表示されます。
物理デバイス名
ディスク領域の合計サイズ、使用中のサイズおよび使用可能なサイズ
そのファイル・システムのマウント・ポイント・ディレクトリ
表示から、この項で前述したディスク領域要件を満たすファイル・システムを1つまたは2つ識別します。
識別した各ファイル・システムのマウント・ポイント・ディレクトリの名前を記録します。
次のようなコマンドを入力して、識別したマウント・ポイント・ディレクトリ内の推奨サブディレクトリを作成し、適切な所有者、グループおよびそれらの権限を設定します。
# mkdir -p /mount_point
/app/ # chown -R oracle:oinstall /mount_point/app/ # chmod -R 775 /mount_point
/app/
次に例を示します。
# mkdir -p /u01/app/ # chown -R oracle:oinstall /u01/app/ # chmod -R 775 /u01/app/
Oracle Universal Installerはoracle
アカウントから実行します。ただし、Oracle Universal Installerを起動する前に、oracle
ユーザーの環境を構成する必要があります。環境を構成するには、次のことが必要です。
注意: オペレーティング・システム・ベンダーによってサポートされているシェル・プログラムを使用します。オペレーティング・システムでサポートされていないシェル・プログラムを使用すると、インストール時にエラーが発生する場合があります。 |
シェル起動ファイルで、デフォルトのファイル・モード作成マスク(umask
)を022
に設定します。
DISPLAY
環境変数を設定します。
oracle
ユーザーの環境を設定する手順は、次のとおりです。
たとえば、Xターミナル(xterm
)など、新規ターミナル・セッションを開始します。
次のコマンドを入力し、Xウィンドウ・アプリケーションがこのシステム上に表示されることを確認します。
$ xhost fully_qualified_remote_host_name
次に例を示します。
$ xhost somehost.us.example.com
ソフトウェアをインストールするシステムにログインしていない場合は、そのシステムにoracle
ユーザーとしてログインします。
oracle
ユーザーとしてログインしていない場合は、次のようにユーザーをoracle
に切り替えます。
$ su - oracle
oracle
ユーザーのデフォルト・シェルを確認するには、次のコマンドを入力します。
$ echo $SHELL
シェル起動スクリプトを実行するには、次のいずれかのコマンドを入力します。
Bashシェルの場合:
$ . ./.bash_profile
BourneまたはKornシェルの場合:
$ . ./.profile
Cシェルの場合:
% source ./.login
ローカル・コンピュータにソフトウェアをインストールしない場合は、リモート・システムで次のコマンドを実行して、DISPLAY
変数を設定します。
Bourne、BashまたはKornシェルの場合:
$ export DISPLAY=local_host:0.0
Cシェルの場合:
% setenv DISPLAY local_host:0.0
この例で、local_host
は、Oracle Universal Installerの表示に使用するローカル・コンピュータのホスト名またはIPアドレスです。
リモート・システムで次のコマンドを実行して、シェルおよびDISPLAY環境変数が正しく設定されているかどうかをチェックします。
echo $SHELL echo $DISPLAY
今度は、Xアプリケーションを有効にするため、ローカル・コンピュータで次のコマンドを実行します。
$ xhost + fully_qualified_remote_host_name
Xアプリケーションの表示が正しく設定されていることを確認するには、オペレーティング・システムに付属のX11ベースのプログラム(xclock
など)を実行します。
$ xclock
この例で、xclock
は/usr/X11R6/bin/xclocks
にあります。DISPLAY
変数が正しく設定されていれば、xclock
がコンピュータ画面に表示されます。
関連項目: 詳細は、PC-X Serverまたはオペレーティング・システム・ベンダーのドキュメントを参照してください。 |
/tmp
ディレクトリの空きディスク領域が1GBに満たないことが確認された場合は、1GB以上の空き領域があるファイル・システムを特定し、そのファイル・システムの一時ディレクトリを指定するようにTMP
およびTMPDIR
環境変数を設定します。
次のコマンドを使用して、マウントされている各ファイル・システムの空きディスク領域を確認します。
# df -k /tmp
必要に応じて、次のようなコマンドを入力し、識別したファイル・システム上に一時ディレクトリを作成し、そのディレクトリに適切な権限を設定します。
su - root $ mkdir /mount_point/tmp $ chmod a+wr /mount_point/tmp #exit
次のようなコマンドを入力し、TMP
およびTMPDIR
環境変数を設定します。
Bourne、Bash、またはKornシェルの場合:
$ TMP=/mount_point/tmp $ TMPDIR=/mount_point/tmp $ export TMP TMPDIR
Cシェルの場合:
% setenv TMP /mount_point/tmp % setenv TMPDIR /mount_point/tmp
次のようなコマンドを入力し、ORACLE_BASE
およびORACLE_SID
環境変数を設定します。
Bourne、Bash、またはKornシェルの場合:
$ ORACLE_BASE=/u01/app/oracle $ ORACLE_SID=sales $ export ORACLE_BASE ORACLE_SID
Cシェルの場合:
% setenv ORACLE_BASE /u01/app/oracle % setenv ORACLE_SID sales
この例で、/u01/app/oracle
は前に作成または識別されたOracleベース・ディレクトリで、sales
はデータベースの呼び名(通常は5文字以内)です。
次のコマンドを入力して、ORACLE_HOME
およびTNS_ADMIN
環境変数が設定されていないことを確認します。
Bourne、Bash、またはKornシェルの場合:
$ unset ORACLE_HOME $ unset TNS_ADMIN
Cシェルの場合:
% unsetenv ORACLE_HOME % unsetenv TNS_ADMIN
注意: ORACLE_HOME 環境変数が設定されている場合、Oracle Universal Installerはその値を使用してOracleホーム・ディレクトリのデフォルト・パスとして指定します。ただし、ORACLE_BASE 環境変数をユーザーが設定する場合は、ORACLE_HOME 環境変数を設定せずに、Oracle Universal Installerから提示されるデフォルト・パスを選択することをお薦めします。 |
ほとんどのAIXシステムでは、ドライブに製品ディスクを挿入するとディスクが自動的にマウントされます。自動的にマウントされない場合は、次の手順に従ってマウントしてください。
ユーザーをrootに切り替えます。
$ su - password:
必要に応じて次のようなコマンドを入力し、現在マウントされているディスクをアンマウントして、ドライブから取り出します。
# umount /dvd
ディスクをディスク・ドライブに挿入し、次のようなコマンドを入力してマウントします。
# /usr/sbin/mount -rv cdrfs /dev/cd0 /dvd
この例で、/dev/cd0
はディスク・ドライブのデバイス名で、/dvd
はマウント・ポイント・ディレクトリです。
Oracle Universal Installerで「ディスクの場所」ダイアログ・ボックスが表示される場合は、次の例のように、ディスクのマウント・ポイント・ディレクトリのパスを入力します。
/dvd
oracle
ユーザーの環境を構成した後、次のようにOracle Universal Installerを起動してOracle Database Clientをインストールします。
次のコマンドを入力してOracle Universal Installerを起動します。
$ /mount_point/db/runInstaller
Oracle Universal Installerが起動しない場合は、X Windowの表示に関する問題のトラブルシューティング方法について、『Oracle Databaseインストレーション・ガイドfor IBM AIX on POWER Systems (64-Bit)』を参照してください。
次の表では、Oracle Universal Installerの各画面で推奨される処理について説明します。次のガイドラインを使用して、インストールを実行します。
追加の情報が必要な場合、またはデフォルト以外のオプションを選択する場合は、追加の情報について「ヘルプ」をクリックしてください。
ソフトウェアのインストールまたはリンク中にエラーが発生した場合は、トラブルシューティングについて、『Oracle Databaseインストレーション・ガイドfor IBM AIX on POWER Systems (64-Bit)』を参照してください。
注意: 前述した作業を完了している場合、ほとんどの画面でデフォルト値を選択することで、インストールを完了することができます。 |
Oracle Database Client 11gリリース2(11.2)がすでにシステムにインストールされている場合、インストール・モードの選択画面が表示されます。新規の場所にOracle Database Clientソフトウェアをインストールする場合は、「新規インストール」を選択します。
Oracle Database 11gリリース2(11.2.0.2)以降では、前のリリースのOracle Database Clientをアップグレードする場合は、「アップグレード」を選択して、「既存のOracle Database Clientのアップグレードの実行」の手順に従います。
「インストール・タイプの選択」画面で、目的のインストール・タイプ(「InstantClient」、「管理者」または「ランタイム」)を選択して、「次へ」をクリックします。
Oracle Database 11gリリース2(11.2.0.2)以降では、ソフトウェア更新機能を使用して、最新の更新内容を直接ダウンロードして適用できます。ソフトウェア更新のダウンロード画面で、次のいずれかのオプションを選択して、「次へ」をクリックします。
最新のソフトウェア更新をダウンロードして適用する場合は、ダウンロードにMy Oracle Support資格証明を使用を選択します。
プロキシ設定をクリックして、Oracle Universal Installerがインターネットへの接続に使用するプロキシを構成します。使用するサイトのプロキシ・サーバー情報およびサーバーが接続しているローカル・エリア・ネットワークへのアクセス権を持つユーザー・アカウントを指定します。Oracle Database 11gリリース2 (11.2.0.3)以降、必要に応じてプロキシ・レルム情報を入力できます。プロキシ・レルム情報では大/小文字が区別されます。
「接続のテスト」をクリックして、プロキシ設定が正しく入力され、インストーラにより更新がダウンロードできることを確認します。
以前にダウンロードされたソフトウェア更新を適用する場合は、事前ダウンロード済のソフトウェア更新を使用を選択します。
すべての更新を適用しない場合は、ソフトウェア更新のスキップを選択します。
ソフトウェア更新のダウンロードを選択するか、事前ダウンロード済ソフトウェアのダウンロード場所を指定すると、ソフトウェア更新の適用画面が表示されます。前の画面でダウンロードにMy Oracle Support資格証明を使用を選択した場合は、すべての更新をダウンロードして適用を選択して「次へ」をクリックします。前の画面で事前ダウンロード済のソフトウェア更新を使用を選択した場合は、すべての更新を適用を選択して「次へ」をクリックします。
「製品言語の選択」では、製品の実行に使用する言語を選択できます。
製品の言語を、「使用可能な言語」リストから選択して、「選択された言語」リストに移します。「次へ」をクリックします。
手順2で「InstantClient」をインストール・タイプとして選択した場合、この画面は表示されません。
「インストール場所の指定」画面で、次の詳細を入力します。
Oracleベース: このパスはデフォルトで表示されます。このパスは要件に応じて変更できます。手順2で「InstantClient」をインストール・タイプとして選択した場合、「Oracleベース」セクションは表示されません。
「ソフトウェアの場所」セクションで、デフォルト値をそのまま使用するか、Oracleコンポーネントのインストール先であるOracleホーム・ディレクトリ・パスを入力します。ディレクトリ・パスにはスペースを入れないようにしてください。「次へ」をクリックします。
コンピュータにOracleソフトウェアを初めてインストールする場合、インストーラの「インベントリの作成」画面で、中央インベントリのディレクトリ・パスを指定するように求められます。Oracleインベントリ・ディレクトリを所有するオペレーティング・システム・グループ(Oracleインベントリ・グループ)のoraInventoryグループ名を選択し、「次へ」をクリックします。
注意: デフォルトでは、Oracleインベントリ・ディレクトリはOracleベース・ディレクトリの下にインストールされません。これは、すべてのOracleソフトウェア・インストールが共通のOracleインベントリを共有するためです。その結果、すべてのユーザーに対してOracleインベントリは1つしかない一方で、各ユーザーには個別のOracleベースがあります。 |
「前提条件チェックの実行」画面で、コンピュータが、目的の製品をインストールするための最低システム要件を満たしているかどうかを確認します。「次へ」をクリックします。
注意: 「すべて無視」オプションを選択する際には、注意が必要です。このオプションを選択すると、システムでOracle Databaseが正常にインストールできることを、Oracle Universal Installerによって確認されない場合があります。
「サマリー」画面に表示された情報を確認して、「終了」をクリックします。
注意: Oracle Database 11gリリース2(11.2)以降では、すべてのインストール手順をレスポンス・ファイルに保存できます。これを行うには、「レスポンス・ファイルの保存」をクリックします。このファイルは、後でサイレント・インストールに使用できます。 |
「製品のインストール」画面に、クライアント・インストールの進捗状況が表示されます。Oracle Database Clientがインストールされると、root
ユーザーとして新しいインベントリにroot構成スクリプトを実行するように求められます。root
ユーザーとしてroot.sh
スクリプトを実行してインストールを完了し、「OK」をクリックします。
「終了」画面で、「閉じる」をクリックしてOracle Universal Installerを終了します。
Oracle Database 11gリリース2(11.2.0.2)以降では、次の手順を使用して、既存のOracle Database Client 11gリリース2(11.2)のアップグレードを実行できます。
注意: システムにOracle Database Client 11gリリース2(11.2.0.1)以上のクライアント・ホームがすでにインストールされている場合のみ、Oracle Database Clientのインプレース・アップグレードを行えます。 |
oracle
ユーザーの環境を構成した後、次のコマンドを使用してOracle Universal Installerを起動します。
$ /mount_point/db/runInstaller
関連項目: 『Oracle Database Clientインストレーション・ガイド for IBM AIX on POWER Systems(64-Bit)』のOracle Universal Installerの実行に関する項 |
システムにOracle Database Client 11gリリース 2 (11.2.0.1)以上がすでにインストールされている場合のみ、インストール・モードの選択画面が表示されます。「アップグレード」を選択して、既存のOracle Database Clientソフトウェアを最新バージョンにアップグレードします。
「インストール場所の指定」画面で、デフォルトのソフトウェアの場所の値を受け入れるか、Oracleコンポーネントのインストール先のOracleホーム・ディレクトリ・パスを入力します。ディレクトリ・パスにはスペースを入れないようにしてください。「次へ」をクリックします。
ソフトウェア更新のダウンロード画面で、次のいずれかのオプションを選択し、「次へ」をクリックします。
My Oracle Support資格証明を使用してダウンロード
事前にダウンロードしたソフトウェア更新を使用
ソフトウェア更新のスキップ
ソフトウェア更新のダウンロード画面のオプションの詳細は、「Oracle Database Clientのインストール」の手順3を参照してください。
ソフトウェア更新の適用画面は、ソフトウェア更新のダウンロードを選択するか、以前にダウンロードしたソフトウェア更新の場所を入力した場合に表示されます。すべての更新のダウンロードおよび適用またはすべての更新の適用のいずれか適切な方を選択し、「次へ」をクリックします。
ソフトウェア更新の適用画面のオプションの詳細は、「Oracle Database Clientのインストール」の手順4を参照してください。
「製品言語の選択」では、製品の実行に使用する言語を選択できます。
製品の言語を、「使用可能な言語」リストから選択して、「選択された言語」リストに移します。「次へ」をクリックします。
「前提条件チェックの実行」画面で、コンピュータが、目的の製品をインストールするための最低システム要件を満たしているかどうかを確認します。「次へ」をクリックします。
「サマリー」画面に表示された情報を確認して、「インストール」をクリックします。
「製品のインストール」画面に、クライアント・アップグレードの進捗状況が表示されます。
「終了」画面で情報を確認し、「閉じる」をクリックしてOracle Universal Installerを終了します。
関連項目: 『Oracle Database Clientインストレーション・ガイド for IBM AIX on POWER Systems(64-Bit)』の現在のバージョンでの既存のソフトウェアの更新に関する項およびレスポンス・ファイルを使用した既存のOracle Database Clientのアップグレードの実行に関する項 |
Oracle Clientが正常にインストールされた後、必須およびオプションのインストール後の作業の詳細は、Oracle Database Clientのインストレーション・ガイドを参照してください。
この項の内容は次のとおりです。
製品ライセンス
トライアルの使用許諾条項により30日間このメディア・パックに含まれる製品をインストールおよび評価できます。ただし、30日間の評価期間後も製品の使用を継続する場合はプログラム・ライセンスを購入する必要があります。プログラム・ライセンスの購入の詳細は、次の項を参照してください。
ライセンスおよびバージョン更新の購入
次のOracle Store WebサイトからOracle製品のプログラム・ライセンスと更新バージョンを購入できます。
Oracleサポート・サービスへの問合せ
Oracle Product Supportを購入した場合、Oracleサポート・サービスにいつでも問合せできます。Oracle Product Supportの購入またはOracleサポート・サービスへの問合せの情報については、Oracleサポート・サービスのWebサイトを参照してください。
https://www.oracle.com/support/index.html
製品ドキュメントの場所
製品ドキュメントには、任意のプラットフォームでのOracle製品の構成、使用または管理方法について記載されています。Oracle Database 11g製品に関する製品ドキュメントは、HTML形式およびPDF形式でオンラインで入手可能です。
Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc
を参照してください。
Oracleサポートへのアクセス
サポートを購入したオラクル社のお客様は、My Oracle Supportを介して電子的なサポートにアクセスできます。詳細情報はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info
か、聴覚に障害のあるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs
を参照してください。
Oracle Database Clientインストレーション・ガイド, 11gリリース2(11.2) for IBM AIX on POWER Systems(64-Bit)
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