Examplesインストレーション・ガイド
11gリリース2 (11.2)
E94921-01(原本部品番号:E24501-04)
2013年7月
このマニュアルでは、Oracle Database Examplesメディアで使用可能な製品のインストール方法および構成方法を説明します。次の項目があります。
Oracle Database 11gリリース2 (11.2.0.3)以降、Oracle Universal Installerでは、Oracle RACデータベースへのサンプル・ソフトウェアのインストールに役立つ、新しい画面「Gridインストール・オプション」が表示されます。サンプル・ソフトウェアは、選択したOracle RACホームが存在する全ノードにインストールされます。
この機能は、Oracle Database 11gリリース2(11.2.0.2)以上で使用できます。Oracle Universal Installerは、重要なパッチ更新のインストール、サポート対象オペレーティング・システムのシステム要件の更新およびその他の重要な更新に役立ち、インストールを正常に実行できます。インストール時はソフトウェア更新を有効にすることをお薦めします。
ソフトウェア更新を有効にする場合は、インストール時に、有効なMy Oracle Supportのユーザー名およびパスワードを指定して、Oracle Universal Installer (OUI)が最新の更新をダウンロードできるようにする必要があります。すでにダウンロード済のソフトウェア更新パッケージの場所へのパスを指定することもできます。
次の項で、インストールされる製品について説明します。これらの製品は、既存のOracle Database 11gリリース2 (11.2)のOracleホームにインストールする必要があります。
注意: 「サマリー」画面に、既存のOracle Database 11gのOracleホームにインストールされるOracle Examplesの詳細リストが提示されます。 |
Oracle Database Examplesには、Oracle Databaseの製品、オプションおよび機能について学ぶために使用できる、様々な例と製品のデモンストレーションが含まれています。これらの例の多くは、Oracle Databaseにインストール可能なサンプル・スキーマと連携するように設計されています。Oracleドキュメント・ライブラリのマニュアルの多くで、Oracle Database Examplesで提供されるプログラムやスクリプトの例が使用されています。
この項には、次の項目が含まれます。
Oracle Database Examplesを使用するには、まずOracle Databaseにサンプル・スキーマをインストールする必要があります。Oracle Databaseをインストールするときや、Database Configuration Assistantを使用してデータベースを作成するときに、データベースの作成時にサンプル・スキーマを含めることができます。既存のデータベースに手動でサンプル・スキーマをインストールすることもできます。
関連項目: 既存データベースへのサンプル・スキーマの手動インストールの詳細は、『Oracle Databaseサンプル・スキーマ』を参照してください |
PL/SQLおよびJava用のOracle COM Automation機能には、この機能を使用してソリューションを開発する方法を示す例が含まれています。これらのデモは基本機能を提供し、COM Automationを使用するカスタマイズされた複雑なアプリケーションを作成する基礎として機能します。デモは、サンプル・スキーマで使用可能な人事スキーマに基づいています。それぞれのデモでは、COM Automationを使用して簡単な操作を行うための基本的なAPIのセットを提供しています。それぞれのCOM Automationサーバー(WordやExcelなど)は、デモAPIを通じて提供されるものよりもさらに高度な機能を提供します。これらの高度な機能を利用するためには、独自のPL/SQLプロシージャまたはJavaクラスを設計し、コーディングする必要があります。
関連項目: これらのデモの詳細は、『Oracle COM Automation機能開発者ガイド』の第4章「Oracle COM Automation PL/SQLデモ」および第5章「Oracle COM Automation Javaデモ」を参照してください |
Oracle Data Miningのデモには、Oracle Data Mining APIを理解するのに役立つData Miningサンプル・プログラムが含まれています。これらのプログラムは、データの準備、アルゴリズムの選択、アルゴリズムのチューニング、テストおよびスコアリングを行うための一般的な方法を示しています。各プログラムで、データベースにマイニング・モデルが作成されます。すべてのプログラムには、コードの理解に役立つインライン・コメントが多数含まれています。
関連項目: これらのデモの詳細は、『Oracle Data Mining管理者ガイド』の第7章「データ・マイニングのサンプル・プログラム」を参照してください |
Oracleグローバリゼーションのデモでは、Oracle Globalization Development Kit (GDK)の機能およびAPIを示し、グローバルなインターネット・アプリケーションの開発を容易にする完全なフレームワークを提供します。GDK Exampleのデモでは、ロケール依存のデータ・フォーマット、言語ソート、ロケール・マッピング、ロケール決定および言語検出など、個々の機能を説明します。Oracle Storeのデモでは、ユーザーに様々なロケール・プリファレンスを提供する完全な多言語のJ2EE Webアプリケーションを作成するため、GDKの機能を統合する方法を説明します。
関連項目: これらのデモの詳細は、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』の第8章「Oracle Globalization Development Kit」を参照してください |
Oracle Messaging Gatewayを使用すると、Oracle以外のメッセージ・システムとOracle Streams AQに基づくアプリケーション間の通信が可能になります。Oracle Streams AQでは、2つのOracle Streams AQキュー間の伝播機能を提供して、E-Business (IDAPを介したHTTP)を有効にします。メッセージ・ゲートウェイでは、この機能をOracle以外のメッセージ・システムに基づくアプリケーションに拡張しています。メッセージ・ゲートウェイに提供されるサンプルでは、Oracle AQ、WebSphere MQシリーズおよびTibco Rendezvousに対するJMS、LCRおよびXMLを含むメッセージ形式を使用したメッセージの伝播機能が説明されています。
メッセージ・ゲートウェイでは異なる7つのサンプルが提供され、それぞれが独自のサブディレクトリを持ちます。各サンプルにはREADMEファイルが含まれ、設定およびサンプルの実行に関する詳細が記載されています。
Oracle Multimedia(以前のOracle interMedia)は、Oracle Databaseで、イメージ、音声、ビデオまたはその他の異種メディア・データをその他の企業情報と統合された方法で格納、管理および取得できるようにする機能です。Oracle Multimediaにより、Oracle Databaseの信頼性、可用性およびデータ管理が、従来のアプリケーション、インターネット・アプリケーション、電子商取引アプリケーションおよびメディアリッチ・アプリケーションにまで拡大します。これには、ユーザーが使用できる多数のスクリプトやサンプル・アプリケーションが含まれています。これらは、OCI、SQL、Java、PL/SQLおよびASP/VBScriptのサンプル・アプリケーション(デモ)で構成されています。
関連項目: これらのデモの詳細は、『Oracle Multimediaユーザーズ・ガイド』の付録A「Oracle Multimediaのサンプル・アプリケーション」を参照してください |
Oracle Precompilerのデモでは、ANSI標準に準拠した形でC/C++およびCOBOLコードにSQL操作を埋め込む方法を、アプリケーション・プログラマに示します。Pro*Cプログラムとは、埋込みSQL文が含まれているCプログラムです。Oracle Pro*C/C++およびPro*COBOLのデモでは、リアルタイムで変更できる操作である動的SQL操作をサポートするための拡張機能を提供します。動的SQL操作を、PL/SQLコード(匿名PL/SQLブロックとして知られています)を介してPro*C/C++およびPro*COBOLアプリケーションとともに使用することもできます。標準的なアプリケーションでは、動的SQLよりも静的SQLのほうがより多く使用されています。プリコンパイラは、それぞれの埋込みSQL文を、プリコンパイラ・ランタイム・ライブラリ(SQLLIB)のコールに変換します。
関連項目:
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Oracle Spatialは、Oracleデータベースで空間データの格納、アクセスおよび分析を素早く効果的に実行できるようにするファンクションおよびプロシージャの統合されたセットです。空間データは、現実または概念のオブジェクトの本質的な位置特性を、それらが存在する現実または概念の空間に関連するものとして表します。Oracle Spatialのデモでは、Oracleデータベースでの空間特性コレクションの格納、取得、更新および問合せを容易にするSQLスキーマおよびファンクションを提供します。
関連項目:
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Oracle SQLJのデモでは、Javaの設計哲学に準拠した形でJavaコードにSQL操作を埋め込む方法を、アプリケーション・プログラマに示します。SQLJプログラムとは、埋込みSQL文が含まれているJavaプログラムです。Oracle SQLJのデモでは、リアルタイムで変更できる操作である動的SQL操作をサポートするための拡張機能を提供します。動的SQL操作を、JDBCコードまたはPL/SQLコードを介してSQLJアプリケーションで使用することもできます。標準的なアプリケーションでは、動的SQLよりも静的SQLのほうがより多く使用されています。SQLJはトランスレータとランタイム・コンポーネントで構成されており、スムーズに開発環境に統合されます。
関連項目: これらのデモの詳細は、『Oracle Database SQLJ開発者ガイド』を参照してください |
Oracle Internet Directoryクライアントのデモは、アプリケーション・プログラマのためにLDAP CおよびPL/SQL APIの使用方法を示します。C APIに基づいたすべてのLDAP操作で、クライアントがLDAPサーバーとのLDAPセッションを確立することが求められます。PL/SQL APIに基づいたLDAP操作を実行するには、最初にデータベース・セッションを初期化してからLDAPセッションをオープンする必要があります。DBMS_LDAPパッケージを使用すると、PL/SQLアプリケーションでLDAPサーバー内にあるデータにアクセスできます。ファンクション・コールの名前と構文は、C APIの場合と同様です。
関連項目: 『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managementアプリケーション開発者ガイド』のC APIの使用例に関する項 |
Oracle XMLのデモは、XMLを処理するC、C++およびJavaソフトウェア・プログラムの作成とデプロイを可能にする多目的なコンポーネント・セットである、Oracle XML Developer's Kit(XDK)の機能を示します。
関連項目:
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Oracle Call Interface (OCI)のデモには、OCI APIを作成するためのC言語のサンプル・プログラムが含まれています。これらのプログラムはC言語のデータ型、コール規則、構文およびセマンティックを提供します。インストールされているデモには、OCI機能の使用方法が示されます。
関連項目: これらのデモの詳細は、『Oracle Call Interfaceプログラマーズ・ガイド』のOCIデモ・プログラムに関する項を参照してください |
Oracle C++ Call Interface (OCCI)のデモは、C++で記述されたアプリケーション用にデータベース・アクセスAPIを提供します。コントロール・クラスにより、アプリケーションをデータベースに接続し、文や結果セットのようなリソースを作成できるようになります。データ・クラスには、様々なタイプのデータが含まれます。オブジェクト・クラスおよびメソッドは、オブジェクトへのアクセスおよび操作のためのナビゲーショナル・インタフェースを提供します。オブジェクト型トランスレータ(OTT)を使用して、Oracleデータベースで定義されたデータ型のC++クラス・ヘッダーを生成することができます。インストールされたデモは、OTTおよびOCCIのクラスおよびメソッドの使用方法を示します。
関連項目: これらのデモの詳細は、『Oracle C++ Call Interfaceプログラマーズ・ガイド』のOCCIデモのビルドに関する項を参照してください |
Oracle ODBC Driverのデモは基本的な構造のODBCアプリケーションを提供し、これは完全なODBCアプリケーションに拡張することができます。ODBCは標準であるため、ODBCドライバの概要を説明するドキュメントに多数のサンプル・アプリケーションを見つけることができます。Oracle ODBCドライバの特定のオプションについては、WindowsでData Source Nameを設定する際にヘルプを参照してください。
関連項目: これらのデモの詳細は、『Oracle Database管理者リファレンスfor Linux and UNIX-Based Operating Systems』のOracle ODBCドライバの使用に関する項を参照してください |
Oracleには、コードのデバッグやその他のデプロイ例に使用できる一連のJDBCドライバがあります。これらのドライバでは、Oracle Databaseリリース8.1.7以降にアクセスできます。
Oracle Database Examplesメディアにより、2つのOracle Textナレッジ・ベース(英語およびフランス語)がインストールされます。必要に応じて、提供されたナレッジ・ベースを拡張できます。また、英語およびフランス語以外の言語で、独自のナレッジ・ベースを作成することもできます。
関連項目: ナレッジ・ベースの作成および拡張の詳細は、『Oracle Textリファレンス』を参照してください |
Oracle Database Examplesのインストール要件は次のとおりです。
Oracle Database Examplesメディアから製品をインストールする前に、システムにOracle Database 11gリリース2 (11.2)のOracleホームへのアクセス権があることを確認する必要があります。必要であれば、まずこのリリースのOracle Databaseをインストールするか、このリリースにアップグレードします。
関連項目: Oracle Databaseのインストールの詳細は、『Oracle Databaseインストレーション・ガイド』を参照してください |
Oracle Databaseのインストールで使用されているOracleホーム・ディレクトリを確認します。
UNIXプラットフォームの場合、次のコマンドを使用してoratab
ファイルのコンテンツを確認します。
# more /etc/oratab
Windowsプラットフォームの場合:
「スタート」メニューから、「プログラム」、「Oracle - HOME_NAME」、「Oracle Installation Products」、「Universal Installer」の順に選択します。
「ようこそ」画面が表示されたら、「インストールされた製品」をクリックします。
システム上のすべてのOracleホームと、各Oracleホームにインストールされている製品が表示された「インベントリ」画面が表示されます。
「インベントリ」画面で各Oracleホームを開き、Oracle Database 11gを検索します。
「閉じる」をクリックし、次に「取消」をクリックしてOracle Universal Installerを終了します。
Oracleホーム・ディレクトリが含まれるファイル・システムに、UNIXでは650MB以上の空きディスク領域、およびWindowsでは575MB以上の空きディスク領域があることを確認します。
UNIXプラットフォームの場合:
df -k
oracle_home_path
コマンドを使用して、Oracleホームに十分な領域があることを確認します。
oracle_home_path
は、Oracleホームがインストールされているディレクトリです。
Windowsの場合:
「マイ コンピュータ」をダブルクリックします。
Oracleソフトウェアをインストールするドライブを右クリックします。
「プロパティ」を選択します。
この項では、コンピュータ上のOracle Database 11gリリース2 (11.2)のOracleホーム以外の場所にOracle Database Examplesをダウンロードする方法を説明します。
Oracle Technology Networkで、次に示すOracle Database 11gのダウンロード・ページに移動します。
http://www.oracle.com/technetwork/database/enterprise-edition/downloads/index.html
「See All」リンクを選択し、「Oracle Database 11g Examples (formerly Companion)」の下にあるOracle Database Examplesのzipファイルを選択します。
たとえば、Linux x86の場合はlinux_11gR2_examples.zip
を選択します。
Oracle Database Examplesのインストール
Oracle Database Examplesは、既存のOracle Database 11gリリース2 (11.2)のOracleホームにインストールする必要があります。
Oracle Database Examplesをインストールするには、次のようにします。
Oracle Databaseをインストールするコンピュータに管理者としてログインします。
UNIXプラットフォームでは、Oracleソフトウェアの所有者ユーザー(oracle
)としてログインし、DISPLAY
環境変数を設定します。
Windowsプラットフォームでは、OracleコンポーネントをインストールするコンピュータのAdministratorsグループのメンバーとしてログインします。
プライマリ・ドメイン・コントローラ(PDC)またはバックアップ・ドメイン・コントローラ(BDC)をインストールしている場合は、Domain Administratorsグループのメンバーとしてログオンします。
使用する予定のOracle Databaseが「Oracle Databaseへのアクセス」で説明するようにアクセス可能であることを確認します。
インストール・ファイルをダウンロードしたディレクトリに移動し、次のコマンドを実行してOracle Universal Installerを起動します。
UNIXプラットフォームの場合:
$ ./runInstaller
Windowsプラットフォームの場合:
setup.exe
をダブルクリックします。
インストール前の更新のダウンロード
Oracle Database 11gリリース2(11.2.0.2)以降では、保護されたデータ・センターでインストールを実行する場合、更新ダウンロード・モードでインターネットにアクセスするシステムでOracle Universal Installerを起動すると、インストールを開始する前に更新をダウンロードできます。ソフトウェア更新のダウンロード画面で、次のオプションから選択します。
ダウンロードにMy Oracle Support資格証明を使用: 最新のソフトウェア更新をダウンロードして適用する場合は、このオプションを選択します。
プロキシ設定をクリックして、Oracle Universal Installerがインターネットへの接続に使用するプロキシを構成します。使用するサイトのプロキシ・サーバー情報およびサーバーが接続しているローカル・エリア・ネットワークへのアクセス権を持つユーザー・アカウントを指定します。Oracle Database 11gリリース2 (11.2.0.3)以降、プロキシ・レルム情報を入力できます。プロキシ・レルム情報では大/小文字が区別されます。プロキシ・レルムがない場合、「プロキシ・ユーザー名」、「プロキシ・パスワード」および「プロキシ・レルム」の各フィールドにエントリを入力する必要はありません。
「接続のテスト」をクリックして、プロキシ設定が正しく入力され、インストーラにより更新がダウンロードできることを確認します。
事前にダウンロードしたソフトウェア更新を使用: 「場所」フィールドに、事前にダウンロードしたパッチ更新が存在する場所のパスを入力します。
注意: 保護されたデータ・センターでインストールを実行する場合、インターネットにアクセスするシステムでOracle Universal Installerを起動すると、インストールを開始する前に更新をダウンロードします。 |
このオプションを使用するには、次の手順を実行します。
runInstaller
またはsetup.exe
で-downloadUpdates
フラグを使用します。
./runInstaller -downloadUpdates
My Oracle Support資格証明の入力画面で、My Oracle Supportのユーザー名、パスワードおよび必要に応じてプロキシ設定を入力します。
ダウンロード先を入力し、ソフトウェア更新のダウンロード画面の「ダウンロード」をクリックします。
更新を使用できる場合は、指定した場所にダウンロードされます。「更新終了」画面に更新のダウンロードが終了したことが表示されます。「閉じる」をクリックします。
Oracle Universal Installerが実行されるサーバーにディレクトリへの更新をダウンロードします。
ダウンロードが完了すると、Oracle Universal Installerを再起動して、事前にダウンロードしたソフトウェア更新を使用オプションの場所フィールドでそのダウンロード場所を使用します。
注意: ソフトウェア更新を有効にしてサンプル・インストールを実行すると、ユーザーはそのインストールのダウンロード場所を再利用できます。 |
ソフトウェア更新のスキップ: ソフトウェア更新を適用しない場合は、このオプションを選択します。
「次へ」をクリックして続行します。
「ソフトウェア更新の適用」画面には、使用可能な更新がリストされます。次の詳細情報が表示されます。
パッチ番号
説明
関連する注意事項
前の画面で「ダウンロードにMy Oracle Supportの資格証明を使用」オプションを選択した場合、すべての更新をダウンロードして適用チェック・ボックスを選択します。これにより、インストール時に最新の更新がダウンロードされ、適用されます。ただし、最新の更新をダウンロードする場所に変更することもできます。
前の画面で事前にダウンロードしたソフトウェア更新を使用オプションを選択した場合、すべての更新を適用チェック・ボックスを選択します。これにより、インストール時に更新が適用されます。
「次へ」をクリックして続行します。
「インストール場所の指定」画面で、次のように入力します。
Oracleベース: Oracleベース・ディレクトリは、Oracleソフトウェアのインストールの最上位ディレクトリです。デフォルトでは、Oracleベースのパスが表示されます。このパスは要件に応じて変更できます。
ソフトウェアの場所: 「ソフトウェアの場所」フィールドで、Oracle Database Examplesをインストールするフルパスを入力します。Oracleデータベースのサンプルは、既存のOracleホームにインストールする必要があります。
選択したOracleホームにOracle Real Application Clusters(Oracle RAC)がインストールされている場合は、Oracle Universal InstallerでGridインストール・オプション画面が表示されます。サンプル・ソフトウェアは、選択したOracle RACホームが存在する全ノードにインストールされます。表に示されているノードは、インストール済のOracle RACホームがOracleインベントリに登録されているノードです。
リストされている各ノードが稼働していることを確認してから、「次へ」をクリックしてください。
注意: Oracle RACのインストールでは、ソフトウェアがすべてのクラスタ・ノードにインストールされます。 |
前提条件チェックの実行画面で、Oracle Universal Installerによるシステムのチェックで発生している場合のあるエラーを確認して修正します。「再チェック」をクリックすると、前提条件を再実行して、インストールを続行するための最小要件が満たされているかどうかを確認できます。問題を修正してからシステム要件を再チェックする場合は、「修正および再チェック」をクリックします。
注意: 「修正および再チェック」オプションにより、一部のシステム・パラメータをOracle推奨値に設定するスクリプト(UNIXのみ)が生成されます。スクリプトをroot ユーザーで実行する必要があります。このスクリプトの内容は変更しないことをお薦めします。 |
リストから、オプションを1つ選択します。
失敗したものを表示: 失敗した前提条件チェックのリストを表示します。
「すべて表示」: 実行したすべての前提条件チェックのリストを表示します。
成功したものを表示: 成功した前提条件チェックのリストを表示します。
「サマリー」画面に表示された情報を確認します。「レスポンス・ファイルの保存」をクリックして、すべてのインストール手順をレスポンス・ファイルに保存します。
「終了」をクリックします。
「製品のインストール」画面は製品をインストールする際に表示されます。インストール操作にはファイルのコピー、Windowsシステムへのサービスの追加、UNIXシステムへのリンク、判断や計算の実行などのアクションが含まれます。
インストールが完了すると、「終了」画面が表示されます。
「閉じる」をクリックして、Oracle Universal Installerを終了します。
オラクル社のアクセシビリティへの取組みの詳細は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc
を参照してください。
Oracleサポートへのアクセス
お客様は、My Oracle Supportにアクセスして電子サポートを受けることができます。詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info
またはhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs
(聴覚障害者向け)を参照してください。
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