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Oracle Universal Connection Pool for JDBC開発者ガイド
11gリリース2(11.2)
B56283-01
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6 再利用可能な接続の動作の制御

この章では、次のインタフェースについて説明します。

AbandonedConnectionTimeoutCallback

AbandonedConnectionTimeoutCallbackコールバック・インタフェースは中止接続タイムアウト機能に使用します。この機能により、アプリケーションは中止接続をカスタマイズ処理できます。コールバック・オブジェクトは論理接続プロキシのいずれかを使用するか、または各プール接続に登録されます。これにより、特定の接続が中止されたとプールによってみなされた場合、アプリケーションはカスタマイズ処理を実行できます。流用された接続が中止されたとユニバーサル接続プールによってみなされた場合、handleTimedOutConnectionメソッドが起動されます。アプリケーションは接続に対して次の操作のいずれかを実行できます。

JDBCアプリケーションは、handleTimedOutConnectionメソッド内でcancelcloseおよびrollbackメソッドを中止接続に対して起動できます。


注意:

同じ接続に複数のAbandonedConnectionTimeoutCallbackインタフェースを登録しようとすると、例外が発生します。この例外は、プール・レイヤーにおけるUniversalConnectionPoolExceptionか、JDBC、JCAなどのUCPアダプタのタイプに固有のjava.sql.SQLExceptionのいずれかです。

TimeToLiveConnectionTimeoutCallback

TimeToLiveConnectionTimeoutCallbackコールバック・インタフェースはTTL接続タイムアウト機能に使用します。これにより、アプリケーションはTTLタイムアウト接続をカスタマイズ処理できます。

コールバック・オブジェクトは論理接続プロキシのいずれかを使用するか、または各プール接続に登録されます。これにより、特定のTTL接続がタイムアウトになった場合、アプリケーションはカスタマイズ処理を実行できます。

流用された接続がTTLタイムアウトになったとユニバーサル接続プールによって検出された場合、handleTimedOutConnectionメソッドが起動されます。アプリケーションは接続に対して次の操作のいずれかを実行できます。

JDBCアプリケーションは、handleTimedOutConnectionメソッド内でcancelcloseおよびrollbackメソッドをTTL接続に対して起動できます。


注意:

同じ接続に複数のTimeToLiveConnectionTimeoutCallbackインタフェースを登録すると、例外が発生します。この例外は、プール・レイヤーにおけるUniversalConnectionPoolExceptionであるか、JDBC、JCAなどのUCPアダプタのタイプに固有のjava.sql.SQLExceptionです。