AW_CREATEプロシージャは、空のアナリティック・ワークスペースを新規作成し、セッションにおける現行のワークスペースにします。
現行のワークスペースは、アタッチされたワークスペースのリストの最初に表示されます。
|
注意: OLAPワークシート内からはこのプロシージャを実行できません。SQL*PlusなどのSQLツール内で実行してください。 |
構文
AW_CREATE (
awname IN VARCHAR2 ,
tablespace IN VARCHAR2 DEFAULT NULL ,
partnum IN NUMBER DEFAULT 8 );
AW_CREATE (
schema IN VARCHAR2 ,
awname IN VARCHAR2 ,
tablespace IN VARCHAR2 DEFAULT NULL);
パラメータ
表B-13 AW_CREATEプロシージャのパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
awnameを所有するスキーマ。 |
|
|
新しいアナリティック・ワークスペースの名前。この名前は、Oracle Databaseの表に関するネーミング要件に準拠する必要がある。このプロシージャは、アナリティック・ワークスペースを格納するAW$awnameという表を作成する。 |
|
|
アナリティック・ワークスペースが作成される表領域。このパラメータを省略した場合、アナリティック・ワークスペースはデフォルトの表領域に作成される。 |
|
|
|
例
次のコマンドにより、GLOBAL_FINANCEという空のアナリティック・ワークスペースを新規作成します。新しいアナリティック・ワークスペースは、ユーザーのデフォルトの表領域で8つのパーティションを持つAW$GLOBAL_FINANCEという表に格納されます。
EXECUTE dbms_aw.aw_create('global_finance');
次のコマンドにより、GLOBALスキーマにDEMOというアナリティック・ワークスペースが作成されます。AW$DEMOは、2つのパーティションを持ち、GLOBAL表領域に格納されます。
EXECUTE dbms_aw.aw_create('global.demo', 'global', 2);