ヘッダーをスキップ
Oracle® OLAP DMLリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B61346-03
  ドキュメント・ライブラリへ移動
ライブラリ
製品リストへ移動
製品
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

C OLAP_API_SESSION_INIT PL/SQLパッケージ

OLAP_API_SESSION_INIT PL/SQLパッケージには、OLAP APIの初期化パラメータの表をメンテナンスするためのプロシージャが含まれています。

この章では、次の項目について説明します。

OLAP APIの初期化パラメータ

OLAP_API_SESSION_INITパッケージには、初期化パラメータの構成表をメンテナンスするためのプロシージャが含まれています。OLAP APIでセッションを開くと、指定したロールを持つユーザーに対して表にリストされているALTER SESSIONコマンドが実行されます。この表を使用するのはOLAP APIのみであり、他のアプリケーションではこの表に格納されたコマンドは実行されません。

この機能は、すべてのユーザーの環境を変更できるデータベース初期化ファイルやinit.oraファイルでこれらのパラメータを設定するかわりに使用できます。

構成表には、OLAP APIのパフォーマンスを向上できるALTER SESSIONコマンドがインストール時に移入されます。この構成表は、より有効な設定が新たに見つからないかぎり変更する必要はありません。

構成表内の情報は、この章で後述するALL_OLAP_ALTER_SESSIONビューの別名から問い合せることができます。


注意:

このパッケージの所有者は、SYSユーザーです。このパッケージを使用するには、実行権限が明示的に付与されている必要があります。

構成表の表示

ALL_OLAP_ALTER_SESSIONは、OLAP$ALTER_SESSION表のビューであるV$OLAP_ALTER_SESSIONのパブリック・シノニムです。ビューおよび表の所有者は、SYSユーザーです。

ALL_OLAP_ALTER_SESSIONビュー

ALL_OLAP_ALTER_SESSIONの各行により、ロールおよびセッション初期化パラメータが識別されます。ユーザーがOLAP APIを使用してセッションを開くと、そのセッションは、そのユーザーに付与されたロールのパラメータを使用して初期化されます。

表C-1 ALL_OLAP_ALTER_SESSIONの列の説明

データ型 NULL 説明

ROLE

VARCHAR2(30)

NOT NULL

データベース・ロール

CLAUSE_TEXT

VARCHAR2(3000)


ALTER SESSIONコマンド