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Oracle® OLAP DMLリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B61346-03
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ALLCOMPILE

ALLCOMPILEプログラムは、現行のアナリティック・ワークスペースにあるコンパイル可能なすべてのオブジェクトを1つずつコンパイルするプログラムです。ALLCOMPILEを実行すると、コンパイル中のオブジェクトの名前を示すメッセージが現行の出力ファイルに送信されます。

ALLCOMPILEはCOMPILEコマンドを使用します。したがって、オブジェクトをコンパイルする際に構文エラーがチェックされ、必要に応じてエラー・メッセージが現行の出力ファイルに記録されます。

構文

ALLCOMPILE [n]

パラメータ

n

ゼロ以上の値で指定するINTEGER式。この式は、UPDATE文が実行される前にコンパイルされるオブジェクトの数を指定します。たとえば、1を指定すると、各オブジェクトがコンパイルされるごとにUPDATE文が実行されます。0(ゼロ)を指定すると、すべてのオブジェクトがコンパイルされた後にUPDATE文が実行されます。この引数を省略すると、ALLCOMPILEはUPDATE文を実行しません。ALLCOMPILEの実行で更新を頻繁に行うと、アナリティック・ワークスペースの領域を最も有効に使用できます。

例9-33 ALLCOMPILEの出力

次の例は、4つのプログラムを含むアナリティック・ワークスペースでALLCOMPILEを実行した場合の出力です

Compiling AUTOGO
Compiling READIT
Compiling REGION.REPORT
Compiling SALES.REPORT