COMMITコマンドは、SQL COMMIT
文を実行するコマンドです。アナリティック・ワークスペース内で行った変更をCOMMITコマンドの実行時にコミットさせるにはまず、UPDATE文を使用してそのワークスペースを更新する必要があります。UPDATEによって、変更が一時的な作業領域からワークスペースが格納されているデータベース表へ移動します。表へ移動していない変更は、コミットされません。UPDATE文およびCOMMIT文を使用しない場合、セッション中に行ったアナリティック・ワークスペースの変更内容は、Oracleセッションの終了時に廃棄されます。
データベース・セッション内でSQL COMMIT
文を実行すると、セッションで行われたすべての変更(読取り/書込みアクセスでアタッチしたワークスペース内のすべての更新された変更を含む)がコミットされます。コミットされた変更はすべて、それ以降にワークスペースをアタッチする他のユーザーに対し表示されます。ただし、別のユーザーのUPDATE文およびCOMMIT文が、アタッチ済ワークスペースの使用中のビューに作用することはありません。
注意: ユーザーの多くは、SQL*PlusまたはOLAP Worksheetを使用してDML文を実行します。これらのツールはどちらも、セッションの終了時に自動でCOMMIT文を実行します。 |