CONSIDERコマンドは、ある定義を現行定義として指定するためのコマンドです。このコマンドをLD、VNF、EQ、PROGRAM、MODEL、PERMITまたはPROPERTY文とともに使用することで、定義に説明、値名書式、計算式、プログラム、モデル、権限またはプロパティを追加できます。
使用上の注意
定義の構成要素の置換
LD、VNF、EQ、PROGRAM、MODELまたはPERMIT文を使用して現行の定義に構成要素を追加する場合、その構成要素の既存の値は廃棄され、指定した新しい値に置換されます。PROPERTY文では、既存のプロパティ名に対して新しい値を指定するときにのみ、値が置換されます。定義は複数のプロパティを保持できます。
エラーとなるCONSIDER文
発行したCONSIDERコマンドが正常に実行されないと、後続のLD、VNF、EQ、PROGRAM、MODEL、PERMITまたはPROPERTY文でエラーが発生します。
暗黙的なCONSIDER文
DEFINE、COPYDFNおよびRENAMEの各コマンドでは、暗黙的なCONSIDERコマンドが自動で発行されます。