LDコマンドは、現行オブジェクト定義に説明を追加するコマンドです。説明は、オブジェクトを説明するために指定するテキストで構成されます。任意の定義に説明を割り当てることができます。
ヒント: 現行オブジェクト定義は、最も新しく定義したオブジェクト、または現行セッションで検討しているオブジェクトの定義です。オブジェクト定義を現行定義にするには、CONSIDER文を使用します。 |
パラメータ
定義に割り当てる説明のテキスト。textを省略した場合、現行定義の既存の説明が削除されます。
継続文字としてハイフンを使用することによって、複数行の説明を作成できます。ただし、LD文で空白行を先頭にして説明を作成することはできません。
例
例10-13 変数の定義への説明の追加
この例では、変数units
に関連付けられている説明を変更します。最初に、CONSIDER文を実行してunits
を現行定義にします。次に、LD文を使用して新しい説明を割り当てます。units
変数の定義は、次のとおりです。
DEFINE units VARIABLE INTEGER <month product district> LD Actual Unit Shipments
次の文
CONSIDER units ld Actual Unit Shipments for Each Division DESCRIBE units
この文によって、次のようなunits
の定義が生成されます。
DEFINE units VARIABLE INTEGER <month product district> LD Actual Unit Shipments for Each Division