ヘッダーをスキップ
Oracle® OLAP DMLリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B61346-03
  ドキュメント・ライブラリへ移動
ライブラリ
製品リストへ移動
製品
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

LD

LDコマンドは、現行オブジェクト定義に説明を追加するコマンドです。説明は、オブジェクトを説明するために指定するテキストで構成されます。任意の定義に説明を割り当てることができます。


ヒント:

現行オブジェクト定義は、最も新しく定義したオブジェクト、または現行セッションで検討しているオブジェクトの定義です。オブジェクト定義を現行定義にするには、CONSIDER文を使用します。

構文

LD [text]

パラメータ

text

定義に割り当てる説明のテキスト。textを省略した場合、現行定義の既存の説明が削除されます。

継続文字としてハイフンを使用することによって、複数行の説明を作成できます。ただし、LD文で空白行を先頭にして説明を作成することはできません。

例10-13 変数の定義への説明の追加

この例では、変数unitsに関連付けられている説明を変更します。最初に、CONSIDER文を実行してunitsを現行定義にします。次に、LD文を使用して新しい説明を割り当てます。units変数の定義は、次のとおりです。

DEFINE units VARIABLE INTEGER <month product district>
LD Actual Unit Shipments

次の文

CONSIDER units
ld Actual Unit Shipments for Each Division
DESCRIBE units

この文によって、次のようなunitsの定義が生成されます。

DEFINE units VARIABLE INTEGER <month product district>
LD Actual Unit Shipments for Each Division