RECAPコマンドは、現行セッション中に以前に入力した文を現行の出力ファイルまたは指定したファイルに送信するコマンドです。この文は、現在のセッション中の最後に入力した最大256の文のリストであるコマンド・ログからコピーされます。
注意: RECAP文は、コマンド・ログには含まれません。 |
パラメータ
送信される文の数を示す正のINTEGER
。search-textを指定した場合、search-text文字列が含まれるサブセットからこの数の文が送信されます。search-textを指定しなかった場合、コマンド・ログのうち最近実行された部分からこの数の文が送信されます。デフォルトの数は10です。
search-textを指定した場合、ALLを指定すると検索要件を満たす文がすべて要求されます。search-textを指定しなかった場合、ALLを指定するとコマンド・ログ内のすべての文が要求されます。
引用符で囲まれたテキスト・リテラル。この引数を指定すると、search-textが含まれる文がコマンド・ログ内の文の中から検索されます。検索では、大/小文字は区別されません。その後、これらの文はサブセットを構成し、そこからRECAPはnumberまたはALLに指定される数の文を送信します。
RECAP文の出力を指定のファイルに書き込みます。file-nameは出力が書き込まれるファイルの名前を表すテキスト式を指定します。そのファイルがカレント・ディレクトリにない場合、ファイルの名前にディレクトリ・オブジェクトの名前を含める必要があります。
注意: ディレクトリ・オブジェクトはデータベースで定義され、ディレクトリおよびディレクトリ内のファイルへのアクセスを制御します。CDA文を使用して、カレント・ディレクトリ・オブジェクトを特定および指定できます。使用するデータベース・ユーザー名で読取りおよび書込み可能なファイルがあるディレクトリ・オブジェクトへのアクセス権については、Oracle DBAに問い合せてください。 |