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Oracle® OLAP DMLリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B61346-03
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STDHDR

STDHDRプログラムは、レポート出力の各ページの上部に、Oracle OLAP標準ヘッダーを生成するプログラムです。

現行のページの標準ヘッダーは、2つの行で構成されています。最初の行には、左側に日付と時刻が、右側にページ番号が含まれます。2行目は空白です。

ヘッダー出力は、現行の出力ファイルに送信されます。

構文

STDHDR

使用上の注意

LSIZEの設定

LSIZEは、STDHDRを使用する前に最低でも値を29に設定する必要があります。設定しない場合は、ヘッダーが完全に表示されません。26より小さい値を設定すると、エラーが生成されます。LSIZEのデフォルトは、80です。

カスタム・ヘッダーの作成

PAGINGがYESに設定されている場合、Oracle OLAPは標準ヘッダーを出力の各ページの上部に自動的に挿入します。別のヘッダーを使用するには、ヘッダーを生成するプログラムを作成し、PAGEPRGオプションをそのプログラムの名前に設定する必要があります。標準ヘッダーに戻すには、PAGEPRGを'STDHDR'に設定します。(詳細は、PAGEPRGオプションを参照してください。)

ヘッダー・プログラムにおけるSTDHDRの使用

PAGEPRGを使用してヘッダー・プログラムを指定する場合でも、プログラムの一部としてSTDHDRを実行することにより、カスタム・ヘッダーで標準ヘッダーを使用できます。通常、STDHDRはカスタマイズしたヘッダーを生成する文の前に配置します。例10-152「レポートのカスタム・ヘッダーの作成」を参照してください。

STDHDRプログラム

STDHDRでは、次のようにHEADINGコマンドとCONVERTコマンドを使用します。

HEADING L W 8 <CONVERT(TODAY, TEXT,'<DD><MTXTL><YY>') TOD> -
        R W LSIZE-25 'Page ' L W 6 D 0 PAGENUM
BLANK

例10-152 レポートのカスタム・ヘッダーの作成

レポートの各ページに、標準ヘッダーとカスタマイズしたタイトル「Annual Sales Report」を含めるとします。このために、report.headという小さいPAGEPRGプログラムを定義します。

DEFINE report.head PROGRAM
PROGRAM
CALL STDHDR
HEADING WIDTH LSIZE CENTER 'Annual Sales Report'
BLANK
END

レポート・プログラムで、PAGINGをYESに設定し、PAGEPRGオプションを'REPORT.HEAD'に設定することにより改ページごとにこのプログラムを実行するように指定します(詳細は、PAGEPRGオプションを参照)。レポートを実行すると、標準ヘッダーとカスタム・ヘッダーの次の組合せが各ページに生成されます。

18Jan97  15:05:16                                   PAGE 1
 
                   Annual Sales Report