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Oracle® OLAP DMLリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B61346-03
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CALLTYPE

OLAP DMLプログラムの内部でCALLTYPEファンクションを使用すると、プログラムがファンクションまたはコマンドとして起動されたか、CALL文コマンドを使用して起動されたか、あるいはOLAP DML文の実行によってトリガーされたかどうかが示されます。

戻り値

TEXT

CALLTYPEの戻り値は次のとおりです。

  • FUNCTION。値を返すファンクションとしてプログラムが起動された場合。

  • COMMAND。コマンドとしてプログラムが起動された場合。

  • CALL。CALL文を使用してプログラムが起動された場合。

  • TRIGGER。プログラムがOLAP DML文に応答して起動したトリガー・プログラム(TRIGGERコマンドによってプログラムとオブジェクト・イベントが関連付けられている)の場合。

構文

CALLTYPE

例7-35 コールする方法の判別

myprogというこのサンプル・プログラムでは、プログラムの起動方法に応じて、CALLTYPEからどのように異なる値が返されるかを示します。

DEFINE myprog PROGRAM
PROGRAM
SHOW CALLTYPE
RETURN('This is the return value')
END

次の文を実行すると、myprogは1)コマンドとして、2)CALL文によって、3)ファンクションとして起動されます。

myprog
CALL myprog
SHOW myprog

この3つの文を実行した場合、次の出力が現行の出力ファイルに送信されます。myprogの戻り値は、プログラムがファンクションとしてコールされた場合にのみ表示されます。

COMMAND
CALL
FUNCTION
This is the return value