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Oracle® OLAP DMLリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B61346-03
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MAKEDATE

MAKEDATEファンクションは、年、月および日の指定したINTEGER値に対応するDATE値を返すファンクションです。

戻り値

DATEまたはテキスト

構文

MAKEDATE(year month day)

パラメータ

year

テスト日付の年を表すINTEGER式。どの年についても、1000から9999までの4桁数字で指定できます。1950年から2049年までの範囲(デフォルト)またはそれ以外の範囲(YRABSTARTオプションで指定した範囲)の年については、年の下2桁を表す2桁の数字でも指定できます(たとえば、1996年は96など)。

month

通常は1から12までの範囲の任意のINTEGER式。1より小さいINTEGERまたは12より大きいINTEGERを指定すると、MAKEDATEでは、yearINTEGER式に指定されている年を基準に1年前または1年後の日付を返します。

たとえば、MAKEDATEの引数が(97 14 21)の場合、1997年の14か月目は実際には1998年の2月なので、日付February 21, 1998が返されます。

day

1から31までの範囲のINTEGER式。

使用上の注意

MAKEDATEから返される結果の書式

MAKEDATEから返された結果を表示する場合、日付はDATEFORMATオプションの日付テンプレートに基づいて書式化されます。曜日や月の名前を日付テンプレートで使用している場合は、DAYNAMESオプションで指定した曜日の名前や、MONTHNAMESオプションで指定した月の名前が使用されます。MAKEDATEから返される結果は、DATE値を指定する場所であればどこででも使用できます。

無効な日付

MAKEDATEに対する引数が、1000年1月1日から9999年12月31日までの範囲の有効な日付を表すものではない場合、NA値が返されます。

例8-19 整数から日付への変換

次の文では、日付書式を指定し、出力を現行の出力ファイルに送信します。

DATEFORMAT = '<mtextl> <d>, <yyyy>'
SHOW MAKEDATE(97 11 14)

これらの文によって生成される出力は次のとおりです。

November 14, 1997

例8-20 YYOR、MMOFおよびDDOFファンクションを使用した日付の計算

次の文では、今日の日付から1年後の日付を計算し、出力を現行の出力ファイルに送信します。TODAYファンクションは、今日の日付を返します。INTEGERファンクションYYOF、MMOFおよびDDOFは、今日の日付に相当する年、月、日のINTEGER値を返します。

SHOW MAKEDATE(YYOF(TODAY) + 1 MMOF(TODAY) DDOF(TODAY))

今日の日付が1995年1月15日だとすると、この文によって生成される出力は次のとおりです。

January 15, 1996