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Oracle® OLAP DMLリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B61346-03
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COMMAS

COMMASオプションは、数値の出力における3桁区切り(千桁および百万桁など)の使用を制御するオプションです。区切り文字は通常カンマですが、NLS_TERRITORYの設定によっては異なる場合があります。3桁区切りに使用されている現行の文字を記録するには、THOUSANDSCHARオプションを使用します。COMMASオプションは、数値の出力に3桁区切りを表示するかどうかを制御するものです。

COMMASは、ROW、HEADING、REPORT、SHOWなど、出力を生成するすべてのコマンドに影響します。


注意:

HEADING、REPORTまたはROWコマンドのCOMMA属性およびNOCOMMA属性を使用することで、COMMAの設定を無効にできます。

データ型

BOOLEAN

構文

COMMAS = {NO|YES}

パラメータ

NO

数値の出力に3桁区切りは使用されません。

YES

(デフォルト)数値の出力に3桁区切りが使用されます。

例5-10 カンマを使用しない数値データの表示

販売された商品の原価を、データ値にカンマを使用せずに参照するとします。この場合、レポートを生成する前に、COMMASをNOに設定します。

COMMAS = NO
LIMIT line TO 'Cogs'
LIMIT month TO 'Jan96' 'Feb96'
REPORT DOWN division ACROSS month: DECIMAL 0 actual

これらの文によって生成される出力は次のとおりです。

LINE: COGS
               -----ACTUAL------
               ------MONTH------
DIVISION       Jan96      Feb96
-------------- -------- ----------
Camping          368044     385120
Sporting         287558     315299
Clothing         567767     610727