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Oracle® OLAP DMLリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B61346-03
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ERRORNAME

ERRORNAMEオプションは、プログラムまたはOLAP DML文を実行したときに発生した最初のエラーの名前を保持するオプションです。

データ型

TEXT

構文

ERRORNAME

使用上の注意

ERRORNAMEとSIGNAL

独自のエラー条件をプログラム内に作成するには、SIGNALコマンドを使用します。SIGNALを使用すると、ERRORNAMEおよびERRORTEXTは、指定した値に設定されます。

特別な名前PRGERRをSIGNALコマンドとともに使用すると、エラーが発生したコール側プログラムと通信できます。SIGNAL PRGERRコマンドは、ERRORNAMEを空白値に設定し、別のエラー・メッセージを表示することなく、エラー条件をコール側プログラムに渡します。SIGNALを使用して、ネストしたプログラムの連鎖を経由してOracle OLAPエラーを渡す方法については、TRAPコマンドを参照してください。

例5-34 TRAPでのERRORNAMEの使用

TRAPコマンドを使用してエラーを処理するレポート・プログラムでは、SIGNALコマンドを使用することにより、現行の出力ファイルに適切なエラー名を送ることができます。

DEFINE myreport PROGRAM
LD Monthly Report
PROGRAM
TRAP ON CLEANUP NOPRINT
PUSH month DECIMALS LSIZE PAGESIZE
LIMIT month TO LAST 1
   ...
POP month DECIMALS LSIZE PAGESIZE
RETURN
CLEANUP:
POP month DECIMALS LSIZE PAGESIZE
SIGNAL ERRORNAME ERRORTEXT
END