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Oracle® OLAP DMLリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B61346-03
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NLS_TERRITORY

NLS_TERRITORYオプションは、セッションの現行の領域を指定するオプションです。

このオプションの値はセッション内で動的に変更できます。これには、次に示すOLAP DML構文を使用するか、ALTER SESSION SET option = valueというSQL文を使用します。 

データ型

TEXT

構文

NLS_TERITORRY = option-value

パラメータ

NLSデータベース・パラメータの詳細は、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』を参照してください。

例5-79 NLS_TERRITORYの変更による影響

この例では、NLS_LANGオプションが次のように初期設定されています。

AMERICAN_AMERICA.WE8ISO8859P1 

3桁区切り文字はカンマ(,)で、小数点記号はピリオド(.)です。

SHOW TO_NUMBER('12345')
12,345.00

地域設定を次のように変更すると、

NLS_TERRITORY = 'FRANCE'

NLS_LANGの値が次のように変更されます。

AMERICAN_FRANCE.WE8ISO8859P1

これにより、3桁区切り文字はピリオド(.)に、小数点記号はカンマ(,)になります。

SHOW TO_NUMBER('12345')
12.345,00