ヘッダーをスキップ
Oracle® OLAP DMLリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B61346-03
  ドキュメント・ライブラリへ移動
ライブラリ
製品リストへ移動
製品
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

OKNULLSTATUS

OKNULLSTATUSオプションは、Oracle OLAPでディメンション・ステータス・リストのNULLの設定を許可するかどうかを決定します。デフォルトでは、空のステータス・リストは許可されません。NULLステータス・リストが許可されない場合、結果がNULLステータス・リストになるLIMITコマンドを実行すると、Oracle OLAPはエラー・メッセージを生成します。

データ型

BOOLEAN

構文

OKNULLSTATUS = {YES|NO}

パラメータ

YES

NULLステータス・リストが許可されることを示します。この設定では、ディメンション・ステータス・リストの結果がNULLになるLIMITコマンドを(IFNONE引数を指定せずに)実行すると、ステータス・リストNULLに設定され、エラー・メッセージは生成されません。

NO

(デフォルト)NULLステータス・リストが許可されないことを示します。この設定では、ディメンション・ステータス・リストの結果がNULLになるLIMITコマンドを(IFNONE引数とNULLキーワードを指定せずに)実行すると、ステータス・リストは変更されず、エラー・メッセージが生成されます。

使用上の注意

OKNULLSTATUSに効果がない場合

次の状況では、OKNULLSTATUSの値に効果はありません。

  • LIMITコマンドにIFNONE引数が指定されている場合。

  • LIMITコマンドにNULLキーワードが指定され、ディメンション・ステータス・リストがNULLに設定される場合。

  • LIMITコマンドによって値セットがNULLに設定される場合(ただし、IFNONE引数を使用していないとき)。OKNULLSTATUSがNOの場合でも、値セットはNULLに設定され、エラー・メッセージは生成されません。

  • NULLのディメンション・ステータス・リストを返すようにLIMITファンクションが指定されている場合。OKNULLSTATUSがNOの場合でも、返される値はNAであり、エラー・メッセージは生成されません。

ディメンションおよび値セットでのNULLステータスの使用の詳細は、LIMITコマンドを参照してください。

例5-82 OKNULLSTATUSの使用

次の文は、ディメンションのNULLステータスに関するエラー・メッセージを表示せずにディメンション・ステータス・リストをNULLに設定できるようにします。

OKNULLSTATUS = YES