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Oracle® OLAP DMLリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B61346-03
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YRABSTART

YRABSTARTオプションは、2桁の略称を使用して読取りや表示が実行される年に関連付けられた特定の100年の期間を指定するオプションです。

データ型

INTEGER

構文

YRABSTART = year

パラメータ

year

100年の期間の開始年を示す4桁のINTEGER式。範囲が1000から9999までの任意の値を指定できます。ただし、yearに9900を超える値を指定した場合、9999より後の年に対応する2桁の年の値の読取りまたは表示を要求すると、戻り値はNAになります。デフォルト値は1950のため、YRABSTARTを使用して別の範囲を設定しないかぎり、2桁の年の略称は1950から2049までの範囲として解釈されます。

例5-112 デフォルト値の使用

次の文を実行すると日付書式が指定され、出力が現行の出力ファイルに送られます。

DATEFORMAT = '<Mtextl> <d>, <yyyy>'
SHOW MAKEDATE(96 9 13)

これらの文によって生成される出力は次のとおりです。

September 13, 1996

例5-113 日付に対する100年の期間の設定

次の文を実行すると2000年から2099年までの100年の期間が設定され、出力が現行の出力ファイルに送られます。

YRABSTART = 2000
SHOW MAKEDATE(96 9 13)

これらの文によって生成される出力は次のとおりです。

September 13, 2096