CHR
は、整数を、データベース・キャラクタ・セットまたは各国語キャラクタ・セットにおいて等価のバイナリ値を含む文字に変換します。
シングルバイト・キャラクタ・セットでは、n
> 256の場合に、CHR
はmod(n, 256)
と等価なバイナリに変換します。
Unicode各国語キャラクタ・セットとすべてのマルチバイト・キャラクタ・セットでは、n
は1つの完全なコード・ポイントに解決される必要があります。コード・ポイントは検証されないため、無効なコード・ポイントを指定すると、結果は不定になります。
戻り値
VARCHAR2 | NVARCHAR2
構文
CHR(n [ USING NCHAR_CS ])
引数
n
: 数値式です。
USING NCHAR_CS
は、各国語キャラクタ・セットの文字を戻します。各国語でない場合は、データベース・キャラクタ・セットの文字を戻します。OLAPエンジンではUTF8各国語キャラクタ・セットが使用されるため、戻り値が、データベースのUTF16各国語キャラクタ・セットを使用するSQL CHR
関数の場合とは異なることがあります。
例
CHR(67)
、CHR(67 USING NCHAR_CS)
およびCHR(323)
はすべて、WE8DECデータベース・キャラクタ・セットとUTF8各国語キャラクタ・セットのあるASCIIベース・システムで文字C
を戻します。CHR(323)
はCHR(MOD(323, 256))
と等価です。