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Oracle® OLAP Expression Syntaxリファレンス
リリース11.2
B70202-01
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CHR

CHRは、整数を、データベース・キャラクタ・セットまたは各国語キャラクタ・セットにおいて等価のバイナリ値を含む文字に変換します。

シングルバイト・キャラクタ・セットでは、n > 256の場合に、CHRmod(n, 256)と等価なバイナリに変換します。

Unicode各国語キャラクタ・セットとすべてのマルチバイト・キャラクタ・セットでは、nは1つの完全なコード・ポイントに解決される必要があります。コード・ポイントは検証されないため、無効なコード・ポイントを指定すると、結果は不定になります。

戻り値

VARCHAR2 | NVARCHAR2

構文

CHR(n [ USING NCHAR_CS ]) 

引数

n: 数値式です。

USING NCHAR_CSは、各国語キャラクタ・セットの文字を戻します。各国語でない場合は、データベース・キャラクタ・セットの文字を戻します。OLAPエンジンではUTF8各国語キャラクタ・セットが使用されるため、戻り値が、データベースのUTF16各国語キャラクタ・セットを使用するSQL CHR関数の場合とは異なることがあります。

CHR(67)CHR(67 USING NCHAR_CS)およびCHR(323)はすべて、WE8DECデータベース・キャラクタ・セットとUTF8各国語キャラクタ・セットのあるASCIIベース・システムで文字Cを戻します。CHR(323)CHR(MOD(323, 256))と等価です。