DECODE
は、1つの式を1つ以上の検索文字列と1つずつ比較します。
expr
がsearch
の場合、DECODE
は対応するresult
を返します。一致しない場合、DECODE
はdefault
を返します。default
を省略した場合、DECODE
はNULLを返します。
戻り値
最初のresult
引数のデータ型
構文
DECODE(expr, search, result
[, search, result ]...
[, default ]
)
引数
expr
は1つ以上の検索文字列と比較される式です。
search
はexpr
と一致するかどうか調べられる文字列です。
result
はexpr
が対応する検索文字列と一致した場合の戻り値です。
default
はexpr
がどの検索文字列とも一致しない場合の戻り値です。default
を省略すると、DECODE
はNULLを返します。
引数としてすべての数値型または文字型を指定できます。2つのnullは等価です。expr
がNULLの場合、DECODE
は、最初のsearch
(NULL)に対してresult
を返します。
expr
、searches
、results
およびdefault
を含む構成要素の最大数は255です。
例
DECODE(sysdate, '21-JUN-06', 'Summer Solstice', '21-DEC-06', 'Winter Solstice', 'Have a nice day!')
次の値が返されます。
2006年6月21日にSummer Solstice
2006年12月21日にWinter Solstice
他のすべての日にHave a nice day!