INSTR関数は、stringでsubstringを検索します。この関数は、string内の文字の位置を示す整数を返します。一致する部分がない場合は、0を返します。
INSTRは、入力キャラクタ・セットで定義される文字を使用して文字列を計算します。
INSTRBには、文字でなくバイトを使用します。
INSTRCは、完全なUnicodeキャラクタを使用します。
REGEXP_INSTRでは追加のオプションを使用できます。
戻り値
NUMBER
構文
{ INSTR | INSTRB | INSTRC }
(string , substring [, position [, occurrence ] ])
引数
stringは検索範囲のテキスト式です。
substringは検索対象のテキスト文字列です。
positionはstring内で関数が検索を開始する文字を示す0以外の整数です。positionが負の場合、INSTRは文字列の最後から逆方向に数えて検索します。デフォルト値の1では、関数が文字列の最初の文字から検索を開始します。
occurrenceは関数で検索する文字列の出現箇所を示す整数です。occurrenceの値は正数である必要があります。デフォルト値の1では、関数がsubstringの最初の出現箇所を検索します。
例
INSTR('CORPORATE FLOOR','OR', 3, 2)は、文字列CORPORATE FLOORの3番目の文字(R)から開始して、部分文字列ORの2番目の出現箇所を検索します。値14が返されますが、これはFLOORの2番目のOの位置です。