WIDTH_BUCKETを使用すると、均等なサイズの間隔に分割されたヒストグラム範囲を作成できます。この関数は、式の値が含まれるバケット番号を返します。
必要であれば、WIDTH_BUCKETは、番号0のアンダーフロー・バケットと、番号num_buckets+1のオーバーフロー・バケットを作成します。このようなバケットは指定範囲外の値を処理し、端点の合理性をチェックするときに役立ちます。
戻り値
NUMBER
構文
WIDTH_BUCKET
(expr, min_value, max_value, num_buckets)
引数
exprはヒストグラムを作成する式です。この式は、数値またはdatetime値、あるいは任意の値になるように評価される必要があります。exprがNULLと評価されると、関数はNULLを返します。
min_valueおよびmax_valueはexprで受入れ可能な範囲の端点を表す式です。これらの式は両方とも、数値またはdatetime値になるように評価される必要があります。いずれもNULLに評価されることはできません。
num_bucketsはバケット数を表す式です。この式は、正の整数に評価される必要があります。
例
WIDTH_BUCKET(13, 0, 20, 4)は、値3を返します。0から20までの範囲に4つのバケットを作成し、13をバケット3に含めます。
WIDTH_BUCKET(-5, 0, 20, 4)は、値0を返します。値-5は範囲開始を下回る値です。