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Oracle® Databaseリリース・ノート
11gリリース2 (11.2) for Oracle Solaris
B61034-10
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Oracle® Database

リリース・ノート

11gリリース2(11.2) for Oracle Solaris

B61034-10(原本部品番号:E23559-10)

2019年3月

このリリース・ノートには、今回のリリースのプラットフォーム固有または製品固有のマニュアルに記載されていない情報が含まれています。このドキュメントは、『Oracle Databaseプラットフォーム共通日本語README』の補足です。

このドキュメントは、リリース後に更新される場合があります。次の場所で、このドキュメントに更新があるかどうかをチェックし、その他のOracleドキュメントを参照することができます。

http://docs.oracle.com/en/database/database.html

このドキュメントは次のトピックで構成されています。

1 動作要件

Oracle Database 11gリリース2(11.2)に関する最新の動作要件については、次の場所でMy Oracle Support(以前のOracleMetaLink)を参照してください。

https://support.oracle.com

Oracle Solaris 11のサポート

Oracle Database 11gリリース2(11.2.0.3)以降、Oracle DatabaseはOracle Solaris 11でもサポートされます。


関連項目:

オペレーティング・システムの要件の詳細は、Oracle Databaseのインストレーション・ガイドを参照してください。

2 最新のアップグレード情報

アップグレード前後の処理、互換性、相互運用性に関する最新の更新とベスト・プラクティスについては、My Oracle Support(以前のOracleMetaLink)のノート785351.1を参照してください。これは次の「Oracle 11gR2 Upgrade Companion」ページにリンクしています

https://support.oracle.com

3 サポート対象外の製品

『Oracle Databaseプラットフォーム共通日本語README』のこのリリースで使用できない機能または制限されている機能に関する項に記載されている項目以外に、次の製品または機能がサポートされていません。

  • Oracle ACFSのレプリケーションおよびタグ付け

  • Oracle ACFSのセキュリティおよび暗号化

データベース・スマート・フラッシュ・キャッシュのサポート

Database Smart Flash CacheはOracle SolarisおよびOracle Linuxのみでサポートされています。Oracle Linux上のリリース11.2.0.1の場合、8974084パッチをインストールする必要があります。

ASMLIBのサポート

ASMLIBはサポートされません。

4 Oracle Database 11gリリース2(11.2.0.1)に固有の情報

次の内容は、リリース11.2.0.1に固有の情報です。

4.1 リリース11.2.0.1のインストールの事前要件

インストールの事前要件は、インストレーション・ガイドを参照してください。インストールのその他の事前要件には、次のものが含まれます。

4.1.1 Oracle Solaris 10でのカーネル・パラメータの設定

Oracle Solaris 10では/etc/systemでのカーネル・パラメータの設定は非推奨です。ただし、プロジェクト設定を使用して共有メモリーを設定すると、次のエラーが発生する可能性があります。

ORA-27102: out of memory

回避策:

projectコマンドでの割当てを使用することと、/etc/systemでのメモリー設定を続行することの両方によりメモリーを設定します。次に例を示します。

メモリーを4GBに設定するには次のようにします。

  1. テキスト・エディタで/etc/systemを開き、次の値を設定します。

    set shmsys:shminfo_shmmax=4294967295
    set shmsys:shminfo_shmmni=100 
    set shmsys:shminfo_shmseg=10
    set semsys:seminfo_semmni=70
    set semsys:seminfo_semmns=200
    set shmsys:shminfo_shmmin=1
    
  2. カーネルのプロジェクト・メモリーの設定を次のように設定します。

    $ prctl -n project.max-shm-memory -r -v 4G -i project 3 
    $ projmod -sK "project.max-shm-memory=(privileged,4G,deny)" default
    
  3. /etc/projectに、Oracle Databaseインストールの所有者oracleおよびOSDBAグループdba用のプロジェクトを、システムの再起動後も値が維持されるようにprojects -lを使用して作成します。

    % projects -l ... ... OASB projid : 3 comment: "" users : oracle groups :
    dba attribs: project.max-shm-memory=(privileged,4294967295,deny)
    

この問題は、Oracle Bug#8929233によって追跡されます。

4.2 リリース11.2.0.1のインストール、構成およびアップグレードに関する注意事項

Oracle Databaseのインストール、構成およびアップグレードに関連する注意事項の詳細は、次の項を参照してください。

4.2.1 Oracle ASMFSがOracle RACのインストール時にストレージ・オプションとして表示される

クラスタ用のOracle Grid Infrastructureをインストールした後にOracle RACをインストールする場合、データベース・ストレージ・オプションの指定の画面に、自動ストレージ・マネージャ・ファイルシステム(ASMFS)がOracle Databaseファイルのストレージ・オプションであることが表示されます。

回避策:

この文章を無視します。ストレージ用のファイルシステムを選択するか、または自動ストレージ管理を選択します。

この問題は、Oracle Bug#9032054によって追跡されます。

4.2.2 グリッド・ネーミング・サービス(GNS)、OCR、およびOracle ASMに格納された投票ディスクを使用したOracle Grid Infrastructureのインストール時のエラー

GNS、OCR、およびOracle ASM上の投票ディスクを使用して、Oracle Database 11gリリース2のOracle Grid Infrastructureをインストールする場合、root.shが次のエラーで失敗することがあります。

PROT-1: Failed to initialize ocrconfig

失敗するコマンドはocrconfig -upgrade user groupで、TNS-12560がsqlnet logファイルに表示される可能性があります。

回避策:

OCRにより使用されているグループの/etc/groupエントリを確認し、そのグループに対してリストされているユーザーの数を一時的に縮小してインストールを再開します。

この問題は、Oracle Bug#8979500によって追跡されます。

4.2.3 Oracle RACのOracle9iからOracle Database 11gリリース2(11.2)へのアップグレード

Oracle Grid Infrastructure(Oracle ClusterwareおよびOracle ASM)をSun ClusterwareおよびOracle9i Oracle Real Application Clusters(Oracle RAC)を使用して作成したクラスタにインストールする場合、インストーラによる既存のクラスタのクラスタ・メンバーであるノードの検出ができないことがあります。

回避策:

インストーラにより既存のクラスタのすべてのノードが検出されない場合、Oracle9i Oracle RACがインストールされているすべてのノードを手動で選択する必要があります。既存のOracle 9i Oracle RACインストールの一部であるノードのサブセットのみを選択すると、既存のOracle 9i Oracle RACインストールに問題が発生します。

この問題は、Oracle Bug#9040596によって追跡されます。

4.2.4 インストール・メディアのSSHの場所が正しくない

SSHセットアップ・スクリプトDisk1/sshsetup/sshUserSetup.shが、インストール・メディアの表示するパスが正しくないことにより、次のエラーで失敗します。

./sshUserSetup.sh: /usr/local/bin/ssh: not found
./sshUserSetup.sh: /usr/local/bin/ssh-keygen: not found

回避策:

実行可能ファイルを/usr/local/binにコピーします。

cp /usr/bin/ssh-keygen /usr/local/bin/ssh-keygen
cp /usr/bin/ssh        /usr/local/bin/ssh

この問題は、Oracle Bug#9044791によって追跡されます。

4.2.5 Oracle ASMのOracle Grid Infrastructureへのアップグレード時にエラー・メッセージが表示される

rootupgrade.shスクリプトはOracle ASMのリリース10.1.0.5からOracle Grid Infrastructureリリース11.2へのアップグレード時に次のエラーを表示します。

Failure 3 at CSS context initialization

回避策:

このエラー・メッセージを無視してアップグレードを続行します。

この問題は、Oracle Bug#8853996によって追跡されます。

4.2.6 Oracle Databaseゲートウェイを削除するための削除ツールをOracleホームから実行すると失敗する

Oracleホームから削除ツールを実行せずに、削除ツールのスタンドアロン・バージョンを使用してOracle Databaseゲートウェイを削除します。

この問題は、Oracle Bug#9039543によって追跡されます。

4.2.7 Oracle RACをリリース10.2.0.4からリリース11.2にアップグレードした後にトレース・ファイルにエラー・メッセージが表示される

Oracle RACをリリース10.2.0.5からリリース11.2へアップグレードした後に、Oracle Database Upgrade Assistantによりトレース・ファイルに次のエラー・メッセージが表示されます。

PRKR-1078 : Database new of version 10.2.0.0.0 cannot be administered using current version of srvctl.

回避策:

このエラー・メッセージを無視します。

この問題は、Oracle Bug#8915673によって追跡されます。

4.2.8 言語を追加する際にOracle Database Vaultコンフィギュレーション・アシスタント(DVCA)が失敗する

Oracle Database Vaultに言語を追加する際に、コマンドライン・ユーティリティDVCAが失敗して次のエラーが表示されます。

Exception in thread "main" java.lang.UnsatisfiedLinkError:
(path)/lib/libocijdbc11.so: ld.so.1: java: fatal:
(path)/lib/libocijdbc11.so: wrong ELF class: ELFCLASS64 

解決方法:

DVCAの起動時に–d64オプションを追加します。

dvca -d64 -action addlanguages

この問題は、Oracle Bug#9151315によって追跡されます。

4.2.9 グローバル・サービス・デーモンの同期化の問題

すべてのノードでグローバル・サービス・デーモンを有効にしてOracle Grid Infrastructureを起動した場合、1つのノードで起動され、クラスタの他のノードでは起動に失敗する場合があります。次のコマンドを実行してデーモンの状態を確認することができます。

srvctl status nodeapps

回避策:

必要な場合、クラスタ用のOracle Grid Infrastructureのいずれかのノードで次のコマンドを実行し、すべてのノードでデーモンを開始します。

srvctl start nodeapps

この問題は、Oracle Bug#9075123によって追跡されます。

4.3 リリース11.2.0.1のその他の既知の問題

次の各項には、Oracle Database 11gおよび関連製品に関する問題についての情報が含まれています。

4.3.1 スペイン語およびフランス語のヘルプ・ファイルの翻訳の問題

スペイン語またはフランス語を選択すると、Oracle Universal Installerによって翻訳済のヘルプ・ファイルがOracleホーム・ディレクトリにコピーされません。

回避策:

スペイン語に翻訳されたヘルプ・ファイルを取得するには、「製品言語の選択」ページで「スペイン語(南米)」と「スペイン語」の両方を選択し、フランス語に翻訳されたヘルプ・ファイルを取得するには「フランス語(カナダ)」と「フランス語」の両方を選択します。

この問題は、Oracle Bug#9147106によって追跡されます。

4.3.2 Oracle Management Serviceからの間違ったリバースpingコマンド

間違ったリバースpingコマンドがOracle Management ServiceからOracle Enterprise Manager Database Controlに指定されます。emoms.propertiesファイルの内容は次のとおりです。

emdrep.ping.pingCommand=/usr/sbin/ping <hostname>

回避策:

emoms.propertiesファイルのプロパティを次のように変更します。

emdrep.ping.pingCommand=/usr/sbin/ping <hostname> 30

注意:

IPv6を使用するすべてのコンピュータで、pingコマンドのかわりにping6コマンド(または同等のIPv6コマンド)を指定する必要があります。

この問題は、Oracle Bug#9211800によって追跡されます。

5 Oracle Database 11gリリース2(11.2.0.2)に固有の情報

次の内容は、リリース11.2.0.2に固有の情報です。

5.1 リリース11.2.0.2のインストールの事前要件

インストールの事前要件は、インストレーション・ガイドを参照してください。インストールのその他の事前要件には、次のものが含まれます。

5.1.1 ソフトウェア更新の選択後にインストールの再起動に失敗する

ベンダー・クラスタウェアがインストールされたコンピュータへのOracle Grid Infrastructureインストールの際、ソフトウェア更新オプションを選択した後に再起動するよう選択すると、インストールの再起動が失敗します。

回避策:

Oracle Universal Installerを起動する前に、SKIP_ROOTPRE環境変数をTRUEに設定します。

この問題は、Oracle Bug#10078957によって追跡されます。

5.1.2 SSHの設定に関する問題

標準のSSHパスからの偏差があると、Oracle Universal InstallerはSSHの設定に失敗します。

回避策:

  1. ローカル・コンピュータに/stage/properties/ssPaths_sol.propertiesファイルをコピーします。

  2. 関連するSSHパスを変更します。たとえば、SSH_PATH=/bin/sshなどです。

  3. Oracle Universal Installerを起動して、ステップ1のローカルのプロパティ・ファイルの場所を指定します。

    runInstaller -J-Doracle.sysman.prov.PathsPropertiesLoc=local_path_location
    

この問題は、Oracle Bug#9837487によって追跡されます。

5.2 リリース11.2.0.2のインストール、構成およびアップグレードに関する注意事項

Oracle Databaseのインストール、構成およびアップグレードに関連する注意事項の詳細は、次の項を参照してください。

5.2.1 事前ダウンロード済のソフトウェア更新のインストール

ソフトウェア更新は、デフォルトで/tmpディレクトリにダウンロードされます。このディレクトリは、インストール終了時に削除されます。同じインストール・セッションの間にソフトウェア更新をダウンロードしてインストールしないと、ソフトウェア更新は使用できません。

回避策:

ソフトウェア更新のダウンロード画面で、ソフトウェア更新の新しいダウンロード場所を指定します。

この問題は、Oracle Bug#9975999によって追跡されます。

5.2.2 Oracle ASMのOracle Grid Infrastructureへのアップグレード時にエラー・メッセージが表示される

rootupgrade.shスクリプトはOracle ASMのリリース10.1.0.5からOracle Grid Infrastructureリリース11.2へのアップグレード時に次のエラーを表示します。

Failure 3 at CSS context initialization

回避策:

このエラー・メッセージを無視してアップグレードを続行します。

この問題は、Oracle Bug#8853996によって追跡されます。

5.2.3 Oracle Grid InfrastructureでのPRVF-5150エラー

Oracle Grid Infrastructureのインストール時、Oracle ASMのデバイス・パスを/dev/rdsk/cMtNdXsY/dev/did/rdsk/dXsY、または/dev/md/rawdg/rdsk/dXの形式で指定しないと、Oracle ASMデバイス検証前提条件チェックで次のエラーが表示されます。

PRVF-5150: Path /dev/rdsk/link/raw11 is not a valid path on all nodes

回避策:

シンボリック・リンク名ではなくキャラクタ・デバイス名を指定します。

この問題は、Oracle Bug#10052786によって追跡されます。

5.2.4 ORA-27102のメモリー不足エラー

大容量の物理メモリーを持つコンピュータでデータベースを作成する際、Oracle Universal Installerまたはデータベース・コンフィギュレーションでメモリー不足エラーが表示される場合があります。

回避策:

インストール時に「拡張インストール」タイプを選択するか、ソフトウェアのみインストールの後にDatabase Configuration Assistantを実行して、オペレーティング・システムの共有メモリー設定に基づいてOracleに割り当てられているメモリーを小さくします。

この問題は、Oracle Bug#9811726によって追跡されます。

5.2.5 グローバル・サービス・デーモンの同期化の問題

すべてのノードでグローバル・サービス・デーモンを有効にしてOracle Grid Infrastructureを起動した場合、1つのノードで起動され、クラスタの他のノードでは起動に失敗する場合があります。次のコマンドを実行してデーモンの状態を確認することができます。

srvctl status nodeapps

回避策:

必要な場合、クラスタ用のOracle Grid Infrastructureのいずれかのノードで次のコマンドを実行し、すべてのノードでデーモンを開始します。

srvctl start nodeapps

この問題は、Oracle Bug#9075123によって追跡されます。

5.2.6 32-Bitクライアント・インストールで再リンクが失敗する

32-bitクライアント・インストールでの再リンクは、再リンク・スクリプトが64-bitライブラリをロードしようとするため、失敗します。

回避策:

インストールの後、$ORACLE_HOME/oui/oraparam.iniファイルのJRE_MEMORY_OPTIONSから、手動で-d64フラグを削除します。

この問題は、Oracle Bug#10027801によって追跡されます。

5.2.7 ノードの再起動後にOracle Grid Infrastructureの自動起動が失敗する

クラスタ用のOracle Grid InfrastructureおよびOracle RACをインストールした後、ノードのいずれかを再起動すると、Oracle Grid Infrastructureの自動起動が失敗します。

回避策:

次のステップを実行します。

  1. PATH環境変数に/usr/binを追加します。

  2. ファイル/etc/default/init"LC_CTYPE=en_US.UTF-8""LC_CTYPE="に変更します。

    または、その行をコメントアウトします。

    "#LC_CTYPE==en_US.UTF-8"
    
  3. サーバーを再起動します。

この問題は、Oracle Bug#10124517によって追跡されます。

5.3 リリース11.2.0.2のその他の既知の問題

このリリースの時点では、既知の問題はありません。

6 Oracle Database 11gリリース2(11.2.0.3)に固有の情報

次の内容は、リリース11.2.0.3に固有の情報です。

6.1 リリース11.2.0.3のインストールの事前要件

インストールの事前要件は、インストレーション・ガイドを参照してください。インストールのその他の事前要件には、次のものが含まれます。

6.1.1 Oracle Solaris 10 Update 9以下でのデータベース・インストール中にメモリーが誤ってレポートされる

Solaris 10 Update 9以下でのOracle Databaseインストールで、Oracle Universal Installerに次のメッセージが表示されます。

WARNING: Unexpected error while performing check: Available Physical Memory. 

回避策:

データベースをインストールする前にパッチ146808-01を適用してください。

6.2 リリース11.2.0.3のインストール、構成およびアップグレードに関する注意事項

Oracle Databaseのインストール、構成およびアップグレードに関連する注意事項の詳細は、次の項を参照してください。

6.2.1 Oracle Solaris 11でのOracle Clusterwareインストール時のパスワードなしのSSHの問題

Oracle Clusterwareのインストール時にOracle Solaris 11でパスワードなしのSSH設定が失敗します。

回避策:

Oracle Solaris on x86-64 (64-bit)でOracle Clusterwareリリース11.2.0.3を使用してSSHを構成する前に、次のステップに従います。

  1. ターゲット・ホストで/etc/ssh/sshd_configを編集し、CBC暗号の前にCTR暗号および長いAESキーの長さを含む暗号リストを追加します。たとえば、次のようになります。

    Ciphers aes128-ctr,aes192-ctr,aes256-ctr,aes128-cbc,aes192-cbc,aes256-cbc,3des-cbc,blowfish-cbc
    
  2. 次のコマンドを使用して、ターゲット・ホストでsshdデーモンを再起動します。

    # svcadm restart ssh 
    

この問題は、Oracle Bug#10039955によって追跡されます。

Oracle Solaris on SPARC (64-bit)のノード間のSSH接続を手動で設定します。

この問題は、Oracle Bug#13035076によって追跡されます。

6.2.2 Oracle Solaris 11でOracle Databaseをインストールする際にOracle Universal Installerが表示されない

Oracle Database 11.2.0.3のインストール時に、Oracle Solaris 11でOracle Universal Installerが表示されない場合があります。

回避策:

AWT_TOOLKIT環境変数をXToolkitに設定します。

この問題は、Oracle Bug#12657154によって追跡されます。

6.2.3 Oracle Solaris 11でのオペレーティング・システムのロケールの問題

日本語ロケール(LANG=ja_JP.eucJPまたはja_JP.pck)に対してインストールする場合、Oracle Universal InstallerによってSolaris 11に不要な文字が表示される場合があります。

回避策:

UTF-8エンコーディング(LANG=ja_JP.UTF8)を使用する日本語ロケールに設定するか、英語ロケールを使用します。

この問題は、Oracle Bug#13707754および#13853207によって追跡されます。

6.2.4 Oracle Enterprise Manager Database Controlのエラー

動的プロパティの評価が完了しない場合、Oracle Enterprise Manager Database Controlのホームページに次のエラーが表示されることがあります。

java.lang.Exception: No Such Target - wait_bottlenecks

回避策:

次のemctlコマンドをマスター・エージェントで実行します。クラスタ・データベースのホームページに移動し、「すべてのプロパティの表示」リンクをクリックして、マスター・エージェント・ホストを特定します。次のコマンドを使用して、マスター・エージェント・ホストでOracle RACインスタンスおよびOracle RACの動的プロパティを再計算します。

emctl reload agent dynamicproperties rac_instance_target_name:oracle_database 
emctl reload agent dynamicproperties rac_database_target_name:rac_database 

エラーが解決しない場合は、$ORACLE_HOME/host_dbname/configにあるemd.propertiesファイルを編集して、timeout_valueの値を大きくし、ターゲットの動的プロパティのタイムアウトを長くします。クラスタのすべてのノードでタイムアウト値を大きくします。たとえば、次のようになります。

dynamicPropsComputeTimeout_oracle_database=timeout_value
dynamicPropsComputeTimeout_rac_database=timeout_value
emctl reload agent
emctl reload agent dynamicproperties rac_instance_target_name:oracle_database
emctl reload agent dynamicproperties rac_database_target_name:rac_database

この問題は、Oracle Bug#12907579によって追跡されます。

6.2.5 CVU IPMPグループの一貫性チェックの失敗

アクティブ/パッシブIPMPを構成したクラスタにOracle Grid Infrastructureをインストールすると、Oracle Solaris IPMPグループのフェイルオーバーの一貫性の前提条件チェックが失敗する場合があります。

回避策:

この失敗は無視し、次のステップを実行します。

  1. インストール後にrootとしてログインし、次のコマンド構文を使用してスタンバイNICをネットワーク・リソースに追加します。

    'srvctl modify nodeapps -S
     subnet/netmask[/if1[/if2|...]'
    

    if1if2は、IPMP NIC名です。

  2. 次のコマンド構文を使用して、IPMPグループのすべてのネットワーク・インタフェースをパブリックとして分類します。

    oifcfg setif -global if_name/subnet:public
    

    if_nameはインタフェース名、subnetはサブネットです。

    たとえば、次のようになります。

    # srvctl modify nodeapps -S '192.0.2.0/255.255.255.0/eth3|eth5'
    # oifcfg setif -global eth3/192.0.2.0:public
    # oifcfg setif -global eth5/192.0.2.0:public
    

    注意:

    スタンバイNICのデフォルトのIPアドレスは0.0.0.0です。oifcfgコマンドを実行してスタンバイNICをパブリックとして分類する場合は、アクティブNICと同じサブネットに設定する必要があります。

この問題は、Oracle Bug#12939432によって追跡されます。

6.2.6 Oracle ASMのOracle Grid Infrastructureへのアップグレード時にエラー・メッセージが表示される

rootupgrade.shスクリプトはOracle ASMのリリース10.1.0.5からOracle Grid Infrastructureリリース11.2へのアップグレード時に次のエラーを表示します。

Failure 3 at CSS context initialization

回避策:

このエラー・メッセージを無視してアップグレードを続行します。

この問題は、Oracle Bug#8853996によって追跡されます。

6.2.7 グローバル・サービス・デーモンの同期化の問題

すべてのノードでグローバル・サービス・デーモンを有効にしてOracle Grid Infrastructureを起動した場合、1つのノードで起動され、クラスタの他のノードでは起動に失敗する場合があります。次のコマンドを実行してデーモンの状態を確認することができます。

回避策:

クラスタ用のOracle Grid Infrastructureのいずれかのノードで次のコマンドを実行し、すべてのノードでデーモンを開始します。

srvctl start nodeapps

この問題は、Oracle Bug#9075123によって追跡されます。

6.2.8 Oracle Grid Infrastructureのアップグレード後にOracle Cluster Registry整合性チェックが失敗する

Oracle Grid Infrastructureリリース10.2.0.5をリリース11.2.0.3にアップグレードした後に、クラスタ検証ユーティリティでOCRチェックを実行すると、次のエラーでチェックが失敗する場合があります。

PRVF-4162 : Size of the OCR location "ocr_location" could not be
determined... 

回避策:

権限のあるユーザーとしてOCRCHECKユーティリティを実行し、OCRの接続を検証します。

この問題は、Oracle Bug#13011520によって追跡されます。

6.3 リリース11.2.0.3のその他の既知の問題

次の項には、Oracle Database 11gおよび関連製品に関する問題についての情報が含まれています。

6.3.1 OPatchコマンドで発生する警告メッセージ

OPatchコマンドを実行すると、次のエラー・メッセージが表示される場合があります。

whereis: not found

回避策:

/usr/ucbを追加して、PATH環境変数を更新します。

この問題は、Oracle Bug#12793552によって追跡されます。

6.3.2 Oracle Grid Infrastructureシステムでのプロジェクトの使用

Oracle Grid Infrastructure 11gリリース2 (11.2.0.3)をインストールするときに、Oracle Solaris Projectsを使用してシステム・リソースを管理する場合は、すべてのOracleインストール所有者が同じデフォルト・プロジェクトを使用する必要があります。/usr/bin/projects -dコマンドを使用して、Oracle Grid Infrastructureのインストール所有者(grid)のデフォルト・プロジェクトおよびOracle Databaseのインストール所有者(oracle、oracle1、oracle2など)のデフォルト・プロジェクトが同じプロジェクトであることを確認します。

たとえば、gridという名前のOracle Grid Infrastructure所有者と、oracle1oracle2の2人のOracle Databaseインストール所有者がおり、グリッド・インストール所有者のデフォルト・プロジェクトがmygridprojの場合は、次のようなコマンドを入力します。

$ cd /usr/bin
$ projects -d grid
mygridproj
$ projects -d oracle1
mygridproj
$ projects -d grid
mygridproj

前述の例では、インストール所有者grid、またはoracle1およびoracle2のデフォルト・プロジェクトはmygridprojになります。

プロジェクトを使用したリソースの構成の詳細は、Oracle Solarisのドキュメントを参照してください。

この問題は、Oracle Bug#11776492によって追跡されます。

7 Oracle Database 11gリリース2(11.2.0.4)に固有の情報

次の内容は、リリース11.2.0.4に固有の情報です。

7.1 リリース11.2.0.4のインストールの事前要件

インストールの事前要件は、インストレーション・ガイドを参照してください。

7.2 リリース11.2.0.4のインストール、構成およびアップグレードに関する注意事項

Oracle Databaseのインストール、構成およびアップグレードに関連する注意事項の詳細は、次の項を参照してください。

7.2.1 Oracle Solaris 11でのオペレーティング・システムのロケールの問題

日本語ロケール(LANG=ja_JP.eucJPまたはja_JP.pck)に対してインストールする場合、Oracle Universal InstallerによってSolaris 11に不要な文字が表示される場合があります。

回避策:

UTF-8エンコーディング(LANG=ja_JP.UTF8)を使用する日本語ロケールに設定するか、英語ロケールを使用します。

この問題は、Oracle Bug#13853207によって追跡されます。

7.2.2 Oracle Solaris 11でのOracle Clusterwareインストール時のパスワードなしのSSHの問題

Oracle Clusterwareのインストール時にOracle Solaris 11でパスワードなしのSSH設定が失敗します。

回避策:

Oracle Solaris on x86-64 (64-bit)でOracle Clusterwareリリース11.2.0.3を使用してSSHを構成する前に、次のステップに従います。

  1. ターゲット・ホストで/etc/ssh/sshd_configを編集し、CBC暗号の前にCTR暗号および長いAESキーの長さを含む暗号リストを追加します。たとえば、次のようになります。

    Ciphers aes128-ctr,aes192-ctr,aes256-ctr,aes128-cbc,aes192-cbc,aes256-cbc,3des-cbc,blowfish-cbc
    
  2. 次のコマンドを使用して、ターゲット・ホストでsshdデーモンを再起動します。

    # svcadm restart ssh 
    

この問題は、Oracle Bug#10039955によって追跡されます。

Oracle Solaris on SPARC (64-bit)のノード間のSSH接続を手動で設定します。

この問題は、Oracle Bug#13035076によって追跡されます。

7.2.3 Oracle Enterprise Manager Database Controlのエラー

動的プロパティの評価が完了しない場合、Oracle Enterprise Manager Database Controlのホームページに次のエラーが表示されることがあります。

java.lang.Exception: No Such Target - wait_bottlenecks

回避策:

次のemctlコマンドをマスター・エージェントで実行します。クラスタ・データベースのホームページに移動し、「すべてのプロパティの表示」リンクをクリックして、マスター・エージェント・ホストを特定します。次のコマンドを使用して、マスター・エージェント・ホストでOracle RACインスタンスおよびOracle RACの動的プロパティを再計算します。

emctl reload agent dynamicproperties rac_instance_target_name:oracle_database 
emctl reload agent dynamicproperties rac_database_target_name:rac_database 

エラーが解決しない場合は、$ORACLE_HOME/host_dbname/configにあるemd.propertiesファイルを編集して、timeout_valueの値を大きくし、ターゲットの動的プロパティのタイムアウトを長くします。クラスタのすべてのノードでタイムアウト値を大きくします。たとえば、次のようになります。

dynamicPropsComputeTimeout_oracle_database=timeout_value
dynamicPropsComputeTimeout_rac_database=timeout_value
emctl reload agent
emctl reload agent dynamicproperties rac_instance_target_name:oracle_database
emctl reload agent dynamicproperties rac_database_target_name:rac_database

この問題は、Oracle Bug#12907579によって追跡されます。

7.2.4 グローバル・サービス・デーモンの同期化の問題

すべてのノードでグローバル・サービス・デーモンを有効にしてOracle Grid Infrastructureを起動した場合、1つのノードで起動され、クラスタの他のノードでは起動に失敗する場合があります。次のコマンドを実行してデーモンの状態を確認することができます。

srvctl status nodeapps

回避策:

必要な場合、クラスタ用のOracle Grid Infrastructureのいずれかのノードで次のコマンドを実行し、すべてのノードでデーモンを開始します。

srvctl start nodeapps

この問題は、Oracle Bug#9075123によって追跡されます。

7.2.5 Oracle Configuration Managerインストール時のエラー

Oracle Configuration Manager (OCM)インストール時に、JAVA_HOME環境変数がJDK 1.5に設定される場合、次のエラーが発生することがあります。

bash-4.1$ ./setupCCR
JAVA_HOME does not contain a valid JDK/JRE
Redefine JAVA_HOME to refer to a JDK/JRE 1.2.2 or greater

回避策:

新しいJAVA_HOME_CCR環境変数を導入してJDK6に設定し、OCMインストールを続行します。

この問題は、Oracle Bug#16444624によって追跡されます。

7.2.6 Oracle Grid Infrastructureのインストール時に前提条件チェックに失敗することがある

Oracle Grid Infrastructureをインストールする際に、Oracle ASMに正しい所有者、グループまたは権限が設定されていても、前提条件チェックが次のエラーで失敗する場合があります。

PRVF-9991 :tt Owner of device "device name" did not match the expected owner
PRVF-9992 : Group of device "device name" did not match the expected group
PRVF-9993 : Permission of device "device name" did not match the expected

回避策:

このエラーは無視してください。

この問題は、Oracle Bug#17274371によって追跡されます。

7.2.7 バグ29292821

Oracle SolarisにOracle Database 11gリリース4 (11.2.0.4)をインストールする際には、環境変数TZ (タイムゾーン)に対する変更によって次のエラーがトリガーされます。

The timestamps in CRS and database trace files and logs do not match the date and time as seen by Oracle Solaris date cmmand.

回避策:

Oracle Database 11gリリース4 (11.2.0.4)をOracle Solarisにインストールする際は、runInstallerコマンドを実行する端末でexport TZ = localtimeに設定します。

7.3 リリース11.2.0.4のその他の既知の問題

次の各項には、Oracle Database 11gおよび関連製品に関する問題についての情報が含まれています。

7.3.1 Oracle Solaris on x86-64 (64-Bit)におけるリンクの問題

Oracle Solaris 10 Update 10でPro*COBOLアプリケーションをリンクしようとすると、アプリケーションはリンクされず、リンク・エディタが次のエラーをレポートします。

make: Fatal error: Command failed for target `build'

回避策:

Oracle Solaris 10 Update 11にアップグレードします。

回避策2:

次のようにして、リンク・エディタを実行する前にオブジェクト・ファイルを編集します。

% elfdump -cN.eh_frame foo
 
     Section Header[4]:  sh_name: .eh_frame
         sh_addr:      0x400378            sh_flags:   [ SHF_ALLOC ]
         sh_size:      0x6b8               sh_type:    [ SHT_PROGBITS ]
         sh_offset:    0x378               sh_entsize: 0
         sh_link:      0                   sh_info:    0
         sh_addralign: 0x8
     % elfedit -e 'shdr:sh_type .eh_frame sht_amd64_unwind' foo
     % elfdump -cN.eh_frame foo
 .
     Section Header[4]:  sh_name: .eh_frame
         sh_addr:      0x400378            sh_flags:   [ SHF_ALLOC ]
         sh_size:      0x6b8               sh_type:    [ SHT_AMD64_UNWIND ]
         sh_offset:    0x378               sh_entsize: 0
         sh_link:      0                   sh_info:    0
         sh_addralign: 0x8

この問題は、Oracle Bug#15827517によって追跡されます。

7.3.2 Oracle Enterprise Manager Database Controlの起動が失敗する

大容量のメモリー(12GB以上)を構成したSolaris 11システムでOracle Enterprise Manager Database Controlの起動が失敗し、次の操作中にエラーが発生することがあります。

  • データベースの作成オプションを指定したOracle Databaseのインストール

  • Oracle Database Configuration Assistantを使用したデータベースの作成とOracle Database Control構成の選択

  • Oracle Enterprise Manager Configuration Assistantの実行によるOracle Enterprise Managerの構成

  • 任意のemctlコマンドの実行

エラーは次のとおりです。

Error occurred during initialization of VM
Could not reserve enough space for code cache

回避策:

環境変数EM_SOL_JAVA-d64に設定してから、前述の操作のいずれかを実行します。

この問題は、Oracle Bug#17246576によって追跡されます。

7.3.3 acfsrootインストールを実行しているときのOracleインベントリ・グループの問題

クラスタの各ノードでacfsroot installを実行し、デフォルトのOracleインベントリ・グループoinstallのみがNISを介して使用可能な場合、デバイスはoinstallのグループ所有者により作成されます。これは正しい動作です。しかし、システムを再起動し、デバイス・ドライバをリロードすると、デバイスの権限はroot:sysに設定されます。これは正しい動作ではありません。この問題はcrsuserがデバイスを管理しようとしたときに発生し、次のようなエラーが表示されます。

ERROR at line 1:
ORA-15032: not all alterations performed
ORA-15477: cannot communicate with the volume driver

回避策:

acfsroot installの実行前、またはサーバーの再起動およびドライバのリロード前に、Oracleインベントリ・グループoinstallまたはインストール所有者のプライマリ・グループを/etc/groupに追加します。

この問題は、Oracle Bug#16534869によって追跡されます。

8 ドキュメントのアクセシビリティについて

Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docaccを参照してください。

Oracleサポートへのアクセス

サポートを購入したオラクル社のお客様は、My Oracle Supportを介して電子的なサポートにアクセスできます。詳細情報はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=infoか、聴覚に障害のあるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trsを参照してください。


Oracle Databaseリリース・ノート, 11gリリース2(11.2) for Oracle Solaris

B61034-10

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