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Oracle® Database SQL言語リファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56299-08
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IS OF type条件

IS OF type条件を使用すると、固有の型情報に基づくオブジェクト・インスタンスをテストできます。

is_of_type_condition::=

is_of_type_condition.gifの説明が続きます。
図「is_of_type_condition.gif」の説明

typeによって参照されるすべての型に対するEXECUTE権限が必要です。また、すべてのtypeは、同じ型ファミリに属している必要があります。

exprがNULLである場合、この条件はNULLと評価されます。exprがNULLでない場合、次に示す環境では、この条件はTRUE(NOTキーワードを指定した場合はFALSE)と評価されます。

exprは、相関変数を伴うVALUEファンクションの書式をとる場合があります。

次の例では、「置換可能な表および列のサンプル:」の型階層に基づいて作成されたサンプル表oe.personsを使用します。この例は、IS OF type条件を使用して、問合せを特定のサブタイプに制限します。

SELECT * FROM persons p 
   WHERE VALUE(p) IS OF TYPE (employee_t);

NAME                     SSN
----------------------------
Joe                    32456
Tim                     5678

SELECT * FROM persons p 
   WHERE VALUE(p) IS OF (ONLY part_time_emp_t);

NAME                     SSN
----------------------------
Tim                     5678