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Oracle® Database SQL言語リファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56299-08
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TO_LOB

構文

to_lob.gifの説明が続きます。
図「to_lob.gif」の説明

用途

TO_LOBは、long_column列のLONGまたはLONG RAW値をLOB値に変換します。このファンクションはLONGまたはLONG RAW列に対してのみ、およびINSERT文における副問合せのSELECT構文のリストにおいてのみ適用できます。

このファンクションを使用する前に、LOB列を作成して変換されたLONG値を受け取る必要があります。LONG値を変換する場合は、CLOB列を作成します。LONG RAW値を変換する場合は、BLOB列を作成します。

索引構成表を作成する場合は、CREATE TABLE ... AS SELECT文の副問合せで、TO_LOBファンクションを使用してLONG列をLOB列に変換することはできません。LONG列を含まない索引構成表を作成し、INSERT ...AS SELECT文でTO_LOBファンクションを使用してください。

このファンクションは、PL/SQLパッケージ内で使用できません。かわりに、TO_CLOBファンクションまたはTO_BLOBファンクションを使用してください。


関連項目:

  • LONG列をLOBに変換する別の方法については、「ALTER TABLE」modify_col_properties句を参照してください。

  • INSERT文の副問合せについては、「INSERT」を参照してください。


次の例では、不確定な表old_tableLONGデータに対するTO_LOBファンクションの使用方法を示します。

CREATE TABLE new_table (col1, col2, ... lob_col CLOB);
INSERT INTO new_table (select o.col1, o.col2, ... TO_LOB(o.old_long_col)
   FROM old_table o;