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Oracle® Database SQL言語リファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56299-08
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TRUNC(数値)

構文

trunc_number::=

trunc_number.gifの説明が続きます。
図「trunc_number.gif」の説明

用途

TRUNC(数値)ファンクションは、n1を小数第n2位までに切り捨てた値を戻します。n2を指定しない場合、n1の小数点以下を切り捨てます。n2が負の場合は、小数点の左n2桁を切り捨てて、0(ゼロ)にします。

このファンクションは、引数として、任意の数値データ型、または暗黙的に数値データ型に変換可能な数値以外のデータ型を取ります。n2を指定しない場合、このファンクションは、引数の数値データ型と同じデータ型を戻します。n2を指定すると、このファンクションはNUMBERを戻します。


関連項目:

暗黙的な変換の詳細は、表3-10「暗黙的な型変換のマトリックス」を参照してください。

次の例では、数値を切り捨てます。

SELECT TRUNC(15.79,1) "Truncate" FROM DUAL;

  Truncate
----------
      15.7

SELECT TRUNC(15.79,-1) "Truncate" FROM DUAL;

  Truncate
----------
        10