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Oracle® Database SQL言語リファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56299-08
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XMLPI

構文

xmlpi.gifの説明が続きます。
図「xmlpi.gif」の説明

用途

XMLPIは、identifiervalue_exprの評価結果(オプション)を使用して、XMLの処理命令を生成します。通常、処理命令は、XML文書のすべてまたは一部に関連付けられた情報をアプリケーションに提供するために使用されます。アプリケーションはこの処理命令を使用して、XML文書の最適な処理方法を決定します。

囲みタグに使用するOracle Databaseの値を指定する必要があります。この場合、文字列リテラルのidentifierを指定するか、またはEVALNAME value_exprを指定します。後者の場合は、値の式が評価され、その結果(文字列リテラル)が識別子として使用されます。この識別子は、最大4000文字まで指定可能で、列名または列の参照である必要はありません。式またはNULLは指定できません。

オプションのvalue_exprは文字列に変換する必要があります。オプションのvalue_exprを指定しない場合、デフォルトは長さが0(ゼロ)の文字列です。このファンクションの戻り値は、次の書式になります。

<?identifier string?>

XMLPIには、次の制限事項があります。


関連項目:

このファンクションの詳細は、『Oracle XML DB開発者ガイド』を参照してください。

次の文は、DUAL表を使用して、XMLPIの構文の使用を示します。

SELECT XMLPI(NAME "Order analysisComp", 'imported, reconfigured, disassembled')
   AS "XMLPI" FROM DUAL;
 
XMLPI
--------------------------------------------------------------------------------
<?Order analysisComp imported, reconfigured, disassembled?>