ツール製品のサポート

Oracleには、SQL開発プロセスを容易にする多くのユーティリティが提供されています。

Oracle SQL Developerは、データベース・オブジェクトの参照、作成、編集および削除、PL/SQLコードの編集およびデバッグ、SQL文およびスクリプトの実行、データの操作およびエクスポート、レポートの作成および表示を行うためのグラフィカル・ツールです。SQL Developerを使用すると、標準のOracle Database認証を使用してOracle Databaseの任意のターゲット・スキーマに接続することができます。接続後に、データベース内のオブジェクトに対する操作を行うことができます。また、MySQL、Microsoft SQL Server、Microsoft Accessなど、サード・パーティ(Oracle以外)のデータベースのスキーマに接続して、このデータベースのメタデータを表示し、Oracleにこのデータベースを移行することもできます。
SQL*Plusは、対話形式のバッチ問合せツールです。すべてのOracle Databaseサーバーまたはクライアントの使用環境にインストールされています。このツールには、コマンドライン・ユーザー・インタフェースおよびiSQL*PlusというWebベースのユーザー・インタフェースが備わっています。
Oracle JDeveloperは、マルチプラットフォームの統合開発環境であり、Java、WebサービスおよびSQLの開発のすべての工程をサポートします。この環境では、SQL文の実行およびチューニング用のグラフィカル・インタフェースと、ビジュアル・スキーマ・ダイアグラマ(データベース・モデラー)を使用できます。また、PL/SQLアプリケーションの編集、コンパイルおよびデバッグもサポートします。
Oracle Application Expressは、データベース関連のWebアプリケーションの開発およびデプロイ用のホストされた環境です。Oracle Application ExpressのコンポーネントであるSQL Workshopを使用すると、Webブラウザからデータベース・オブジェクトを表示および管理できます。SQL Workshopでは、SQLコマンド・プロセッサおよびSQLスクリプト・リポジトリに素早くアクセスできます。