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Oracle® Database SQL言語リファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56299-08
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問合せ結果のソート

ORDER BY句を使用して、問合せによって選択された行を順序付けます。位置のソートは次のような場合に有効です。

Oracle DatabaseによってORDER BY句の文字値のソートに使用されるメカニズムは照合とも呼ばれ、NLS_SORTセッション・パラメータで指定されます。このパラメータが未設定の場合、NLS_LANGUAGEセッション・パラメータからデフォルトが導出されます。ALTER SESSION SET NLS_SORT文を使用して、照合を動的に変更できます。2つ目のパラメータで指定される照合を使用して、引数としてソートされる文字式をNLSSORTファンクションに含めることによって、特定の照合を適用することもできます。

ORDER BY句の文字値が言語的に比較される場合、文字値はまず照合キーに変換されてから、RAW値のように比較されます。照合キーは、NLSSORTの指定に従って明示的に生成されるか、NLSSORTで使用される同じメソッドを用いて暗黙的に生成されます。明示的および暗黙的に生成された照合キーは、いずれも「NLSSORT」で説明されている制限事項の対象になります。これらの制限事項の結果、照合キーの生成に使用される接頭辞が同じであれば、残りの値が異なっていても、2つの値は言語的に等しいとみなされる場合があります。


関連項目:

NLSパラメータの詳細は、「NLSSORT」および『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』を参照してください。