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Oracle® Database SQL言語リファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56299-08
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データベース・オブジェクト

次の項で説明するとおり、Oracle Databaseは、特定のスキーマに対応付けられたオブジェクトと、特定のスキーマに対応付けられていないオブジェクトを認識します。

スキーマ・オブジェクト

スキーマとは、データの論理構造(スキーマ・オブジェクト)の集まりです。スキーマはデータベース・ユーザーによって所有され、そのユーザーと同じ名前を持ちます。ユーザーはそれぞれ1つのスキーマを所有します。スキーマ・オブジェクトの作成と操作はSQLで行うことができ、オブジェクトのタイプには次のものがあります。


クラスタ
制約
データベース・リンク
データベース・トリガー
ディメンション
外部プロシージャ・ライブラリ
索引構成表
索引
索引タイプ
Javaクラス、Javaリソース、Javaソース
マテリアライズド・ビュー
マテリアライズド・ビュー・ログ
マイニング・モデル
オブジェクト表
オブジェクト型
オブジェクト・ビュー
演算子
パッケージ
順序
ストアド・ファンクション、ストアド・プロシージャ
シノニム

ビュー

非スキーマ・オブジェクト

次のタイプのオブジェクトもデータベースに格納され、SQLで作成および操作されますが、スキーマには含まれません。


コンテキスト
ディレクトリ
エディション
リストア・ポイント
ロール
ロールバック・セグメント
表領域
ユーザー

各タイプのオブジェクトは、このマニュアルの第10章から第19章のデータベース・オブジェクトを作成する文の項で説明されています。これらの文は、キーワードCREATEで始まります。たとえば、クラスタの定義については、「CREATE CLUSTER」を参照してください。


関連項目:

データベース・オブジェクトの概要については、『Oracle Database概要』を参照してください。

ほとんどのデータベース・オブジェクトでは、作成時に名前を指定する必要があります。名前は、この後の項に示す規則に従って付けてください。