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Oracle® Database SQL言語リファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56299-08
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ALTER SEQUENCE

用途

ALTER SEQUENCE文を使用すると、既存の順序の増分値、最小値および最大値、キャッシュされる数および動作を変更できます。この文は、順序番号に影響します。


関連項目:

順序の詳細は、「CREATE SEQUENCE」を参照してください。

前提条件

順序が自分のスキーマ内にある必要があります。自分のスキーマ内にない場合は、順序に対するALTERオブジェクト権限またはALTER ANY SEQUENCEシステム権限が必要です。

構文

alter_sequence::=

alter_sequence.gifの説明が続きます。
図「alter_sequence.gif」の説明

マンティクス

この文のキーワードおよびパラメータの意味は、順序を作成する場合と同じです。

  • 異なる順序番号で再開する場合、順序を削除して再作成する必要があります。

  • NEXTVALを最初に呼び出す前に、INCREMENT BYの値を変更する場合、いくつかの順序番号がスキップされます。このため、元のSTART WITHの値を保持するには、順序を削除し、これを元のSTART WITHの値および新しいINCREMENT BYの値を使用して再作成する必要があります。

  • いくつかの妥当性チェックが行われます。たとえば、MAXVALUEの値に現行の順序番号より小さい値は指定できません。


    関連項目:

    順序の作成については、「CREATE SEQUENCE」を参照してください。順序の削除および再作成については、「DROP SEQUENCE」を参照してください。

順序の変更例: 次の文は、customers_seq順序(「順序の作成例:」で作成)に新しい最大値を設定します。

ALTER SEQUENCE customers_seq 
   MAXVALUE 1500;

次の文は、customers_seq順序にCYCLEおよびCACHEオプションを指定します。

ALTER SEQUENCE customers_seq 
   CYCLE
   CACHE 5;