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Oracle® Database SQL言語リファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56299-08
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CREATE LIBRARY

用途

CREATE LIBRARY文を使用すると、オペレーティング・システム共有ライブラリに関連するスキーマ・オブジェクトを作成できます。このスキーマ・オブジェクトの名前は、CREATE FUNCTIONまたはCREATE PROCEDURE文のcall_specで使用できます。また、パッケージまたは型におけるファンクションまたはプロシージャを宣言する際にも使用できます。これによって、SQLおよびPL/SQLは、第三世代言語(3GL)ファンクションおよびプロシージャに対してコールできます。


関連項目:

ファンクションおよびプロシージャの詳細は、「CREATE FUNCTION」および『Oracle Database PL/SQL言語リファレンス』を参照してください。

前提条件

CREATE LIBRARY文は、共有ライブラリおよび動的リンクをサポートするプラットフォーム上でのみ有効です。

自分のスキーマ内にライブラリを作成する場合は、CREATE LIBRARYシステム権限が必要です。他のユーザーのスキーマ内にライブラリを作成する場合は、CREATE ANY LIBRARYシステム権限が必要です。

CREATE FUNCTION文のcall_specでライブラリを使用したり、パッケージまたは型でファンクションを宣言する際にライブラリを使用するには、ライブラリに対するEXECUTEオブジェクト権限とCREATE FUNCTIONシステム権限が必要です。CREATE FUNCTION文のcall_specの詳細は、『Oracle Database PL/SQL言語リファレンス』を参照してください。

CREATE PROCEDURE文のcall_specでライブラリを使用したり、パッケージまたは型でプロシージャを宣言する際にライブラリを使用するには、ライブラリに対するEXECUTEオブジェクト権限とCREATE PROCEDUREシステム権限が必要です。CREATE PROCEDURE文のcall_specの詳細は、『Oracle Database PL/SQL言語リファレンス』を参照してください。

call_specで定義したプロシージャまたはファンクション(パッケージまたは型で定義したプロシージャまたはファンクションを含む)を実行するには、そのプロシージャまたはファンクションに対するEXECUTEオブジェクト権限が必要です(ただし、ライブラリに対するEXECUTEオブジェクト権限は不要です)。

構文

ライブラリはPL/SQLを使用して定義されます。このため、このマニュアルの構文図ではSQLキーワードのみを示します。PL/SQLの構文、セマンティクスおよび例については、『Oracle Database PL/SQL言語リファレンス』を参照してください。

create_library::=

create_library.gifの説明が続きます。
図「create_library.gif」の説明

(plsql_sourceについては、『Oracle Database PL/SQL言語リファレンス』を参照してください。)

セマンティクス

OR REPLACE

OR REPLACEを指定すると、既存のライブラリを再作成できます。この句を指定した場合、既存のライブラリに付与されているオブジェクト権限を削除、再作成および再付与しなくても、ライブラリの定義を変更できます。

再定義したライブラリに対して権限を付与されていたユーザーは、権限を再付与されなくてもライブラリにアクセスできます。

plsql_source

plsql_sourceの構文およびセマンティクスについては、『Oracle Database PL/SQL言語リファレンス』を参照してください。