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Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
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V$ASM_FILE

Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)インスタンスの場合、V$ASM_FILEは、Oracle ASMインスタンスによってマウントされる各ディスク・グループのファイルごとに1行を表示します。たとえば、3つのディスク・グループがあり、それぞれに5つのファイルがある場合、15行が表示されます(問合せがWHERE句で修飾されていない場合)。

データ型 説明
GROUP_NUMBER NUMBER ファイルを含むディスク・グループの番号(複合主キー)
FILE_NUMBER NUMBER ディスク・グループ内のファイルの番号(複合主キー)
COMPOUND_INDEX NUMBER 上位8ビットがディスク・グループ番号、下位24ビットがファイル番号で構成される32ビットの番号(ビューへのアクセスを容易にする)
INCARNATION NUMBER ファイルのインカネーション番号(複合主キー)
BLOCK_SIZE NUMBER ファイルのブロック・サイズ(バイト)
BLOCKS NUMBER ファイル内のブロック数
BYTES NUMBER ファイル内のバイト数
SPACE NUMBER ファイルに割り当てられたバイト数
TYPE VARCHAR2(64) ファイルのタイプ。指定可能な値は次のとおりです。
  • CONTROLFILE

  • DATAFILE

  • ONLINELOG

  • ARCHIVELOG

  • TEMPFILE

  • BACKUPSET

  • XTRANSPORT

  • PARAMETERFILE

  • DATAGUARDCONFIG

  • FLASHBACK

  • CHANGETRACKING

  • DUMPSET

  • AUTOBACKUP

REDUNDANCY VARCHAR2(6) ファイルの冗長性:
  • UNPROT

  • MIRROR

  • HIGH

STRIPED VARCHAR2(6) ファイルのストライプ化方法:
  • FINE

  • COARSE

CREATION_DATE DATE ファイルの作成日
MODIFICATION_DATE DATE 書込みのために最後にオープン/クローズされた日付(近似の時間に切り下げ)
REDUNDANCY_LOWERED VARCHAR2(1) ファイルの冗長性が予想より低いかどうか(Y | N)。ファイルの1つ以上のデータ・エクステントが、管理者によって指定されたレベルでミラー化されない場合、そのファイルの冗長性が低下したと考えられる。保護対象外ファイルの場合、データ・エクステント全体が欠落する可能性がある。この列のもう1つの可能な値は(U)で、不明を意味する。

この列は非推奨で、常にUの値が表示される。

PERMISSIONS VARCHAR2(16) ファイルのアクセス権(ユーザー、グループ、その他の順)
USER_NUMBER NUMBER ユーザー番号
USER_INCARNATION NUMBER ユーザーのインカネーション番号
USERGROUP_NUMBER NUMBER ユーザー・グループ番号
USERGROUP_INCARNATION NUMBER ユーザー・グループのインカネーション番号
PRIMARY_REGION VARCHAR2(4) プライマリ・エクステントの割当てに使用されているリージョン:
  • HOT

  • COLD

MIRROR_REGION VARCHAR2(4) ミラー・エクステントの割当てに使用されているリージョン:
  • HOT

  • COLD

HOT_READS NUMBER ファイルのホット・リージョンからの読取り数
HOT_WRITES NUMBER ファイルのホット・リージョンへの書込み数
HOT_BYTES_READ NUMBER ファイルのホット・リージョンからの読取りバイト数
HOT_BYTES_WRITTEN NUMBER ファイルのホット・リージョンへの書込みバイト数
COLD_READS NUMBER ファイルのコールド・リージョンからの読取り数
COLD_WRITES NUMBER ファイルのコールド・リージョンへの書込み数
COLD_BYTES_READ NUMBER ファイルのコールド・リージョンからの読取りバイト数
COLD_BYTES_WRITTEN NUMBER ファイルのコールド・リージョンへの書込みバイト数