V$BACKUP_ASYNC_IO
は、実行中および最近完了したRMANのバックアップおよびリストアに関するパフォーマンス情報を示します。それぞれのバックアップについて、入力データ・ファイルごとに1行、すべてのデータ・ファイルの集計合計パフォーマンスに1行、および出力バックアップ・ピースに1行含まれています。このデータは永続的には格納されず、インスタンスが再起動された場合には保持されません。
関連項目: バックアップ・パフォーマンスのチューニングにこの表を使用する方法については、『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』を参照してください。 |
列 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
SID |
NUMBER |
バックアップまたはリストアを行うセッションのOracle SID |
SERIAL |
NUMBER |
バックアップまたはリストアを行うSIDの使用回数 |
USE_COUNT |
NUMBER |
異なるバックアップ・セットから行を識別するために使用されるカウンタ |
RMAN_STATUS_RECID |
NUMBER |
所有V$RMAN_STATUS レコードID |
RMAN_STATUS_STAMP |
NUMBER |
所有V$RMAN_STATUS レコード・スタンプ |
DEVICE_TYPE |
VARCHAR2(17) |
ファイルが位置するデバイスのタイプ |
TYPE |
VARCHAR2(9) |
INPUT 、OUTPUT またはAGGREGATE |
STATUS |
VARCHAR2(11) |
NOT STARTED 、IN PROGRESS またはFINISHED |
FILENAME |
VARCHAR2(513) |
読取りまたは書込みが行われているバックアップ・ファイル名 |
SET_COUNT |
NUMBER |
読取りまたは書込みが行われているバックアップ・セット数 |
SET_STAMP |
NUMBER |
読取りまたは書込みが行われているバックアップ・セット・スタンプ |
BUFFER_SIZE |
NUMBER |
ファイルの読取りまたは書込みに使用されているバッファのサイズ(バイト) |
BUFFER_COUNT |
NUMBER |
ファイルの読取りまたは書込みに使用されているバッファ数 |
TOTAL_BYTES |
NUMBER |
ファイルに読取りまたは書込みが行われる合計のバイト数(わかっている場合)。不明な場合は、NULL。 |
OPEN_TIME |
DATE |
ファイルがオープンされた時刻。TYPE ='AGGREGATE 'の場合、一括して最初のファイルがオープンされた時刻。 |
CLOSE_TIME |
DATE |
ファイルがクローズされた時刻。TYPE ='AGGREGATE 'の場合、一括して前回のファイルがクローズされた時刻。 |
ELAPSED_TIME |
NUMBER |
ファイルがオープンされた1/100秒単位の時刻 |
MAXOPENFILES |
NUMBER |
同時に使用中のDISKファイル数。この値は、TYPE ='AGGREGATE 'の行にのみ存在する。 |
BYTES |
NUMBER |
これまでに読取りまたは書込みが行われたバイト数 |
EFFECTIVE_BYTES_PER_SECOND |
NUMBER |
バックアップ時にこのデバイスを使用してアーカイブされたI/Oの割合 |
IO_COUNT |
NUMBER |
このファイルに実行されたI/Oの数 |
READY |
NUMBER |
バッファがすぐに使用する準備をした非同期要求の数 |
SHORT_WAITS |
NUMBER |
バッファがすぐに使用可能にならず、I/O完了の非ブロック化ポール後に使用可能になった回数 |
SHORT_WAIT_TIME_TOTAL |
NUMBER |
I/O完了の非ブロック化ポールによって経過した1/100秒単位の合計時間 |
SHORT_WAIT_TIME_MAX |
NUMBER |
I/O完了の非ブロック化ポールによって経過した1/100秒単位の最大時間 |
LONG_WAITS |
NUMBER |
バッファがすぐに使用可能にならず、ブロッキング待機が発行された後で使用可能になった回数 |
LONG_WAIT_TIME_TOTAL |
NUMBER |
I/O完了のブロッキング待機によって経過した1/100秒単位の合計時間 |
LONG_WAIT_TIME_MAX |
NUMBER |
I/O完了のブロッキング待機によって経過した1/100秒単位の最大時間 |