V$BACKUP_PIECEは、制御ファイルからのバックアップ・ピースに関する情報を示します。各バックアップ・セットは、1つ以上のバックアップ・ピースで構成されます。
| 列 | データ型 | 説明 | 
|---|---|---|
| RECID | NUMBER | バックアップ・ピース・レコードID | 
| STAMP | NUMBER | バックアップ・ピース・レコード・スタンプ | 
| SET_STAMP | NUMBER | バックアップ・セット・スタンプ | 
| SET_COUNT | NUMBER | バックアップ・セット数 | 
| PIECE# | NUMBER | バックアップ・ピース番号(1からN) | 
| COPY# | NUMBER | 多重化が使用可能な状態で作成されたバックアップ・ピースのコピー数を示す。バックアップ・ピースが多重化されていない場合、1。 | 
| DEVICE_TYPE | VARCHAR2(17) | バックアップ・ピースが保管されるデバイスのタイプ。DISKに設定されている場合、バックアップ・セットがディスク上にあることを示す。 関連項目: | 
| HANDLE | VARCHAR2(513) | リストア時にバックアップ・ピースを識別するバックアップ・ピース・ハンドル | 
| COMMENTS | VARCHAR2(64) | オペレーティング・システムまたは記憶域サブシステムが戻すコメント。NULLに設定されている場合、バックアップ・ピースがディスク上にあることを示す。この値は情報提供用であり、リストアには不要。 | 
| MEDIA | VARCHAR2(65) | バックアップ・ピースが保管されるメディア名。この値は情報提供用であり、リストアには不要。 | 
| MEDIA_POOL | NUMBER | コピーが保管されるメディア・プール。Recovery Managerの BACKUPコマンドのPOOLオペランドに入力された値と同じ。 | 
| CONCUR | VARCHAR2(3) | ( YES|NO)ピースが、同時にアクセスできるメディア上にあるかどうかを示す。 | 
| TAG | VARCHAR2(32) | バックアップ・ピース・タグ。タグはバックアップ・セット・レベルで指定され、ピース・レベルで格納される。 | 
| STATUS | VARCHAR2(1) | ピースの状態: A- 使用可能、D- 削除済、X- 期限切れ | 
| START_TIME | DATE | 開始時刻 | 
| COMPLETION_TIME | DATE | 終了時刻 | 
| ELAPSED_SECONDS | NUMBER | 秒単位の経過時間 | 
| DELETED | VARCHAR2(3) | ( YES/NO)NOの場合、ファイルがまだ存在することを示す。YESの場合、ファイルが削除されて存在しないことを示す。 | 
| BYTES | NUMBER | バックアップ・ピースのサイズ(バイト) | 
| IS_RECOVERY_DEST_FILE | VARCHAR2(3) | ファイルが高速リカバリ領域に作成されたかどうか( YES|NO) | 
| RMAN_STATUS_RECID | NUMBER | 所有 V$RMAN_STATUSレコードID | 
| RMAN_STATUS_STAMP | NUMBER | 所有 V$RMAN_STATUSレコード・スタンプ | 
| COMPRESSED | VARCHAR2(3) | バックアップ・ピースが圧縮されるかどうか( YES|NO) | 
| BACKED_BY_VSS | VARCHAR2(3) | ファイルがVolume Shadow Copy Service(VSS)によってバックアップされたかどうか。この列は内部での使用のために確保される。 | 
| ENCRYPTED | VARCHAR2(3) | 値が YESの場合は暗号化バックアップであること、それ以外の場合は暗号化バックアップでないことを示す。 | 
| BACKED_BY_OSB | VARCHAR2(3) | 値が YESの場合はOracle Secure Backupにバックアップが行われたことを示す。それ以外の場合は、他のサード・パーティのテープ・ライブラリにバックアップされている。 |