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Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
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V$BACKUP_SET

V$BACKUP_SETは、制御ファイルからのバックアップ・セットに関する情報を示します。バックアップ・セットが正常に完了した後で、バックアップ・セット・レコードが挿入されます。

データ型 説明
RECID NUMBER バックアップ・セット・レコードID
STAMP NUMBER バックアップ・セット・レコードのスタンプ
SET_STAMP NUMBER バックアップ・セット・スタンプ。バックアップ・セット・スタンプおよびバックアップ・セット数によって、バックアップ・セットが一意に識別される。

V$BACKUP_SET表の主キーおよびV$BACKUP_PIECEV$BACKUP_DATAFILEV$BACKUP_REDOLOGV$BACKUP_CORRUPTION表の外部キー。

SET_COUNT NUMBER バックアップ・セット数。バックアップ・セット数は、新規のバックアップ・セットが開始されるたびに1つずつ増加する(バックアップ・セットが完了しなければ、数値は無効になる)。制御ファイルが再作成される場合、カウント数は1にリセットされる。このため、カウントはスタンプとともに使用して、バックアップ・セットを一意に識別する必要がある。

V$BACKUP_SET表の主キーおよびV$BACKUP_PIECEV$BACKUP_DATAFILEV$BACKUP_REDOLOGV$BACKUP_CORRUPTION表の外部キー。

BACKUP_TYPE VARCHAR2(1) このバックアップ内にあるファイルのタイプ。バックアップ内にアーカイブREDOログがある場合、値はL。データ・ファイルの全体バックアップの場合、値はD。増分バックアップの場合、値はI
CONTROLFILE_INCLUDED VARCHAR2(3) このバックアップ・セットに制御ファイルが含まれている場合、YESに設定される。それ以外の場合は、NOに設定される。
INCREMENTAL_LEVEL NUMBER データベースのバックアップ計画におけるこのバックアップ・セットの位置。データファイル全体、アーカイブログ、制御ファイルおよびspfileのバックアップはNULLに設定され、データファイルのレベル0の増分バックアップは0に設定され、データファイルのレベル1の増分バックアップは1に設定される。
PIECES NUMBER バックアップ・セット内の異なるバックアップ・ピース数
START_TIME DATE 開始時刻
COMPLETION_TIME DATE このバックアップ・セットが完了した時刻
ELAPSED_SECONDS NUMBER 秒単位の経過時間
BLOCK_SIZE NUMBER バックアップ・セットのブロック・サイズ
INPUT_FILE_SCAN_ONLY VARCHAR2(3) YESの場合、データ・ファイルが読み込まれ、バックアップは実際に行われていないことを示す。NOの場合、通常のバックアップが行われていることを示す。
KEEP VARCHAR2(3) (YES | NO)このバックアップ・セットが、構成保存方針の値とは異なる保存方針を持つかどうかを示す。
KEEP_UNTIL DATE KEEP_UNTIL_TIMEが指定されている場合、バックアップの保存期限を示す。この列がNULLの場合、バックアップが期限切れにならない。
KEEP_OPTIONS VARCHAR2(10) このバックアップ・セット用の追加保存オプション。表示される値:

LOGS - このバックアップのリカバリに必要なログが保存される。

NOLOGS - このバックアップのリカバリに必要なログが保存されない。

BACKUP_LOGS - このバックアップ・セットをサポートするためのアーカイブ・ログ・バックアップが存在する。

MULTI_SECTION VARCHAR2(3) このバックアップ・セットがマルチセクション・バックアップであるかどうかを示す。有効な値はYESおよびNO。マルチセクション・バックアップとは、複数のバックアップ・ピースが複数のチャネルによってパラレルで独立して作成されるバックアップ。