V$CACHE_TRANSFER
は、V$CACHE
ビューと似ていますが、すでに1回以上pingされたブロックのみを示します。このビューは、特定のデータベース・オブジェクトに関連した現行インスタンスのSGA内の各ブロックのブロック・ヘッダー情報を示します。これは、Real Application Clustersのビューです。
列 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
FILE# |
NUMBER |
データ・ファイル識別子番号(ファイル名を確認するには、DBA_DATA_FILES またはV$DBFILE を問い合せる) |
BLOCK# |
NUMBER |
ブロック番号 |
CLASS# |
NUMBER |
クラス番号 |
STATUS |
VARCHAR2(6) |
ブロックの状態:
|
XNC |
NUMBER |
別のインスタンスとの競合によるPCMロック変換数。この列は廃止されたが、旧バージョンとの互換性を保つために残されている。 |
FORCED_READS |
NUMBER |
別のインスタンスによってブロックに対するロックが排他モードで要求されて、ブロックがこのインスタンスのキャッシュ外に強制的に出されたため、このブロックをキャッシュから再度読み取ることが必要になった回数 |
FORCED_WRITES |
NUMBER |
このインスタンスが使用していたブロックに対して、別のインスタンスが競合モードによるロックを要求したために、GCSがこのブロックをキャッシュに書き込むことが必要になった回数 |
NAME |
VARCHAR2(30) |
ブロックが設定されているデータベース・オブジェクトの名前 |
PARTITION_NAME |
VARCHAR2(30) |
非パーティション・オブジェクトの場合はNULL |
KIND |
VARCHAR2(15) |
データベース・オブジェクトの型
関連項目: 表8-1 |
OWNER# |
NUMBER |
所有者番号 |
GC_ELEMENT_ADDR |
RAW(4 | 8) |
バッファを対象としているPCMロックを含むロック要素のアドレス。複数のバッファが同じアドレスを持っている場合、これらのバッファは同じPCMロックの対象になる。 |
GC_ELEMENT_NAME |
NUMBER |
バッファを対象としているPCMロックを含むロックの名前 |