V$DB_OBJECT_CACHEは、ライブラリ・キャッシュ内にキャッシュされるデータベース・オブジェクトを示します。オブジェクトには、表および索引、クラスタ、シノニム定義、PL/SQLプロシージャ、パッケージ、トリガーなどがあります。
| 列 | データ型 | 説明 | 
|---|---|---|
| OWNER | VARCHAR2(64) | オブジェクトの所有者 | 
| NAME | VARCHAR2(1000) | オブジェクト名 | 
| DB_LINK | VARCHAR2(64) | データベース・リンク名(存在する場合) | 
| NAMESPACE | VARCHAR2(64) | オブジェクトのライブラリ・キャッシュのネームスペース: TABLE/PROCEDURE、BODY、TRIGGER、INDEX、CLUSTER、OBJECT | 
| TYPE | VARCHAR2(64) | オブジェクトの型: INDEX、TABLE、CLUSTER、VIEW、SET、SYNONYM、SEQUENCE、PROCEDURE、FUNCTION、PACKAGE、PACKAGE BODY、TRIGGER、CLASS、OBJECT、USER、DBLINK | 
| SHARABLE_MEM | NUMBER | オブジェクトによってコンシュームされた共有プール内の共有可能メモリーの量 | 
| LOADS | NUMBER | オブジェクトがロードされた回数。この回数には、オブジェクトが無効になった場合も含まれる。 | 
| EXECUTIONS | NUMBER | 未使用 関連項目: 実際の実行回数を確認するには、「V$SQLAREA」を参照。 | 
| LOCKS | NUMBER | 現在このオブジェクトをロックしているユーザーの数 | 
| PINS | NUMBER | 現在このオブジェクトを確保しているユーザーの数 | 
| KEPT | VARCHAR2(3) | ( YES|NO)このオブジェクトがPL/SQLプロシージャDBMS_SHARED_POOL.KEEPによって保持(永続的にメモリーに確保)されているかどうか。 | 
| CHILD_LATCH | NUMBER | オブジェクトを保護している子ラッチ番号。この列は廃止されたが、旧バージョンとの互換性を保つために残されている。 | 
| INVALIDATIONS | NUMBER | 依存するオブジェクトが修正されたために、このネームスペース内のオブジェクトに無効のマークが付いた合計回数 | 
| HASH_VALUE | NUMBER | オブジェクトのハッシュ値 | 
| LOCK_MODE | VARCHAR2(9) | オブジェクトの現在のロック・モード | 
| PIN_MODE | VARCHAR2(9) | オブジェクトの現在の確保モード | 
| STATUS | VARCHAR2(19) | オブジェクトの状態 | 
| TIMESTAMP | VARCHAR2(19) | オブジェクト指定時のタイムスタンプ | 
| PREVIOUS_TIMESTAMP | VARCHAR2(19) | 前のオブジェクト指定時のタイムスタンプ | 
| LOCKED_TOTAL | NUMBER | オブジェクトがロックされた合計回数 | 
| PINNED_TOTAL | NUMBER | オブジェクトが確保された合計回数 |