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Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
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V$DISPATCHER_RATE

V$DISPATCHER_RATEは、ディスパッチャ・プロセスによって実行される、アクティビティの数に関する割合の統計情報を示します。収集されたサンプルには、アクティビティ固有のTTL情報(TTL_*列)があります。統計情報は、次の2種類の時間間隔でレポートされます。

収集時は、サンプルがカレントとなります。TTLが経過すると、サンプルは、履歴になります。各アクティビティのタイプは、統計情報のレポート時に、固有のスケール(SCALE_*列で表される)を持ちます。

データ型 説明
NAME VARCHAR2(4) ディスパッチャ・プロセス名
PADDR RAW(4 | 8) ディスパッチャ・プロセスのアドレス
CUR_LOOP_RATE NUMBER ディスパッチャがディスパッチャ・ループ中に反復する割合。過去のTTL_LOOPSを経て、反復/SCALE_LOOPSでレポートされる。
CUR_EVENT_RATE NUMBER ディスパッチャがディスパッチャ・イベントを処理する割合。過去のTTL_LOOPSを経て、イベント/SCALE_LOOPSでレポートされる。このようなディスパッチャ・イベントには、ネットワーク・イベントおよび共有サーバー要求が含まれる。
CUR_EVENTS_PER_LOOP NUMBER ディスパッチャがディスパッチャ・ループ中の各反復において処理するイベントの平均数。過去のTTL_LOOPSを経て、イベント/反復でレポートされる。
CUR_MSG_RATE NUMBER ディスパッチャがクライアントと共有サーバー間でメッセージをリレーする割合。過去のTTL_MSGを経て、メッセージ/SCALE_MSGでレポートされる。
CUR_SVR_BUF_RATE NUMBER ディスパッチャが共有サーバーにバッファをリレーする割合。過去のTTL_SVR_BUFを経て、メッセージ/SCALE_SVR_BUFでレポートされる。
CUR_SVR_BYTE_RATE NUMBER ディスパッチャが共有サーバーにデータをリレーする割合。過去のTTL_SVR_BUFを経て、バイト/SCALE_SVR_BUFでレポートされる。
CUR_SVR_BYTE_PER_BUF NUMBER 共有サーバーにリレーされる、各バッファ内でのデータ型の平均数。過去のTTL_SVR_BUFを経て、バイト/バッファでレポートされる。
CUR_CLT_BUF_RATE NUMBER クライアントにバッファをリレーするディスパッチャの割合。過去のTTL_CLT_BUFを経て、バッファ/SCALE_CLT_BUFでレポートされる。
CUR_CLT_BYTE_RATE NUMBER クライアントにデータをリレーするディスパッチャの割合。過去のTTL_CLT_BUFを経て、バイト/SCALE_CLT_BUFでレポートされる。
CUR_CLT_BYTE_PER_BUF NUMBER クライアントにリレーされる、各バッファ内でのデータ型の平均数。過去のTTL_CLT_BUFを経て、バイト/バッファでレポートされる。
CUR_BUF_RATE NUMBER ディスパッチャが、クライアントまたは共有サーバーのいずれかにバッファをリレーする割合。過去のTTL_BUFを経て、バイト/SCALE_BUFでレポートされる。
CUR_BYTE_RATE NUMBER ディスパッチャが、クライアントまたは共有サーバーのいずれかにデータをリレーする割合。過去のTTL_BUFを経て、バイト/SCALE_BUFでレポートされる。
CUR_BYTE_PER_BUF NUMBER クライアントまたは共有サーバーにリレーされる、各バッファ内でのデータの平均数。過去のTTL_BUFを経て、バイト/バッファでレポートされる。
CUR_IN_CONNECT_RATE NUMBER 着信接続要求を受け入れるディスパッチャの割合。過去のTTL_IN_CONNECTを経て、接続/SCALE_IN_CONNECTでレポートされる。
CUR_OUT_CONNECT_RATE NUMBER アウトバウンド接続を確立するディスパッチャの割合。過去のTTL_OUT_CONNECTを経て、接続/SCALE_OUT_CONNECTでレポートされる。
CUR_RECONNECT_RATE NUMBER 接続プーリングの設定における、ディスパッチャに再接続するクライアントの割合。過去のTTL_RECONNECTを経て、再接続/SCALE_RECONNECTでレポートされる。
MAX_LOOP_RATE NUMBER ディスパッチャがディスパッチ・ループ中に反復した割合の最大値。過去のTTL_LOOPSを除くディスパッチャの存続期間を経て、反復/SCALE_LOOPSでレポートされる。
MAX_EVENT_RATE NUMBER ディスパッチャがディスパッチャ・イベントを処理した割合の最大値。過去のTTL_LOOPSを除くディスパッチャの存続期間を経て、イベント/SCALE_LOOPSでレポートされる。
MAX_EVENTS_PER_LOOP NUMBER ディスパッチャが、ディスパッチ・ループ中の1つの反復で処理されたイベントの最大数。ディスパッチャの存続期間を経て、イベント/反復でレポートされる。
MAX_MSG_RATE NUMBER ディスパッチャがクライアントおよび共有サーバー間でメッセージをリレーした割合の最大値。過去のTTL_MSGを除くディスパッチャの存続期間を経て、メッセージ/SCALE_MSGでレポートされる。
MAX_SVR_BUF_RATE NUMBER ディスパッチャが共有サーバーにバッファをリレーした割合の最大値。過去のTTL_SVR_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バッファ/SCALE_SVR_BUFでレポートされる。
MAX_SVR_BYTE_RATE NUMBER ディスパッチャが共有サーバーにデータをリレーした割合の最大値。過去のTTL_SVR_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バイト/SCALE_SVR_BUFでレポートされる。
MAX_SVR_BYTE_PER_BUF NUMBER ディスパッチャがクライアントにリレーした1つのバッファ内でのデータの最大バイト数。ディスパッチャの存続期間を経て、バイト/バッファでレポートされる。
MAX_CLT_BUF_RATE NUMBER ディスパッチャがクライアントまたは共有サーバーにバッファをリレーした割合の最大値。過去のTTL_CLT_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バッファ/SCALE_CLT_BUFでレポートされる。
MAX_CLT_BYTE_RATE NUMBER ディスパッチャがクライアントにバッファをリレーした割合の最大値。前回のTTL_CLT_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バイト/SCALE_CLT_BUFでレポートされる。
MAX_CLT_BYTE_PER_BUF NUMBER ディスパッチャがクライアントにリレーした1つのバッファ内でのデータの最大バイト数。ディスパッチャの存続期間を経て、バイト/バッファでレポートされる。
MAX_BUF_RATE NUMBER ディスパッチャがクライアントまたは共有サーバーのいずれかにバッファをリレーした割合の最大値。過去のTTL_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バッファ/SCALE_BUFでレポートされる。
MAX_BYTE_RATE NUMBER ディスパッチャがクライアントまたは共有サーバーのいずれかにデータをリレーした割合の最大値。過去のTTL_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バイト/SCALE_BUFでレポートされる。
MAX_BYTE_PER_BUF NUMBER ディスパッチャがクライアントまたは共有サーバーのいずれかにリレーした1つのバッファ内でのデータの最大バイト数。ディスパッチャの存続期間を経て、バイト/バッファでレポートされる。
MAX_IN_CONNECT_RATE NUMBER ディスパッチャがクライアントの着信接続要求を受け入れる割合の最大値。過去のTTL_IN_CONNECTを除くディスパッチャの存続期間を経て、接続/SCALE_IN_CONNECTでレポートされる。
MAX_OUT_CONNECT_RATE NUMBER ディスパッチャが発信接続要求を確立する割合の最大値。過去のTTL_OUT_CONNECTを除くディスパッチャの存続期間を経て、接続/SCALE_OUT_CONNECTでレポートされる。
MAX_RECONNECT_RATE NUMBER 接続プーリングの設定で、このディスパッチャに再接続するクライアントの割合の最大値。過去のTTL_RECONNECTを除くディスパッチャの存続期間を経て、再接続/SCALE_RECONNECT でレポートされる。
AVG_LOOP_RATE NUMBER ディスパッチャがディスパッチ・ループを反復した過去の平均割合。過去のTTL_LOOPSを除くディスパッチャの存続期間を経て、反復/SCALE_LOOPSでレポートされる。
AVG_EVENT_RATE NUMBER ディスパッチャがディスパッチャ・イベントを処理した過去の平均割合。過去のTTL_LOOPSを除くディスパッチャの存続期間を経て、イベント/SCALE_LOOPSでレポートされる。
AVG_EVENTS_PER_LOOP NUMBER ディスパッチャが、ディスパッチ・ループ中の1つの反復で処理されたイベントの過去の平均割合。過去のTTL_LOOPSを除くディスパッチャの存続期間を経て、イベント/反復でレポートされる。
AVG_MSG_RATE NUMBER ディスパッチャがクライアントおよび共有サーバー間でメッセージをリレーした過去の平均割合。過去のTTL_MSGを除くディスパッチャの存続期間を経て、メッセージ/SCALE_MSGでレポートされる。
AVG_SVR_BUF_RATE NUMBER ディスパッチャが共有サーバーにバッファをリレーした過去の平均割合。過去のTTL_SVR_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バッファ/SCALE_SVR_BUFでレポートされる。
AVG_SVR_BYTE_RATE NUMBER ディスパッチャが共有サーバーにデータをリレーした過去の平均割合。過去のTTL_SVR_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バイト/SCALE_SVR_BUFでレポートされる。
AVG_SVR_BYTE_PER_BUF NUMBER ディスパッチャが共有サーバーにリレーした1バッファ当たりのデータ・バイトの過去の平均数。過去のTTL_SVR_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バイト/バッファでレポートされる。
AVG_CLT_BUF_RATE NUMBER ディスパッチャがクライアントにバッファをリレーした過去の平均割合。過去のTTL_CLT_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バッファ/SCALE_CLT_BUFでレポートされる。
AVG_CLT_BYTE_RATE NUMBER ディスパッチャがクライアントにデータをリレーした過去の平均割合。過去のTTL_CLT_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バイト/SCALE_CLT_BUFでレポートされる。
AVG_CLT_BYTE_PER_BUF NUMBER ディスパッチャがクライアントにリレーした1バッファ当たりのデータ・バイトの過去の平均数。過去のTTL_CLT_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バイト/バッファでレポートされる。
AVG_BUF_RATE NUMBER ディスパッチャがクライアントまたは共有サーバーのいずれかにバッファをリレーした過去の平均割合。過去のTTL_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バッファ/SCALE_BUFでレポートされる。
AVG_BYTE_RATE NUMBER ディスパッチャがクライアントまたは共有サーバーのいずれかにデータをリレーした過去の平均割合。過去のTTL_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バイト/SCALE_BUFでレポートされる。
AVG_BYTE_PER_BUF NUMBER ディスパッチャがクライアントまたは共有サーバーのいずれかにリレーした1バッファ当たりのデータ・バイトの過去の平均数。過去のTTL_BUFを経て、バイト/バッファでレポートされる。
AVG_IN_CONNECT_RATE NUMBER ディスパッチャがクライアントの着信接続要求を受け入れた過去の平均割合。過去のTTL_IN_CONNECTを除くディスパッチャの存続期間を経て、接続/SCALE_IN_CONNECTでレポートされる。
AVG_OUT_CONNECT_RATE NUMBER ディスパッチャが発信接続要求を確立した過去の平均割合。過去のTTL_OUT_CONNECTを除くディスパッチャの存続期間を経て、接続/SCALE_OUT_CONNECTでレポートされる。
AVG_RECONNECT_RATE NUMBER 接続プーリングの設定で、このディスパッチャに再接続したクライアントの過去の平均割合。過去のTTL_RECONNECTを除くディスパッチャの存続期間を経て、再接続/SCALE_RECONNECTでレポートされる。
TTL_LOOPS NUMBER ループ・サンプルのTTLが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは10分。
TTL_MSG NUMBER メッセージ・サンプルのTTLが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは10秒。
TTL_SVR_BUF NUMBER サーバーへのバッファ・サンプルのTTLが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1秒。
TTL_CLT_BUF NUMBER クライアントへのバッファ・サンプルのTTLが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1秒。
TTL_BUF NUMBER クライアント/サーバーへのバッファ・サンプルのTTLが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1秒。
TTL_IN_CONNECT NUMBER インバウンド接続サンプルのTTLが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは10分。
TTL_OUT_CONNECT NUMBER アウトバウンド接続サンプルのTTLが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは10分。
TTL_RECONNECT NUMBER 再接続サンプルのTTLが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは10分。
SCALE_LOOPS NUMBER ループ統計情報のスケールが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1分。
SCALE_MSG NUMBER メッセージ統計情報のスケールが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1秒。
SCALE_SVR_BUF NUMBER サーバーへのバッファ統計情報のスケールが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1/10秒。
SCALE_CLT_BUF NUMBER クライアントへのバッファ統計情報のスケールが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1/10秒。
SCALE_BUF NUMBER クライアント/サーバーへのバッファ統計情報のスケールが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1/10秒。
SCALE_IN_CONNECT NUMBER インバウンド接続統計情報のスケールが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1分。
SCALE_OUT_CONNECT NUMBER アウトバウンド接続統計情報のスケールが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1分。
SCALE_RECONNECT NUMBER 再接続統計情報のスケールが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1分。