V$LATCH
は、親ラッチと子ラッチのラッチ名別の集計ラッチ統計を示します。個々の親ラッチと子ラッチの統計は、ビューV$LATCH_PARENT
およびV$LATCH_CHILDREN
に分かれています。
列 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
ADDR |
RAW(4 | 8) |
ラッチ・オブジェクトのアドレス |
LATCH# |
NUMBER |
ラッチ番号 |
LEVEL# |
NUMBER |
ラッチ・レベル |
NAME |
VARCHAR2(64) |
ラッチ名 |
HASH |
NUMBER |
ラッチ・ハッシュ |
GETS |
NUMBER |
ラッチが待機可能モードで要求された回数 |
MISSES |
NUMBER |
ラッチが待機可能モードで要求され、リクエスタが待機する必要があった回数 |
SLEEPS |
NUMBER |
ラッチの待機中に待機可能ラッチ要求によってセッションがスリープ状態になった回数 |
IMMEDIATE_GETS |
NUMBER |
ラッチが待機なしモードで要求された回数 |
IMMEDIATE_MISSES |
NUMBER |
待機なしのラッチ要求が失敗(ミス)した回数 |
WAITERS_WOKEN |
NUMBER |
この列は非推奨であるが、以前のリリースのOracleとの下位互換性用に残されている。この列にはデータは蓄積されず、値は常に0。 |
WAITS_HOLDING_LATCH |
NUMBER |
この列は非推奨であるが、以前のリリースのOracleとの下位互換性用に残されている。この列にはデータは蓄積されず、値は常に0。 |
SPIN_GETS |
NUMBER |
最初の試行に失敗したがスピン中に成功した待機可能ラッチ要求 |
SLEEP[1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11] |
NUMBER |
これらの列は非推奨であるが、以前のリリースのOracleとの下位互換性用に残されている。これらの列にはデータは蓄積されず、値は常に0。これらの列のかわりに、V$EVENT_HISTOGRAM ビューの該当する行(EVENT 列の値がlatch free またはlatch:% )を問い合せることができる。 |
WAIT_TIME |
NUMBER |
ラッチを待機中の経過時間(マイクロ秒) |