V$OSSTATは、オペレーティング・システムから取得したシステム使用率統計情報を示します。システム統計ごとに1行返されます。
| 列 | データ型 | 説明 | 
|---|---|---|
| STAT_NAME | VARCHAR2(64) | 統計名(表8-3を参照) | 
| VALUE | NUMBER | 瞬間統計値 | 
| OSSTAT_ID | NUMBER | 統計ID | 
| COMMENTS | VARCHAR2(64) | 統計に関するOS固有の追加説明 | 
| CUMULATIVE | VARCHAR2(3) | 統計が累積統計(時間の経過とともに累積されたもの)かどうか( YES|NO) | 
表8-3 V$OSSTAT統計情報
| 統計名 | 説明 | 
|---|---|
| NUM_CPUS | 使用可能なCPUまたはプロセッサの数 | 
| IDLE_TIME | すべてのプロセッサの合計アイドル時間(1/100秒) | 
| BUSY_TIME | すべてのプロセッサがユーザー・コードまたはカーネル・コードの実行に要した合計ビジー時間(1/100秒) | 
| USER_TIME | すべてのプロセッサがユーザー・コードの実行に要した合計ビジー時間(1/100秒) | 
| SYS_TIME | すべてのプロセッサがカーネル・コードの実行に要した合計ビジー時間(1/100秒) | 
| IOWAIT_TIME | すべてのプロセッサがI/O完了の待機に要した合計待機時間(1/100秒) | 
| NICE_TIME | すべてのプロセッサが優先順位の低いユーザー・コードの実行に要した合計ビジー時間(1/100秒) | 
| AVG_IDLE_TIME | すべてのプロセッサの平均アイドル時間(1/100秒) | 
| AVG_BUSY_TIME | すべてのプロセッサがユーザー・コードまたはカーネル・コードの実行に要した平均ビジー時間(1/100秒) | 
| AVG_USER_TIME | すべてのプロセッサがユーザー・コードの実行に要した平均ビジー時間(1/100秒) | 
| AVG_SYS_TIME | すべてのプロセッサがカーネル・コードの実行に要した平均ビジー時間(1/100秒) | 
| AVG_IOWAIT_TIME | すべてのプロセッサがI/O完了の待機に要した平均待機時間(1/100秒) | 
| AVG_NICE_TIME | すべてのプロセッサが優先順位の低いユーザー・コードの実行に要した平均ビジー時間(1/100秒) | 
| OS_CPU_WAIT_TIME | プロセスが準備完了状態で、オペレーティング・システムのスケジューラによる実行を待機中の合計待機時間(1/100秒) | 
| RSRC_MGR_CPU_WAIT_TIME | Oracleプロセスが準備完了状態で、現在アクティブなリソース・プランのコンシューマ・グループに対してCPUが使用可能になるのを待機中の合計待機時間(1/100秒) | 
| VM_IN_BYTES | 仮想メモリー・ページングが原因でページインされたデータの合計バイト数 | 
| VM_OUT_BYTES | 仮想メモリー・ページングが原因でページアウトされたデータの合計バイト数 | 
| PHYSICAL_MEMORY_BYTES | 物理メモリーの合計バイト数 | 
| LOAD | 現在動作中または準備完了状態で、オペレーティング・システムのスケジューラによる実行を待機しているプロセスの数。この統計値を見ると、通常、プラットフォームの平均ロードが分単位でわかる。 | 
| NUM_CPU_CORES | 使用可能なCPUコアの数(シングル・コアCPUの他、マルチコアCPUのサブコアも含まれる) | 
| NUM_CPU_SOCKETS | 使用可能なCPUソケットの数(これは、マルチスレッド・アーキテクチャかマルチコア・アーキテクチャかに関係なく、システム上のCPUチップの絶対数を表す) | 
| NUM_VCPUS | 使用可能な仮想CPUの数 | 
| NUM_LCPUS | 使用可能な論理CPUの数(ハードウェア・スレッドがオンになっている場合は、ハードウェア・スレッドを含む) | 
| TCP_SEND_SIZE_MIN | TCP送信バッファの最小サイズ | 
| TCP_SEND_SIZE_DEFAULT | TCP送信バッファのデフォルト・サイズ | 
| TCP_SEND_SIZE_MAX | TCP送信バッファの最大サイズ | 
| TCP_RECEIVE_SIZE_MIN | TCP受信バッファの最小サイズ | 
| TCP_RECEIVE_SIZE_DEFAULT | TCP受信バッファのデフォルト・サイズ | 
| TCP_RECEIVE_SIZE_MAX | TCP受信バッファの最大サイズ | 
| GLOBAL_SEND_SIZE_MAX | グローバル送信バッファの最大サイズ | 
| GLOBAL_RECEIVE_SIZE_MAX | グローバル受信バッファの最大サイズ | 
| 注意: NUM_CPUSおよびRSRC_MGR_CPU_WAIT_TIMEを除くすべての統計情報の可用性は、Oracle Databaseが実行されているオペレーティング・システム・プラットフォームによって異なります。 |