V$SHARED_POOL_RESERVED
は、共有プール内で確保済プールおよび領域をチューニングする場合に有効な統計情報を示します。
列 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
FREE_SPACE |
NUMBER |
確保済メモリー・リスト上の空き領域の合計サイズ脚注 1 |
AVG_FREE_SIZE |
NUMBER |
確保済メモリー・リストの空きメモリーの平均サイズ脚注 1 |
FREE_COUNT |
NUMBER |
確保済メモリー・リスト上のメモリーの空き部分の数脚注 1 |
MAX_FREE_SIZE |
NUMBER |
確保済メモリー・リスト上のメモリーの最大空き部分のサイズ脚注 1 |
USED_SPACE |
NUMBER |
確保済メモリー・リスト上の使用済メモリーの合計量脚注 1 |
AVG_USED_SIZE |
NUMBER |
確保済メモリー・リスト上の使用済メモリーの平均サイズ脚注 1 |
USED_COUNT |
NUMBER |
確保済メモリー・リスト上のメモリーの使用済部分の数脚注 1 |
MAX_USED_SIZE |
NUMBER |
確保済メモリー・リスト上のメモリーの最大使用済部分のサイズ脚注 1 |
REQUESTS |
NUMBER |
メモリーの空き部分を見つけるために、確保済メモリー・リストが検索された回数脚注 1 |
REQUEST_MISSES |
NUMBER |
要求を満たすだけのメモリーの空き部分が確保済メモリー・リストになく、LRUリストからオブジェクトのフラッシュを開始した回数脚注 1 |
LAST_MISS_SIZE |
NUMBER |
確保済メモリー・リストに要求を満たすだけのメモリーの空き部分がなく、LRUリストからオブジェクトのフラッシュを開始したときの、最後の要求ミスの要求サイズ。脚注 1 |
MAX_MISS_SIZE |
NUMBER |
確保済メモリー・リストに要求を満たすだけのメモリーの空き部分がなく、LRUリストからオブジェクトのフラッシュを開始したときの、最大の要求ミスの要求サイズ。脚注 1 |
REQUEST_FAILURES |
NUMBE |
要求を満たすためのメモリーを検出できなかった回数。内部フラッシュ(メモリーの解放に使用される)がメモリー要求を満たさない場合は、エラーORA-04031 が発生する。脚注 2 |
LAST_FAILURE_SIZE |
NUMBER |
最後に失敗した要求の要求サイズ。内部フラッシュ(メモリーの解放に使用される)がメモリー要求を満たさない場合は、エラーORA-04031 が発生する。脚注 2 |
ABORTED_REQUEST_THRESHOLD |
NUMBER |
オブジェクトをフラッシュせずにORA-04031 エラーを送信する要求の最小サイズ脚注 2 |
ABORTED_REQUESTS |
NUMBER |
オブジェクトをフラッシュせずにORA-04031 エラーを送信した要求の数脚注 2 |
LAST_ABORTED_SIZE |
NUMBER |
LRUリストからオブジェクトをフラッシュせずにORA-04031 エラーを戻した要求の最後のサイズ脚注 2 |
脚注 1 これらの列は、初期化パラメータSHARED_POOL_RESERVED_SIZE
に有効な値が設定されている場合にのみ有効です。
脚注 2 これらの列には、SHARED_POOL_RESERVED_SIZE
が設定されていなくても、有効となる値が設定されています。