V$XSTREAM_CAPTUREは、XStreamアウトバウンド・サーバーにLCRを送信する各取得プロセスに関する情報を示します。
| 注意:このビューでは、Oracle Streams適用プロセスにLCRを送信する取得プロセスに関する情報は表示されません。このような取得プロセスに関する情報を表示するには、 V$STREAMS_CAPTUREビューを問い合せます。 | 
| 列 | データ型 | 説明 | 
|---|---|---|
| SID | NUMBER | 取得プロセスのセッションID | 
| SERIAL# | NUMBER | 取得プロセス・セッションのセッション・シリアル番号 | 
| CAPTURE# | NUMBER | 取得プロセス番号。取得プロセスは、接頭辞 cpを持つOracleバックグラウンド・プロセスである。 | 
| CAPTURE_NAME | VARCHAR2(30) | 取得プロセスの名前 | 
| LOGMINER_ID | NUMBER | 取得プロセスに関連付けられたOracle LogMinerセッションのセッションID | 
| STARTUP_TIME | DATE | 取得プロセスの前回の開始時刻 | 
| STATE | VARCHAR2(551) | 取得プロセスの状態: 
 | 
| TOTAL_PREFILTER_DISCARDED | NUMBER | 破棄されたフィルタ済メッセージの合計数 | 
| TOTAL_PREFILTER_KEPT | NUMBER | 保持されたフィルタ済メッセージの合計数 | 
| TOTAL_PREFILTER_EVALUATIONS | NUMBER | フィルタ評価の合計数 | 
| TOTAL_MESSAGES_CAPTURED | NUMBER | 最後に取得プロセスが起動してから、詳細なルール評価のために、LogMinerから取得プロセスに渡されたREDOエントリの合計数。取得プロセスの事前フィルタ処理で変更を廃棄できない場合、取得プロセスはREDOエントリをメッセージに変換し、そのメッセージに対して詳細なルール評価を実行します。 | 
| CAPTURE_TIME | DATE | 最新のメッセージが取得された時刻 | 
| CAPTURE_MESSAGE_NUMBER | NUMBER | 最後に取得されたメッセージの番号 | 
| CAPTURE_MESSAGE_CREATE_TIME | DATE | 最後に取得されたメッセージの作成時刻 | 
| TOTAL_MESSAGES_CREATED | NUMBER | 割合を計算するために ELAPSED_LCR_TIMEに対応付けられた回数 | 
| TOTAL_FULL_EVALUATIONS | NUMBER | 割合を計算するために ELAPSED_RULE_TIMEに対応付けられた回数 | 
| TOTAL_MESSAGES_ENQUEUED | NUMBER | 取得プロセスの前回の開始後にエンキューされたメッセージの合計数 | 
| ENQUEUE_TIME | DATE | 最後のメッセージがエンキューされた時刻 | 
| ENQUEUE_MESSAGE_NUMBER | NUMBER | 最後にエンキューされたメッセージの番号 | 
| ENQUEUE_MESSAGE_CREATE_TIME | DATE | 最後にエンキューされたメッセージの作成時刻 | 
| AVAILABLE_MESSAGE_NUMBER | NUMBER | ローカルでの取得の場合は、最後にログ・ファイルにフラッシュされたREDOログのSCN。ダウンストリームでの取得の場合は、アーカイブREDOログ・ファイルを介して最後にLogMinerに追加されたSCN。 | 
| AVAILABLE_MESSAGE_CREATE_TIME | DATE | ローカルでの取得の場合は、そのSCNがログ・ファイルに書き込まれた時刻。ダウンストリームでの取得の場合は、最新のアーカイブREDOログ・ファイル(最新のSCNを含む)がLogMinerに追加された時刻。 | 
| ELAPSED_CAPTURE_TIME | NUMBER | 取得プロセスが前回開始された後の、REDOログ内で変更をスキャン中の経過時間(1/100秒) | 
| ELAPSED_RULE_TIME | NUMBER | 取得プロセスが前回開始された後のルール評価中の経過時間(1/100秒) | 
| ELAPSED_ENQUEUE_TIME | NUMBER | 取得プロセスが前回開始された後のメッセージのエンキュー中の経過時間(1/100秒) | 
| ELAPSED_LCR_TIME | NUMBER | 取得プロセスが前回開始された後のLCRの作成中の経過時間(1/100秒) | 
| ELAPSED_REDO_WAIT_TIME | NUMBER | WAITINGFORREDO状態にある取得プロセスが要した経過時間(1/100秒) | 
| ELAPSED_PAUSE_TIME | NUMBER | フロー制御停止の経過時間(1/100秒) | 
| STATE_CHANGED_TIME | DATE | 取得プロセスの状態が変更された時刻 | 
| SGA_USED | NUMBER | 割り当てられた容量( SGA_ALLOCATED)のうち、現在取得プロセスで使用されている共有メモリーの合計容量(バイト) | 
| SGA_ALLOCATED | NUMBER | 取得プロセスのStreamsプールから割り当てられた共有メモリーの合計容量(バイト) | 
| BYTES_OF_REDO_MINED | VARCHAR2(64) | 取得プロセスが前回開始された後にマイニングされたREDOデータの合計容量(バイト) | 
| SESSION_RESTART_SCN | VARCHAR2(64) | 取得プロセスが前回開始されたときにREDOデータのマイニングを開始したSCN | 
| 注意: ELAPSED_CAPTURE_TIME、ELAPSED_RULE_TIME、ELAPSED_ENQUEUE_TIME、ELAPSED_LCR_TIMEおよびELAPSED_REDO_WAIT_TIME列が移入されるのは、TIMED_STATISTICS初期化パラメータがtrueに設定されている場合か、STATISTICS_LEVEL初期化パラメータがTYPICALまたはALLに設定されている場合のみです。 | 
| 注意: V$XSTREAM_CAPTUREビューは、Oracle Database 11gリリース2(11.2.0.2)から使用可能です。 |