V$XSTREAM_OUTBOUND_SERVER
は、アウトバウンド・サーバーに関する統計情報を示します。アウトバウンド・サーバーは、XStreamクライアント・アプリケーションにLCRを送信します。
注意: V$XSTREAM_OUTBOUND_SERVER ビューでCOMMITTED_DATA_ONLY 列がYES の場合、V$STREAMS_APPLY_SERVER ビューは、アウトバウンド・サーバーのプロセスに関する追加情報、およびアウトバウンド・サーバーで使用される適用サーバーのバックグラウンド・プロセスに関する情報を示します。 |
列 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
SID |
NUMBER |
アウトバウンド・サーバー・セッションのセッションID |
SERIAL# |
NUMBER |
アウトバウンド・サーバー・セッションのシリアル番号 |
SPID |
VARCHAR2(12) |
クライアント・アプリケーションにLCRを送信するオペレーティング・システム・プロセスのプロセス識別番号 |
SERVER_NAME |
VARCHAR2(30) |
アウトバウンド・サーバー名 |
STARTUP_TIME |
DATE |
クライアント・アプリケーションがアウトバウンド・サーバーに接続された時刻 |
STATE |
VARCHAR2(37) |
アウトバウンド・サーバーの状態
状態で取得プロセスが示される場合、アウトバウンド・サーバーの変更を取得するのは取得プロセスです。状態で伝播が示される場合、XStreamクライアント・アプリケーションにLCRを送信するのはアウトバウンド・サーバーです。 |
XIDUSN |
NUMBER |
現在処理中のトランザクションのトランザクションIDのUNDOセグメント番号
この列は、 |
XIDSLT |
NUMBER |
現在処理中のトランザクションのトランザクションIDのスロット番号
この列は、 |
XIDSQN |
NUMBER |
現在処理中のトランザクションのトランザクションIDの順序番号
この列は、 |
COMMITSCN |
NUMBER |
現在処理中のトランザクションのコミットSCN
この列は、 |
TOTAL_TRANSACTIONS_SENT |
NUMBER |
前回クライアント・アプリケーションがアウトバウンド・サーバーに接続されてから、アウトバウンド・サーバーによってXStreamクライアント・アプリケーションに送信されたトランザクションの合計数
この列は、 |
MESSAGE_SEQUENCE |
NUMBER |
アウトバウンド・サーバーにより処理される現行LCRの番号。この値は、各トランザクションの開始時に1にリセットされる。
この列は、 |
TOTAL_MESSAGES_SENT |
NUMBER |
前回クライアント・アプリケーションがアウトバウンド・サーバーに接続されてから、アウトバウンド・サーバーによってXStreamクライアント・アプリケーションに送信されたLCRの合計数 |
SEND_TIME |
DATE |
アウトバウンド・サーバーによってLCRがXStreamクライアント・アプリケーションに最後に送信された時刻 |
LAST_SENT_MESSAGE_NUMBER |
NUMBER |
アウトバウンド・サーバーによってXStreamクライアント・アプリケーションに最後に送信されたLCRのメッセージ番号 |
LAST_SENT_MESSAGE_CREATE_TIME |
DATE |
アウトバウンド・サーバーによってクライアント・アプリケーションに最後に送信されたLCRのソース・データベースでの作成時刻 |
ELAPSED_SEND_TIME |
NUMBER |
前回クライアント・アプリケーションがアウトバウンド・サーバーに接続されてから、XStreamクライアント・アプリケーションにLCRを送信中の経過時間(1/100秒) |
COMMIT_POSITION |
RAW(64) |
現在処理中のトランザクションのコミット位置
この列は、 |
LAST_SENT_POSITION |
RAW(64) |
XStreamクライアント・アプリケーションに最後に送信されたLCRの位置
この列は、 |
BYTES_SENT |
NUMBER |
前回クライアント・アプリケーションがアウトバウンド・サーバーに接続されてから、アウトバウンド・サーバーによってXStreamクライアント・アプリケーションに送信されたバイトの合計数 |
COMMITTED_DATA_ONLY |
VARCHAR2(3) |
アウトバウンド・サーバーがXStreamクライアント・アプリケーションにコミット済トランザクションのLCRのみを送信できる場合、YES 。コミット済トランザクションとは、アセンブル済のインターリーブされないトランザクションで、ロールバックが実行されない。
アウトバウンド・サーバーがXStreamクライアント・アプリケーションに、まだコミットされていないトランザクションのLCRを送信できる場合、 |
注意: V$XSTREAM_OUTBOUND_SERVER ビューは、Oracle Database 11gリリース2(11.2.0.2)から使用可能です。 |